分散投資は本当に効果的?利益を最大化するために重要なポイントを解説

【分散投資ってホントにいいの?】利益を上げるために分散投資よりも重要なこととは

投資の世界で「タマゴは1つのカゴに盛ってはならない」という有名な言葉があるのをご存知でしょうか。

1つしかないカゴを落としてしまうと中に入っているタマゴが全部割れてしまうので、いくつかのカゴに分けてタマゴを入れるのが良いという意味です。

投資でも同じように、1つの企業にすべての投資資金を集中させてしまうと、仮にその企業が倒産してしまった場合資金を失ってしまうので、複数の企業に資金を分けて投資した方が良いという考え方があり、これを「分散投資」といいます。

株式投資ではこの分散投資をすすめる人が少なくありません。

株式投資の方法を解説する本などでも紹介されていることが多いでしょう。

しかし実は初心者がやみくもに分散投資に手を出すと、逆に危険な場合もあります。

今回は分散投資に安易に手を出すと危険な理由と、株式投資で分散投資よりも重要なことは何かを考察していきましょう。

この記事でわかること

  • 分散投資に安易に手を出すと危険な理由
  • 株式投資で分散投資よりも重要なことは何か

時間分散投資とは?株初心者の方にもわかりやすく解説します

目次

分散投資に安易に手を出すと危険な理由

初心者が分散投資に安易に手を出すと危険な理由はいくつかあるので、ひとつずつ見ていきましょう。

まず分散投資はいくつかの銘柄に分けて投資するため、資金を分散させて管理するための手間がかかります。

1つの銘柄を選ぶだけでも慎重になる必要があるのにも関わらず、一度に複数の銘柄を選ぶのは初心者にはハードルが高いはずです。

次に複数の銘柄に投資した場合、大きな利益を短期間で出すことは難しいでしょう。

マーケットがバブル状態にでもならない限り、複数の銘柄が1度に値上がりするということは少ないからです。

さらに分散投資を重視するあまり、どのくらい利益を出せそうかというリターンの意識が薄くなってしまいがちです。

いくつもの銘柄を選ばなくてはならないので、「悪くなさそうだから、これでいいか」と無難と感じる銘柄を選んでしまうことが少なくありません。

また、複数の銘柄を選択してしまうことで、それぞれの銘柄が全てマイナスになってしまった場合、損失が大きくなってしまう可能性もあります。

全ての銘柄をリスクコントロールしながら利益につなげていくのは、初心者の方にはハードルが高いかもしれませんね。

分散投資は株式投資の基本と思われがちですが、実はこのように初心者が陥りがちな「ワナ」が隠されているのです。

一方で当サイトを監修している相場師朗(あいばしろう)先生は、20歳で株の売買を始めてから20年間「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中して大きな利益を重ねました。

まさに分散投資とは逆を行くやり方で大きな資産を築くことができたのです。

いったいなぜこのようなことができたのでしょうか?

相場格言「卵は一つのカゴに盛るな」とは

講座

株式投資で分散投資よりも重要なことは何か

 

相場先生が1銘柄に集中して大きなリターンを得ることができた理由は、正しいトレード技術に基づいて取引を行ったからです。

正しいトレード技術とは、株価のチャートを分析して株価の値動きを予測する「テクニカル分析」に基づく技術のことです。

相場先生は自分の技術を磨くために、過去の株価チャートを繰り返し繰り返し研究して、技術に磨きをかけてきました。

トレード技術を身に付けることができれば、その技術を磨き続けることで継続的に利益を上げることができるのです。

テクニカル分析では、企業の業績を調べたり財務分析を行う必要はなく、株価のチャートの動きだけを見て売買すべきタイミングを判断していきます。

テクニカル分析を習得すれば、誰でも売買すべき銘柄を適切に選ぶことができるでしょう。

分散投資しない分、限られた銘柄に資金を集中させることができるので、短期間で大きなリターンを狙うことも可能になります。

初心者でもテクニカル分析を身に付ければリターンを狙えるようになるので、初心者こそ分散投資よりもトレード技術の習得に力を入れるのがおすすめです。

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まとめ

  • 分散投資は複数の銘柄を選ぶための手間がかかる
  • 短期間でリターンを狙いにくいなど、初心者が手を出すと危険な場合が多い
  • 株式投資で確実に稼ぐには、分散投資より正しいトレード技術を身に付けることが重要

いかがだったでしょうか?

初心者が確実に株式投資で利益を上げられるようになるためには、分散投資よりも正しいトレード技術を身に付けることが大切であることをお伝えしてきました。

自己流のトレード技術では失敗する人も多いので、正しいテクニックを体系的に学ぶことが重要になります。

相場先生が主催する『株塾』では、プロトレーダーとして活躍する相場先生直伝の正しいトレード技術を学ぶことができます。

正しいトレード技術は一朝一夕で身に付くものではなく、地道な練習が必要です。

1人では挫折しそうになることもあると思いますが、株塾ならば老若男女問わず3,000人以上の塾生が日々株技術の習得のため切磋琢磨しています。

孤独になりがちな株の勉強に共に取り組める、心強い仲間もできるでしょう。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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