長期投資が儲からないと言われている2つの理由

安定した利益を出していくイメージの長期投資ですが、実はそんなに儲からないと言われています。

儲からないと言われている理由は2つあります。

①短期的な利益が出ないから

②将来的な予測が難しく必ずしも儲かるとは限らない

では、長期投資は本当に儲からないのでしょうか。

実は長期投資で儲けられる人には特徴があります。

また、長期投資の特性を理解し、運用していくことで、利益を狙うことも十分可能です。

以降の記事で解説していきます。

目次

1.長期投資は儲からないと言われている2つの理由

長期投資は儲からないと言われている理由は以下の通り2つあります。

①短期的な利益が出ないから
②将来的な予測が難しく必ずしも儲かるとは限らない

以降の記事で詳しく解説していきます。

短期的な利益が出ないから

まず、長期投資を始める上で多くの方が利益が出ないと思われるのは最初の短期間の中では思ったより利益が出ないからです。

FXや仮想通貨で儲かった人の話に、長期投資=安定という、リスクなしのイメージがかけ合わさって、自分に都合のいい解釈をしてしまいがちですが、実はそんなに甘くありません。

下の画像をご覧ください。

例えば100万円の資金を年利3%の個別銘柄に投資したとしたら複利を利用すると、5年後の利益は約115万円の利益となります。

10年後は134万円となり、5年と10年では19万円ほどしか差がありませんが、30年後と比べてみると127万円もの差が出てきます。

この試算は30年という長い間投資を続けて得られる利益です。

株価は上がったり下がったりを繰り返しますので、必ずしもこのような利益が出るわけではありませんが、長期投資は投資期間が長ければ長いほど、資産が雪だるま式に増えていくことがわかります。

短期投資と比べて思ったより利益が出ないと思う方が多いため、長期投資は儲からないと言われているようです。

将来的な予測が難しい

長期投資は将来的な予測が難しいため、必ずしも利益を出し続けるわけではありません。

例えば下記チャートをご覧ください。
日本水産の長期チャートです。

日本水産は20076月~201212月まで下落を続けました。

その間下落した価格は659円でした。
ここで注目したいのが、下の画像の通り、日本水産は下落の前は3年間上昇を続けました。

もし、この下落を予想できない場合、誰しもが「上昇しているから安定した利益を得られるだとう」と長期で買ってしまうかもしれません。

日本水産の株を長期で保有していた場合、マイナスになってしまっていたでしょう。
まさに塩漬け株となります。

株価は上がったり下がったりを繰り返します。

世界情勢、企業の倒産、ニュースなので大きくトレンドが変わることがあるので、必ずしも確実に稼げる、利益が狙えるわけではありません。

この点を理解して、長期投資を始めましょう。

2.長期投資で儲けられる人の3つの特徴

長期投資は儲からないと言われている理由は1章でご説明しましたが、長期投資が必ずしも儲からないかというとそうではありません。

長期投資は複利を利用して長期で運用すれば大きく儲けられる可能性も十分にあります。

下記3つの特徴に当てはまる方は長期投資に向いている人となり、長期投資で儲けられる可能性があります。
ぜひ、当てはまるかチェックしてみてください。

①資金がある

②短期的な利益を求めない

③情報収集をすることが苦じゃない

それぞれ詳しく解説していきます。

①資金がある

資金があったほうがいい理由としては、せっかくこれから長期投資で持ち続けていればうまく利益になるところ、資金に余裕がないために解約しなくてはならなくなると、1章で説明したように、少しの利益にしかならず、もったいない結果になってしまうからです。

また、資金に余裕があれば、市場が一時的に下落した場合でも、十分な資金を持っていれば、慌てて投資を売却することなく、市場の回復を慌てず待つことができます。

②短期的な利益を求めない

長期投資は数年間、あるいは数十年かけて利益を得る投資法です。

数カ月で資産が3倍、4倍になることを目指す投資ではないので、市場の短期的な下落や不況期にも動じず、投資戦略を続けることができる性格の人に向いています。

③情報収集をすることが苦じゃない

銘柄を選ぶ前、また実際に購入した後も情報収集が必要となります。

長期投資は、市場の短期的な変動よりも、投資対象としての企業や資産の基本的な価値や成長性に注目するため、長期的な視点での情報収集が重要です。

購入後は金融市場や投資に関する知識を継続的に更新し、新しい情報や知識を取り入れていく必要があります。

情報収集で代表的なものは下記3つです。

・業界の成長トレンド

・企業の基本的な健全性

・企業の戦略

それぞれ簡単に解説していきます。

・業界の成長トレンド

業界全体の動向や将来的な成長の見込みを理解することは、長期投資の視点から非常に重要です。

競合分析を行い、投資対象の企業の業界の規模やランキングを確認しながら判断していきます。

・企業の基本的な健全性

投資する企業の財務健全性を理解することは非常に重要です。

分析するための指標は主に3つあります。

下記3つを分析することによって、健全性を評価することができます。

・企業の戦略

長期投資は短期的な視点で一喜一憂することなく、より長い期間での情報を重視します。

投資先の企業の過去の歴史や、今後のビジョンから将来を予測していく必要がありますし、経営陣のインタビューなどがあれば将来的な方向性も知ることができます。

このように、情報収集能力は、適切な投資判断を下すための根本的なスキルであり、長期投資家にとっては必須の資質と言えるでしょう。

このまま投資を続けるかどうかの判断も行っていかなければならないので、日ごろから情報収集をすることが好きな人は長期投資で利益を出せる可能性があるでしょう。

3.長期投資が向いていない方は短期投資を考えてみましょう

長期が合わないと思った人は短期投資の選択があります。

短期投資は、資産を短い期間(数日、数週間、数ヶ月など)持つ投資スタイルを指します。

短期投資は長期投資と比べてリスクが高い場合が多いため、特定の特徴や性格を持つ人々に向いていると言われています。

短期投資に向いている人の特徴3つをを下記にまとめました。

①チャートやテクニカル指標を使って分析するのが好き

②リスク管理ができる

③定期的に戦略の見直しができる

簡単に解説します。

①チャートやテクニカル指標を使って分析するのが好き

短期投資の多くはチャートやテクニカル指標に基づいて行われます。

相場は全く同じ値動きになるわけではありませんが、似たような動きをする可能性があるので、その形を見つけてエントリーします。

こういった型を探していくためにトレンドライン、移動平均線などの基本的なテクニカル指標の知識と使用法を習得することが重要です。

継続的に学習し、スキルを高めていきましょう。

②リスク管理ができる

リスク管理のスキルは不可欠です。

短期投資では、価格の急激な変動によって投資資金が短期間で減少することもあり得ます。

万が一損失した場合も冷静に対処し、投資のタイミングやポジション、損切りのタイミングなど、短期投資に関するリスク管理を行えるスキルが必要です。

③定期的に戦略の見直しができる

市場の動きは時に非常に速く、短期投資はその変動に迅速に対応する必要があるため、素早く状況を判断し、行動できる能力が求められます。

定期的に戦略の見直しや修正を行えるよう、柔軟性を持つことが大切です。

このような特徴を持つ人は短期投資で利益を上げられる可能性が高いです。

長期投資が向いていないなと感じたら短期投資を検討してみましょう。

まとめ

長期投資は儲からないと言われる理由は2つありました。

①短期的に利益が出ると勘違いしている人

②将来的な予測が難しく必ずしも利益が出るとは限らない

長期投資は数年~数十年保有する投資法です。

目先の利益に惑わされず、福利を利用しながら増やしていきましょう。

当然、買ったら確実に利益が出続けるわけではないので、リスク0ではないことを念頭に置き、リスク管理もしっかり行いましょう。

長期投資が向いていないと感じた方は短期投資も検討してみてください。

資産運用は、自分の目的やリスク許容度、将来の金銭的目標に基づいて慎重に決定する必要があります。

最適な運用資産など算出し、計画的に行いましょう。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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