靴磨きの少年が投資に関心を持ち始めたら天井に近い?信じるべきサインか、単なる都市伝説か

靴磨きの少年サムネ

突然ですが「靴磨きの少年」の話を聞いたことはあるでしょうか。

この話は、株式投資の世界において、市場の天井や暴落を知ることができる話として有名です。

しかし、名前は聞いたことがあっても、どこまで本当なのか、なぜここまで有名なのか、意外と整理できていない人は多いかもしれません。

そこで本記事では、「靴磨きの少年」の話や比喩とされる内容を、どのように理解すれば良いのかを紹介します。

話の真偽そのものよりも、何を象徴しているのかをつかむことで、天井サインとのつながりが自然に見えてくるでしょう。

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目次

靴磨きの少年が、株に関心を持ちはじめたら天井に近い?

「靴磨きの少年」の話から読み取れる重要なポイントは、大きく分けて2つあります。

この2つを理解することで、なぜジョセフ・P・ケネディ氏が靴磨きの少年との何気ない会話から市場の異変を察知できたのか、そしてなぜ大暴落を回避できたのかが見えてきます。

それでは、それぞれのポイントについて順番にわかりやすく解説していきます。

市場が暴落する前のサインとして有名な比喩

この話の重要な点は、靴磨きの少年のような投資とは縁が薄い人まで株式投資の話をしていたことが、市場の過熱を示していたことです。

なぜなら、1920年代の靴磨きの少年は十分な資金や投資の知識を持っているとは考えにくいからです。

そのような少年が「株を買えばもうかる」と話していたことから、株式投資の話題が広く世間に広がっていたことが分かります。

たとえば、流行の話題を誰もが知る段階になると、新たな参加者は少なくなります。少年の発言も、自分の知識ではなく、常連客から聞いた話である可能性が高いでしょう。

また、その話が少年にまで伝わっている時点で、市場の熱狂はかなり進んでいたと考えられます。

つまり、ケネディ氏は少年の発言内容ではなく、「投資とは無縁の人まで株の話をしている状況」に注目しました。

その結果、市場は過熱状態にあり、今後は買い手よりも売り手が増えると判断し、大暴落を回避できたといわれています。

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市場の末端まで熱気が広がる”とはどういう状態か

この話で伝えているのは、市場の話題が社会全体に広がる「大衆化」という現象です。

なぜなら、投資に関心がなかった人まで「もうかるらしい」という話をするようになると、その話題が広く浸透していると考えられるからです。

たとえば、特定の銘柄がSNSやニュースで繰り返し取り上げられ、職場の雑談でも話題になる状況が挙げられます。

さらに、普段は投資をしない人まで話し始めると、市場への関心が社会の隅々まで広がっている状態といえるでしょう。過去のバブル期でも、このような現象はたびたび見られました。

つまり、大衆化は市場の過熱感を示すサインの一つです。ただし、大衆化したからといって必ず暴落するわけではありません。

情報が瞬時に広がる現代では、過去の事例をそのまま当てはめるのではなく、情報の広がり方を冷静に見ることが大切です。

靴磨きの少年と似たネタ話は他にも存在する

靴磨きの少年のような話は、他にも存在します。

靴磨きの少年を含め、こういった話は事実でもありネタ話でもあると紹介されることが多いのですが、歴史的に見ても株式市場が盛り上がりを見せた後に急落や暴落がやってくることが多いのは事実です。

そのため、ネタ話として捉えつつも投資の参考にしてみるのは良いかもしれません。

ここからは実際、他の似た話や参考にする際のポイントを紹介していきます。

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株価の天井や暴落を知ることができるネタ話

靴磨きの少年と似た意味で使われる話として、「主婦やタクシー運転手が、株や投資の話をし始めると天井になる」というものがあります。

どちらの話にも共通しているのは、普段は投資に興味のない人まで株の話をするようになると、市場の熱気が社会全体に広がっていると考えられる点です。そのため、市場の過熱感を示すサインの一つとされています。

さらに、主婦やタクシー運転手に「株はもうかる」という話が広がる背景には、知人との会話だけでなく、テレビやインターネットなどのメディアの影響も否定できません。

投資に関心のない人まで「株はもうかる」という認識を持つようになれば、投資関連の商品やサービスを提供する企業は利益を期待できます。

このように、投資の話題が普段は投資をしない人たちにまで広がっている状態は、市場が過熱している可能性を示しています。

そのため、主婦やタクシー運転手が株の話をし始めたら、天井が近いと考えられているのです。

ネタ話でも、参考にしてみるのは1つの手段

ここまで紹介してきた靴磨きの少年の話は、実話としてではなく、投資の教訓を伝える逸話として語られることが多いものです。

テクニカル分析のような明確な根拠があるわけではなく、出来過ぎた話にも見えるため、作り話と考える人も少なくありません。

しかし、歴史的な株価暴落の前には、投資に関心のなかった人まで「株はもうかる」と話題にするなど、似たような状況が見られたことも事実です。

また、株式投資に限らず、不景気になると「簡単にもうかる方法」や「誰でも成功できる方法」といった話が世の中に増える傾向があります。

ただし、こうした話をそのまま信じて投資判断をするのは危険です。

大切なのは、自分でチャートや市場の動きを確認し、本当に天井が近いのか、それとも上昇余地が残されているのかを冷静に判断することです。

そのためにも、日頃から情報収集を行い、テクニカル分析などの知識や技術を身につけておく必要があります。

テクニカル分析についてはテクニカル分析とファンダメンタルズ分析とは?それぞれのメリット・デメリットを解説しますを参考にしてみてください。

よくある質問

靴磨きの少年の話は本当にあった話なのですか?

明確な証拠はなく、実話かどうかは分かっていません。

このエピソードは史実として語られることもありますが、裏付けとなる記録は確認されていません。

靴磨きの少年のような話は現代でも参考になりますか?

はい、相場の過熱感を判断するヒントとして参考になります。

もちろん、当時と現在では市場環境が異なるため、そのまま当てはめることはできません。

しかし、SNSで投資の話題が急増したり、投資経験の少ない人まで強気な発言をしたり、メディアが連日のように上昇相場を取り上げたりする状況は、現代版の「靴磨きの少年現象」と考えることができます。

まとめ

靴磨きの少年の話は、「投資に詳しくない人まで株の話を始めたら相場は天井に近い」という教訓として知られています。

しかし、実際にあった出来事かどうかは明確ではなく、都市伝説のように語られている側面もあります。

ただし、投資熱が社会全体に広がると相場が過熱しやすい傾向があるため、この話が伝えようとしている考え方には一定の参考価値があります。

現代では、SNSで投資の話題が急増したり、投資経験の少ない人まで強気な発言をしたりする状況が、当時の「靴磨きの少年」に近いサインと考えられるでしょう。

とはいえ、この話だけを根拠に売買を判断するのは危険です。

相場の雰囲気に流されるのではなく、企業の業績や経済状況、チャート分析など複数の情報を確認しながら冷静に判断することが大切です。

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M・Aさん
チャートの読み方も分からない状態で入塾しましたが講義を受けるうちに読める様になりました。
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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

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この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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