副業で株式投資をはじめるなら、スイングトレードがおすすめなのはご存知でしょうか。
スイングトレードであれば、普段仕事が忙しいサラリーマンでも余裕を持って株式投資を行うことができます。
しかし、中にはスイングトレードを行っているけど上手く利益を出せていないという人もいるはずです。
「初心者でも利益を狙いやすいスイングトレードと聞いていたけど、実際にトレードをしてみるとすぐに損失が出てしまった」と悩んだりしていませんか?
株式投資において、スイングトレードは初心者でも利益を狙いやすいトレード方法ではあります。
しかしその反面、正しいやり方でトレードを行わなければ損失ばかりが積み上がってしまうのも事実です。
そこで今回は、スイングトレードを行うにあたり一番大切なことをお伝えします。
この記事でわかること
- 何故、サラリーマンは副業でスイングトレードを行うべきなのか
- スイングトレードとの相性が良い順張りについて
- 順張りを上手く行うコツとは
サラリーマンが副業で株式投資を行うならスイングトレードが最適
株式投資のトレードにはいくつかの種類がありますが、サラリーマンが副業で行う場合にはスイングトレードが最適と言えます。
株の保有期間が短いデイトレードでは、日中(午前9時~午後15時)の間でトレードをしなければならないため、仕事時間と重なってしまいトレードを行うことができません。
そのため、株を数日~数週間保有するスイングトレードがサラリーマンにはおすすめなのです。
さらにスイングトレードは、初心者にとってもトレードが行いやすい投資スタイルです。
短期トレード(デイトレード)の場合、瞬時に売買の判断を行う必要があるため、経験や知識が少ない初心者にとってはハードルが高いでしょう。
そこでスイングトレードであれば、株式を保有してから決済を行うまでも時間があり、テクニカル分析において売買の判断をしっかりと考えることができるのです。
このテクニカル分析においては、短期間よりも分析期間が長いほうが信頼性が上がる特性を持っています。
テクニカル分析について詳しく知りたい方は、株価チャートはどうやって見ればいい?テクニカル分析の基本とはの記事をご覧ください。
課題なのは、単純にスイングトレードを行っているだけでは勝つことができないこと
サラリーマンにはスイングトレードがおすすめと紹介をしましたが、単純にスイングトレードに沿った期間(中期間)だけトレードをしていても、勝てない可能性があります。
スイングトレードはあくまでもトレードスタイルの1つであり、株の保有期間が数日~数週間というルールしかありません。
そのルールに沿っただけのトレードでは、スイングトレードの良さを活かし切れずに終わってしまう可能性があるのです。
スイングトレードの良さとは、株の保有期間がある程度長いということであり、しっかりと値幅を狙ったトレードが行なえることにあります。
そこでスイングトレードを行う際、同時に身に付けておくべきスキルとして「順張り」があります。
順張りとは、株価が動く方向と同じ方向で売買を行う手法であり、スイングトレードとの相性が非常に良いです。
特に株価が上昇を続ける上昇トレンドの局面では、順張りとスイングトレードでしっかりと値幅を狙うことで、短期トレードでは1度で出すことができない利益を得ることができます。
そのため、スイングトレードで投資を行っていくのであれば、勝つために順張りは身に付けておくことを強くおすすめします。
副業でスイングトレード行うなら、順張りに徹して利益をしっかりと狙おう
では実際に、スイングトレードの順張りをどのように行っていけば良いのかを紹介していきます。
大切なのは、値動きのトレンドをしっかりと予測し、利益を出すため流れに乗ることです。
この基本を忘れないでください。
スイングトレードの順張りは利益を育てていくイメージ
順張りは株価の値動きのトレンド方向に合わせた売買を行う手法です。
例えば、株価が上昇トレンドを形成している際には買いでトレードを行い、株価が下落トレンドを形成している際には売りでトレードを行います。
その際しっかりとトレンドに乗ることが大切であり、トレンドの中で利益を育てていくイメージを持つと良いです。
特に初心者の場合、含み益が発生するとすぐに利確決済を行いたくなってしまいます。
これはプロスペクト理論と呼ばれる意思決定の判断を本能的に行ってしまう行為であり、人は利益よりも損失の方に敏感に反応してしまい、利益が損失となることを恐れてすぐに決済してしまうのです。
こういった本能的な部分から脱して、しっかりと利益を狙えるように、”利益を育てていくイメージ”を持ってトレードをすると良いでしょう。
順張りがきちんと行えるようにテクニカル分析を正しく使う
最後にスイングトレードで順張りを行う際、株価のトレンドを判断するためにはテクニカル分析を正しく使うようにしましょう。
よくあるのが、自己流のテクニカル分析をしてしまい、結果的に損失を出してしまうパターンです。
トレンドをきちんと予測できなければ順張りは行うことができないため、テクニカル分析をきちんと使えるようになるためにも株の技術は磨いておきましょう。
テクニカル分析を正しく行い、トレンドに乗った順張りができることで、利益を育てていくことができるスイングトレードにたどり着くのです。
ちなみに、スイングトレードを行いながらテクニカル分析の技術を磨くことができれば、他の投資にも役立てることができます。
脱サラを目指してデイトレードやFXで利益を出すことも可能になりますし、米国株に挑戦することも可能です。
大切なのは基本に忠実であり、技術を磨くことを怠らないことです。
そのために、当サイトでは監修者である相場師朗先生の株の技術を紹介しています。
トレンドである局面に関しては、
【相場流株技術用語】PPP・逆PPPとは?移動平均線でトレンドの波をとらえよう
にて詳しく解説しているので参考にしてみてください。
まとめ
- サラリーマンはスイングトレードの方が向いている
- スイングトレードと順張りは相性が良い
- 順張りを上手く行うコツは、正しくトレンドを予測し利益を育てるイメージを持つこと
いかがでしたでしょうか。
副業で株式投資を行うサラリーマンならスイングトレードを選ぶことが一番合理的であり、利益を出しやすいと言えます。
しかし、正しくテクニカル分析でトレンドを予測できた場合に限ります。
そのため、スイングトレードで利益が上手く出せていないという人は、ぜひ順張りを意識しつつ正しいテクニカル分析が行なえるようになりましょう。
著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。
地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。
その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。