相場師朗先生の株技術をまとめました。
買い時・売り時がわかるシグナルが豊富ですから、実際のトレードでも役立つ場面が多いです。
基本中の基本をまとめていますから、投資未経験者の方から、これから株を学びたいと考えている方まで、ぜひ参考にしてください。
基本的な相場流技術一覧
基本ともいえる相場流の技術をまとめました。
- 相場式移動平均線
- 下半身・逆下半身
- くちばし・逆くちばし
- ものわかれ
- PPP(パンパカパン)
- 9の法則
- トライ届かず
一つずつ確認していきましょう。
相場式移動平均線
チャートの基本ともいえる、移動平均線。
相場流の株技術のかなめでもありますから、まずは移動平均線を正しく使えるようになりましょう。
重要となるのが、「移動平均線の順番と傾き」でしう。
今後株価が上がるか下がるかを見極める基本となるのが、移動平均線です。
詳しくは下記記事で解説しているので、チェックしてください。
下半身・逆下半身
相場流株技術の代名詞ともいえる、「下半身・逆下半身」。
横ばいもしくは上向きの5日移動平均線(赤色)を、ローソク足の陽線が半分以上突き出ている形のことを「下半身」と呼びます。
株価上昇のシグナルであり、ここで買いを入れれば利益を狙える可能性があります。
詳しくは下記記事を参考にしてください。
【相場式株技術用語】下半身・逆下半身とは?株初心者にもわかりやすく解説します
くちばし・逆くちばし
くちばしは、5日移動平均線(赤色)が20日移動平均線(緑色)を下から上に抜けた状態を指します。
2本の移動平均線が交差することで、鳥のくちばしのような鋭い三角形になっていることがわかりますね。
株価が上昇するシグナルであり、大きく値上がりするきっかけになりやすい形です。
ポイントは、2日移動平均線と20日移動平均線、どちらも上向きであることですよ。
【相場流株技術用語】くちばし・逆くちばしとは?株初心者にもわかりやすく解説
ものわかれ
ものわかれは、5日移動平均線(赤色)が20日移動平均線(緑色)に近づき交わりそうになるも、交わることなく再び上昇する形です。
上昇トレンド中に出現するシグナルであり、より強い上昇が期待できます。
一時的に下がるのは、上昇トレンドによって含み益が発生した投資家たちが利益を確定するから。
チャート上にものわかれが発生しそうな場合は要観察です。
【相場流株技術用語】ものわかれとは?忘れがちな株技術をあらためてチェック!
PPP(パンパカパン)
PPP(パンパカパン)とは、移動平均線が上から短い期間順に並んでいる状態の形を指します。
強い上昇局面を意味しており、買いを入れるタイミングといえます。
明るいイメージのファンファーレとして、「PPP(パンパカパン)」という名前がついている、縁起の良いシグナルです。
ローソク足が移動平均線たちよりも上にいるのもポイントですね。
【相場流株技術用語】PPP(パンパカパン)・逆PPPとは?移動平均線でトレンドの波をとらえよう
9の法則
9の法則とは、上昇や下落が「9日前後続く」という法則です。
どんな銘柄でも、ずっと上がり続けることはないですよね。
「そろそろ利益を確定したい」「もう上昇は終わるだろう」
様々な投資家心理によって、株価のトレンドは9日前後で終わることが多いのです。
必ずしも9日で終わるとは限らないですから、注視することを忘れないでくださいね。
【相場流株技術用語】9の法則とは?忘れがちな株技術をあらためてチェック
トライ届かず
トライ届かずとは、前の高値に届かず、下落が続く局面のことです。
上昇の勢いが足りずに、再び下落していってしまうわけですね。
高値で買ってしまった投資家たちが、できるだけ含み損の少ない状態で逃げようと、高値部分で売ろうと待ち構えているため、その売りの勢力を超えない限りは、高値を超えることができません。
トライ届かずが数回発生している場合は、下落に加速をつける可能性も高いですよ。
【相場流株技術用語】トライ届かずとは?忘れがちな株技術をあらためてチェック
まとめ
相場流の株の技術は他にもまだまだあります。
今回ご紹介したものはあくまで一部ですが、基本中の基本ですから、ぜひ実際のトレードにも活かしてください。
利益を積み重ねていくためには、日々の勉強と練習が何より大切です。
より深い技術を習得したい方は、ぜひ私たちが運営する投資塾「株塾」を確認してみてくださいね。
これまで10以上のメディア運営に従事。現在は自身も株塾で学びつつ、毎日コンテンツ作成をし続ける。
あらゆるジャンルで編集者として活動してきた経験を活かし、初心者から上級者まで役立つ記事を作成。
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