相場師朗が語る「純資産10億円超え」の道!資産形成の極意を徹底解剖

相場師朗が語る「純資産10億円超え」の道!資産形成の極意を徹底解剖

※本記事はZUU onlineによる相場先生へのインタビュー記事を掲載したものです

よくネットに「不動産投資家 総資産10億円の「メガ大家」」などとの記事を見かけるが、これは不動産を購入した時の借金が残っている状態での10億円のことである。

仮に銀行借り入れが9億円(9億円も借りられるカラクリは割愛)とした場合、元本返済、利息の支払い、各種経費、税などを差し引いた手取りは約700万円~800万円

というのが相場だ。

しかも、借金を9億円も抱えた状態である。さらに、借入れ金利が1%上昇すれば年間の支払い利息は900万円増加してしまう。

十分あり得るが2%の上昇があれば支払い利息は年間で1800万円となってしまう。

これでは入ってくる家賃で支出を賄えなくなってしまう。

金利上昇で一気に赤字に転落となる。(インフレで金利の上昇局面が発生するのは必至)

  

さて、ここで筆者は純資産10億円を目指したいひとりであるが、不動産投資以外に何か良い方法はないかと探し求めひとつの結論に達した。

その答えは「株式投資」である。

  

筆者は多くの資産形成についての取材を行ってきた。それなりの勉強もしてきたつもりである。そして、「株をやっている」人はたくさん知っているし、自称大きな利益をだしている人もたくさん知っている。

しかし、本当にコンスタントに利益を出し続けている人にはなかなか出会わないのが現状である。

ある局面では大きな利益を出したが、その後大きく「やられて」しまったり、最初500万円の投資資金で株を始めたが結局資金を半分以下にしてしまい株式投資から退場してしまった人がほとんどである。

ネット検索で「株式投資 勉強」、「株式投資 講座」などと検索すると、おびただしい程の「広告」が表示される。

「自動売買で月利97%」、「秘密の投資術をあなただけに教えます。」、「1日で10億円儲けた投資家が指南」などなど、、、

 

月利97%で100万円を複利で1年間運用したらいったいいくらになるんだろう?

興味のある筆者はマジで計算してみた。

計算結果はなんと!34億1660万円である!!

 

この教材の制作者はなんと10年もこの成績を出し続けているという。

OHMY GOD!!

天文学的な資産になるだろう。

嘘に決まっている!!

 

「秘密の投資術をあなただけに、、、」と広告に掲載さているだけで、既に「あなただけに」ではなくなってしまっている。

OHMY GOD!!

 

「1日で10億円」の利益をただき出すのに個別株を何株保有する必要があるのだろう。

投資研究を怠りたくない筆者はまたまた計算してみた。

筆者が毎朝飲んでいるヤクルト社の株で挑戦してみた。

現在同社の株価は8000円近辺。

但し、この広告を目にしたのは2年くらい前だから同社の株価は6000円近辺だ。

この株で1日で10億円の利益を出すには、この株を何株保有していればいいんだろう?

ヤクルト株の過去の前日から翌日引けまでの株価変動をざっと確認してみた。

大体1日での値動きは150円平均くらいのようだ。大奮発して300円動いたことにして計算してみた。

6000円で計算するとこの広告主に不利になるから、これまた大奮発して5000円で計算してみた。

 

1株5000円の株価で1日300円上昇した時に10億円の利益を出すには、何株の売買をする必要があるのかの計算だ。

計算は簡単だ、10億円÷300円で必要株数が算出できる。

計算結果は約330万株だ。なるほど。

ところがだ、ヤクルトの1日の売買高を調べてみると約50万株である。

大奮発してこの広告主が売買した日は日頃の10倍の売買が行われたとしても500万株の売買の内、この広告主は朝330万株を買い、15時までに今度はこの330万株を売りに出し、660万株の売買が成立しなければ1日10億円の利益を出すことは出来ない。

無理な話だ。

OHMY GOD!!

また、330万株を買い付けるのにはどれくらいの資金が必要なのだろう。

答えは約170億円だ。

これを朝と15時前の2回約340億円の売買が成立させる必要がある。

これまた無理だ。

しかし、この計算は前述のように非現実的に‘大奮発’しての話だ。

 

さて、出来ない話ばかりしても面白くない。

ただ、善良な読者が前述のような広告に引っ掛からない為という意味では意味があったと思う。

「ここで筆者は純資産10億円を目指したいひとりであるが、不動産投資以外に何か良い方法はないかと探し求めひとつの結論に達した。

その答えは「株式投資」である。」と書いた。

従って、ここからが本題である。

筆者の知人が株式投資をしており、なかなか上手く行っており将来の見通しがつくかもしれないとのこと。

およそ資産形成に関しては貪欲な筆者は上場企業である株式会社ZUUが運営するZUUオンラインの肩書を武器に知人の紹介で「株は技術だ!」と説く人物に接触した。

投資歴40年のベテラン投資家である相場師朗氏だ。

アマゾンで氏の書籍を見てみると20冊近く出版されている。そして、出版時には、そのほとんどの著作が投資部門で1位にランキングされたようである。

アマゾンの書評の中には一部の読者の辛辣な感想もあるが、概ね良作のようだし、過去に筆者が読んで良いと感じた本でも、なんでこんな辛辣な感想を書くのかと思われるものが数多くあった。一定数アンチはいるし、ネット掲示板界隈では基本的には良いと思った多数の人は何も書かず、本当に不作と思った人とアンチが書き込みをするものとの認識でいる。

 

その相場師朗氏に「株は技術だ!」について‘微に入り細に入り’聴いてみることにした。

まずは、ご本人が純資産で10億円以上持っているか聞いてみることにした。

そうでないと、今回のテーマである「純資産10億円」というのと筆者自身の欲求が満たされないからだ。

ZUUオンラインの賢明な読者なら、もうお気づきだろう。

今回の特集が組まれたということは、上記の件は当然にパスであった。良かった。

目次

不動産投資で富裕層になるのは意外と難しい。その理由は?

――「個人が資産を増やす」という点で、最近の個人投資家を取り巻く状況について、相場先生はどう見ておられますか?

 

ZUU onlineの読者は30~40代の富裕層の方が多いとお聞きしました。いろいろ注目されている不動産投資のお話さらさせていただこうと思います。

 

例えば、2500万円の1棟もののアパートを自己資金2割、残りの7割を銀行の30年ローンを組んで購入したとします。毎月の家賃収入が20万円くらいになるでしょう。

銀行への元本の返済、支払い利息、経費、税金などいろいろ引いて行くと、オーナーの手取りは、たぶん月額6万円くらいになってしまうと思います。

 

憧れの大家になって他の収入とともに悠々自適という金額ではありませんよね。

アパート1棟持って、月の手取りが6万円とは一般の方は思いもしないと思います。

もちろん、そのままこのアパートを30年保有し続け、ローンを完済してしまえば家賃

はそのままオーナーに入ってきます。

でも、管理費や税金を支払うと手取りは10万円に毛が生えた程度になってしまいます。

 

筆者:OH,MY GOD!!

 

では、同じようなアパートを5棟持っていたら、これなら十分富裕層でしょう。

とは行かないんです。

2500万円のアパート5棟ですから、資産は1億2500万円です。

家賃収入が月に100万円になります。が、銀行への元本返済、支払い利息、税金を差

し引くと手取りは30万円程度になってしまいます。

30年後には、家賃が全額入ってきますが、その30年間の空室リスクもありますし、

近い将来に、これから必ず起こるであろう利上げも相当な脅威です。

金利が2%上がれば、これまでの支払い利息に加えて月間で20万円程度の追加出費

となります。

これで手取りは10万円になってしまいます。

30年後にめでたく、その5棟のアパートが自分の物になったころには、購入時の築年

数のプラス30年が加わった築年数になっています。

そう、築10年の物を買ったとしたら築40年の古アパートのオーナーになっている

んです。

オーナーになった場合の脅威についてお話ししましたが、実際はその脅威は購入15

年後には少し減ります。支払い利息を計算する時の元本が半分になるからです。

ただ、それよりも、その15年経つまでの金利上昇に耐えられるかが問題です。

この間は多分、家賃より持ち出しの方が多いことになるかもしれませんから。

 

あ、忘れていました。

そのオーナーが今40歳だとしたら、完済するころには70歳になっています。

70歳、家賃収入月80万円、税金35万円、管理費、修繕費など再引

き手取りは40~45万円、そして、5棟のアパートは築40年といったところでしょ

うか。

途中の40歳~55歳の一番お金が必要な時期に家賃を支出が上回るかもしれないと

いうのが一番困りますね。

 

いづれにしても「富裕層」、「純資産10億円」とは程遠いスキームなんです。

 

 

――ということは、不動産投資では「富裕層」や「純資産10億円」を達成する方法は

ないのでしょうか?

 

いえ、方法は2つあります。

一つ目は、不動産価格が大幅に下落した時に物件を買い大幅上昇した時に売り抜ける

とうことが出来れば相当な資産家になることが出来ます。

例えば、リーマンショック前、20億円程していたあるビルが、ショック後には7億円

で売りに出されていました。当時、ある不動産ブローカーからまさに私に買わないかと

話がきましたからよく覚えています。

そして、このビルが15年後には20億円を少し超える価格になっています。

このスキームでハードルが高いのは、周期が非常に長いのと、不動産価格全体が大きく

下落した時が狙い目なのですが、この時に多額のキャッシュを持っているか、銀行から

多額の借り入れが出来るかが出来ないと参加できないということです。

私は次の不動産価格が暴落したら、出動するつもりです。

次の暴落まで数年末、その後価格が上がりきるまで15年。

足かけ20年の壮大な投資になります。

あ、私、80歳になってますから。やっぱりやめます。

 

もう一つは、条件が非常に非常に絞られてきます。

今現在、土地を持っていれば、すぐにでも、さらに「富裕層」になれます。

それは、土地代がかからないからです。

例えば、東京都中野区に200坪の担保権の付いていない土地を持っていたとします。

ここに3~4階建のマンションを建てるのです。

この場合、費用のほとんどは建築費です。土地代はかかりません。建築費は銀行から借

り入れます。この例ですと、土地と建物を買った時にくらべて費用は半分以下になりま

す。

こうなると家賃で借り入れや利息を支払っても、十二分に利益がでます。

 

しかし、株式投資でも利益を重ねて資産形成をして行くのは難しいのでは?

 ――私の知人が先生の「株塾」の塾生なのですが、資産形成の先が見えて来たと言っています。しかし、その時は勝ち続けているが、結局、そのうち大きくやられて資金を減らすか無くすかして退場するという、よくある話にはならないのですか?
ウクライナ関連の戦争が続いていたり、円安やインフレで物価が凄く上がっていますが、、、

 

問題ありませんね。

究極の話ですが、株価の値動きというのは、上がったり下がったりを繰り返しているだけなんです。

このことを分かっていない人が非常に多い。だから上手く行かないんです。

とにかく、このことが最大のツボになります。

そして、この株価の値動きの‘癖’を使って月30万円以上の利益を出している人は、私の「株塾」の塾生には相当数います。

後で、塾生の売買明細表を多数お見せしましょう。

 

――月30万円というと、不動産投資の話で先ほど話題になった2500万円のアパートを5棟(銀行ローンを組んで購入)持っている人の手取りと同じ額ですね。

 

そうです。

ただ、株式の利益にかかってくる税金は利益の20%ですから、30万円の利益ですと手取りは24万円になります。

 

――月間30万円の手取りを得るために必要な投資額がどれくらいになりますか?
まさか、1億円とかではないですよね。先ほどの不動産投資の場合は1億円超えでした。

 

ああ、そんなにかからないですよ。やり方と熟練の度合いにもよりますが必要な資金は300万円以内だと思います。しかも、いつでも換金可能です。

不動産の場合は、手放すのには相当に時間がかかると思います。額が額ですから。

株式の場合は、それこそ1秒です。手数料もほとんどかかりません。

不動産の場合、物件を買うのに不動産取得税というべらぼうに高い税金がかかります。

課税標準額が1億円の物件ですと約400万円。

また、不動産業者に支払を仲介手数料も1億円の物件ですと300万円くらいです。

買った時も手放す時も300万円ずつかかります。

 

――OH,MY GOD!!!

 

――先生、株の話の中でも不動産の話が出てきますが、何か不動産に「恨みで」でもあるのですか?

 

いえいえ。そうではなくて、私自身も不動産は経験の為にいろいろとやってみたので自分事ですから良くわかっているんです。

今は、不動産は4億円分くらいしか持っていません。

 

――さて、ここからは株の話に集中しませんか?宜しくお願いします。

 

そうですね!すみません。

 

――先生は「株は技術だ!」とおっしゃっていますが、これはどういう意味ですか?
「技術」なら職人のように究めることが出来そうですが、、、

 

そのとおりです。

「株塾」の塾生の中には、外科医の方が何人もいます。話を聞くと相場流のトレード法は、

手術が上手になるのと同じように練習で上手になれそうだから勉強を始めたと皆さん言います。

まさに、そのとおりです。

ある60歳代の外科医の方は、毎月2回の勉強会に北海道から毎回参加されています。

月間の利益は100万円を超えていると思います。投資資金はどれくらいかは聞いていませんが1000万円~1500万円以内かと思います。

テニスのコーチもいますよ。

テニスが上手になったのと同じように練習、練習、鍛錬を続ければ上手になれると考えてのことです。この方は、まだ始めて半年くらいですが毎月10万円以上の利益を確実にだされています。投資資金は、100万円くらいだと思います。

そろそろ投資資金を増やそうかと話されていました。

「技術」のコツを掴みはじめて、成功体験を重ねて、自信が出来て来たのだど思います。

この方の次の目標は月間利益20万円でしょうか。

1年後はイールドカーブで上手になっているでしょう。

 

――「技術」として捉えると出来そうな気もしますが、株って会社の業績とか経済の勉強とかがメインで「技術」という感じがしないのですが、、、

 

そうですね。株式投資というと一般的にはそうですね。

でも、相場流では会社の業績とかは考えないでやるんです。

試しに、新聞に「XXX社今期好決算」などとあった時に買ってみて下さい。これで株価が上がることもあるし、逆に下がってしまうこともあります。

発表後1週間上昇したけれど、そのまま保有していたら、どんどん下げて買値をはるかに割り込んでしまったなんて言うことはよくあります。

 

また、好業績を発表した後にどんどん下げて行くこともあります。

その後、新聞や雑誌には「材料出尽くし」などの記事となって掲載されます。

できれば「好業績だが、材料出尽くしで下落する予定です!」と書いてもらえると助かるんですが(笑い)

 

10年前までは、株式投資と言えば企業業績や経済情勢などを検討して株を「買う」やり方をする人がほとんどだったと思います。

このやり方をファンダメンタルズ投資と言いますが

この頃は書店に行って株式投資の本がある棚に行くと99%がファンダメンタルズ投資の本でした。

ところが、その少し後に私が「株は技術だ!」という本を書いたんです。この本は、ファンダメンタルズ投資の内容ではなく、企業業績や経済情勢をほとんど使わないで売買する方法=テクニカル投資法の本だったんです。

これがベストセラーになり、それに続いて今まで約20冊程の本をだしているんですが、

1冊を除いて全てアマゾン投資部門で1位になっています。

それで、今、書店に行ってみると7割くらいがテクニカル投資の本になって来ているんですね。

書店によっては投資関連書棚の90%がテクニカル投資法の本だと言うところもあります。

 

――「株は技術だ!」以来、テクニカル投資法が広まって来たと。

 

そうなんですが、少し問題があるんです。

これはあくまでも私の感想ですが、いろいろ読んでみますと、多くの本がタラレバの投資法のような気がします。

この著者は本当に身銭を切って株の売買をしているんだろうか?と思うような本ばかりです。

中には、私の本を読んだか、セミナーをほんの少しかじったくらいの人が、似たようなことを書いた本が複数あります。現に、その著者の公式LINEに登録したらいろいろと教材の売り込みがあり、挙句の果てには電話がかかってきて「相場師朗さんを知っていますか?

A氏(著者)は6年前に相場さんの右腕だったんです!」と言われ、その講座を受講したのですが中身が薄く困ってしまい、遂に私の「株塾」に入塾したという人が複数います。

私はその著者には1度も会ったことはありませんし、、、

 

――かの有名な世界一の投資家ウォーレン・バフェット氏は、企業業績や経済情勢を勘案した投資をされていますが、、、

 

そうですね。

でも、バフェットは天才ですよ。この地球上で5本の指に入る投資家で資産家です。バフェットがやっているからそれが一般の人にとって最適のやり方だという論理にはならないですよね。野球の大谷選手が二刀流なのだから一流の野球選手になるためには、二刀流が出来る選手にならなければならないということにはならない。

私は一般人が最速でコンスタントに利益を出し続けられるようになる方法としては、ファンダメンタルズ投資ではない方がいいと断言できます。

 

――長期投資についてはどう考えますか?

 

ダメですね!!

自分のレベルがまだそう高くない時に、例えば300万円の投資金で株を買い、3年後にその株を売却して利益を出すプランで投資をしたとします。

3年の間上がったり下がったりするけれども3年待って投資資金の3倍とか5倍を目指すとします。

この時、どのようにしたら3年後あたりに3倍とか5倍になる銘柄を見つけることができるのでしょうか?

この企業はこんなコンセプトでこんな事業をやっている、3年後にはこれが軌道に乗るとそれが評価されて株は買われるだろう、というようなストーリーになりますが、本当にこれを自分でかなりの精度で出来る自信はありますか?

皆なんとなくでこれをやっている。

そして、3年後にこれがうまくいかず投資資金が200万円になってしまったとします。

この失敗の原因って解明できるのでしょうか?

何処をどう判断したら次は上手くいくのか、原因を明確にできるでしょうか。

それがわからないまま、次こそと、また3年間の投資を行う。

これで6年も費やしてしまう。危ないですよね。

長期投資は、例えば、昭和の高度経済成長期のような時にやると非常に効果的なのですが

今の世界はそうではないんです。

 

一方、投資を「技術」でやったら、

つまり、こういう動きをしたら、こうなる可能性が高いのだから、「買う」が途中こうなってしまったら「ロスカット」というようなやりかたです。

しかも、3年も5年もかけないでやる。

例えば、1回のトレード期間を10日とか15日にする。(売り買いにかかる時間は合計で3分、パソコンに張り付く必要は全くない。夜1回値動きを確認するだけ。)

過去の値動きの「癖」から、このような値動きを続けた後は、このような動きをするというのは確実にいろいろあるんです。ですから、この方法で10日間やってみる。

上手く行かなかったら、その原因を考える。

そうすると、「ああそうだった」と原因がわかる。

失敗の原因が明確になれば次回はそこに気をつけてトレードすればいい。

何度か練習をすると、徐々に出来るようになってくる。

他の、練習をして上手になる部類のものと上手になる過程は一緒ですね!

書道、剣道、美味しいコーヒーの入れ方、携帯電話の機種変更をした時の新しい携帯電話の使い方、テニス、囲碁、将棋、、、

いろいろありますね。

私は、過去40年の経験から株の値動きの「癖」を分類し、練習方法、分析方法をある程度体系化してみたんです。

結論として、「株は技術」なんです。

そして、この内容は日々進化しています。

今も研究と練習に1日6時間以上は使っています。平日も休日もありません。

まるで職人さんのようですね。

だから、一時名刺には「株職人」と書いていました。

出来るようになったのに、そんなに毎日何を練習しているんだと思われるかもしれませんが、「職人」ってそうじゃないですか。

イチローさんは、「野球職人」なんじゃないですかね。

 

―――なるほど、それで「株職人」なんですね!

要は、株の値動きにはいろいろな「癖」があるから、そこに着目してそれを利用して利益にかえる「技」を考えられた。しかし、その「技」は練習しないと理論だけではできない。だから、練習をする。練習ものだから、一般の方にもできるようになる、ということですね。

―――OH MY GOD!
けん玉と一緒ですね!!

 

そうですが、あんまり簡単にまとめられてしまうと少し寂しいんですが(笑)

でも、そんな感じか、、、

相場師朗の株塾無料レッスン
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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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