【プロ直伝】移動平均線の最適な設定値とは。設定変更の方法についても解説します

こんにちは。インテク事務局です。

移動平均線の設定について、皆さんは変更したり考えたりしたことはありますか?

移動平均線の期間設定は、各証券会社によって初期設定値が異なります。

そのため、自分に合った移動平均線の期間設定に変更することで、トレードの精度を高めることが可能です。

目次

移動平均線について

そもそも、移動平均線とは、ある一定期間内での終値の平均値をチャート上に表した折れ線グラフのことを言います。

移動平均線を表示したチャート

移動平均線は、ローソク足とセットで活用することが一般的な使い方になります。

例えば、5日移動平均線であれば5日間の株価の終値の平均値を線で結んで表示した状態を表しています。

上記の図の中でいうと、ちょうど赤い移動平均線が5日移動平均線です。

上記の図では、赤、緑、青、紫で移動平均線に設定していますが、この色も変更することが可能です。

移動平均線の見方

移動平均線の最もオーソドックスな見方としては、移動平均線の向きを元にトレンドを判断するという使い方です。

例えば、上図でいうと、全ての移動平均線が上向きのため、この部分は上昇トレンドと判断することができます。

逆に、全ての移動平均線が下向きの時は下落トレンドと判断することができます。

移動平均線の活用方法や見方については【株技術】プロトレーダー直伝! 移動平均線を使いこなそうの中でも詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

証券会社の初期設定で使われることが多い移動平均線の期間設定はこの3つ

証券会社のチャートを見た場合、初期設定では5日移動平均線、25日移動平均線、75日移動平均線の3つが設定されていることが多いようです。

これは、過去に株式市場が土曜日も営業していた名残であるといえます。

25日は土曜日を含めた約1ヶ月間の平均値、75日は約3ヶ月間の平均値という形で、土曜の営業も含めた形になっていることが多かったようです。

SBI証券チャートデフォルトの設定

ちなみに、2021年時点で一番口座開設数が多いSBI証券のチャートではこのように移動平均線が表示されています。
※口座開設数のデータはIT mediaビジネスオンラインより引用:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2103/22/news130.html

SBI証券の場合は、5日、25日、50日で設定されているようですね。

基本的に、どの証券会社でもチャートは見れますが、見やすいチャートと見にくいと感じるチャートがあるかと思うので、自分にあったチャートツールを見つけてみるとよいでしょう。

ちなみに、当サイトの監修者である株歴40年のプロトレーダー相場師朗(あいばしろう)先生がよく使われているのは、パンローリングのチャートギャラリーというチャートソフトになります。

プロがおススメの移動平均線の期間設定とは

相場師朗(あいばしろう)先生が使う移動平均線は、5日移動平均線、20日移動平均線、60日移動平均線、100日移動平均線の4つがメインとなります。

なぜこの4つの移動平均線をメインに使っているかというと、前述のように過去土曜日に営業していた株式市場の名残を排除した設定をされているからです。

5日移動平均線は1週間、同様に20日は約1ヶ月、60日は約3ヶ月で、100日は約半年の株価推移を把握するために役立てられます。

では、なぜ複数の移動平均線を設定する必要があるのでしょうか?

複数の移動平均線の期間を設定するメリット

複数の移動平均線を設定するメリットは、設定した期間内でのトレンドを把握することができるからです。

移動平均線は上昇や下落のトレンドを把握するために役立つ指標ですが、複数の移動平均線を設定しておくことで、長期、中期、短期でそれぞれトレンドがどのようになっているかを把握することができるのです。

5日移動平均線では短期的なトレンドを把握し、20日移動平均線では中期的なトレンドの把握をすることができます。

同様に、60日移動平均線で長期のトレンド、100日移動平均線ではより長期のトレンドを把握することができます。

この時注意していただきたいのが、より長期のトレンドの方が流れが強いことが多いということです。

日足、週足、月足で移動平均線の設定は変えた方がいい?

ローソク足の期間(日足、週足、月足)を変えたときに、移動平均線の設定はどうすればいいのかと感じるかもしれませんが、基本的には全て5、20、60、100の設定で問題ありません。

これは、デイトレードをする場合で分足や時間足を使う場合でも同じです。

実際にトレードをしてみたり、過去の株価チャートを見てみると、この4本の移動平均線が上手く機能していることを実感いただけるはずです。

もちろん、トレードに100%ということはあり得ないので、これらの移動平均線通りに株価が全て動くということはありませんが、基本となる移動平均線をこの4本設定しておくことで、今後の株価推移や方向感などの予測をしやすくなるでしょう。

移動平均線の期間設定は変更することができる

SBI証券のチャートでは、初期設定で5日、25日、50日の3つが設定されているとお伝えしましたが、この移動平均線の設定は変更することが可能です。

初期設定のまま使われている方もいらっしゃるかと思いますが、前述の通りプロトレーダーである相場先生が使っている移動平均線のように、期間設定を変更することができるのです。

実際に、自分自身で設定を変更してみて、トレードの判断をしやすい株価チャートの設定を見つけることができれば、より効率的にトレードをしていくことができるでしょう。

移動平均線の期間設定の変更方法

では、実際にどのように移動平均線の期間設定を変更することができるのか。

ここでは、国内口座開設数が最も多いSBI証券のHYPER SBIとパンローリングのチャートギャラリーでの移動平均線の期間設定の変更方法を見ていきましょう。

SBI証券のHYPER SBIで移動平均線の期間設定を変更する方法

【手順1】
SBI証券のHYPER SBIにログインします。

【手順2】
「チャート」の部分をクリックして、チャートを開きます。

【手順3】
テクニカル指標の「単純移動平均線」にチェックを入れ、設定をクリックする。

【手順4】
変数の部分の数字を変更すると、移動平均線の期間設定を変更することができます。

デフォルトでは、期間1に「5日」、期間3に「25日」、期間4に「50日」が設定されています。

相場先生のように設定いただく場合は、5日、20日、60日、100日に数字を変更し、チェックを入れていただければ設定を変更することが可能です。

パンローリングのチャートギャラリーで移動平均線の期間設定を変更する方法

続いて、パンローリングのチャートギャラリーでの移動平均線の期間設定を変更する方法を見ていきます。

【手順1】
パンローリングのチャートギャラリーを開きます。

【手順2】
チャートの左側にある銘柄名の部分を右クリックしてください。

もし、〇日平均と記載された表示がなければ、1段目の銘柄名が記載された部分を右クリックしてください。

【手順3】
右クリックして出てきた項目の中から、新規で追加する場合には「挿入」、既存で設定済みの移動平均線の期間設定を変更する場合には「追加」をクリックします。

【手順4】
銘柄選択ウィンドウが開いたら、指標を「移動平均」に選択し、期間の部分で設定したい移動平均線の数値を入力します。

以上でチャートギャラリーでも移動平均線の設定を変更・追加することができます。

ちなみに、相場先生が主宰している『株塾』の中では、既に相場先生の移動平均線の期間設定が適用されているファイルを無料でダウンロードいただけます。

移動平均線で期間設定をする際の注意点

移動平均線で期間の設定変更ができることはお伝えさせていただきましたが、注意しておくべきこともあります。

移動平均線の期間設定を複雑にし過ぎない

ある程度、移動平均線でのトレードに慣れてきた方にありがちなことですが、移動平均線の設定を複雑にし過ぎてしまうということです。

移動平均線は多く表示すればするほど威力を発揮すると感じられるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

むしろ、トレードの判断が難しくなってしまう可能性もあるので、あまり移動平均線の数を増やし過ぎるというのは避けましょう。

他のテクニカル指標を増やし過ぎない

これも経験を積んできたトレーダーにありがちですが、複数のテクニカル指標を取り入れるということもあまりおススメはできません。

トレードの精度が上がると感じられるかもしれませんが、どの指標をもとにトレード判断をすればいいのかが不明確になってしまう可能性があります。

「移動平均線では絶好のエントリーポイントだったのに、あっちの指標がダメだから」など、トレードの判断が難しくなってしまうこともあるでしょう。

また、あれもこれもと手を出すことによって、それぞれ中途半端な分析結果になってしまうこともありえます。

であれば、最もシンプルな「移動平均線」に絞って、トレードの技術を磨いていくことをおススメします。

狭く深く、一つのことを追求することで、より「トレード技術」を磨くことができるのです。

以上のこともご注意いただいた上で、移動平均線の設定をカスタマイズしてみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

投資歴35年のプロトレーダー 相場師朗先生が
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