タンス預金っていいの?悪いの?メリット・デメリットと有効活用する方法とは

貯金をされている方は多くいらっしゃるかと思いますが、あなたはタンス預金をしていますか?

タンス預金とは家庭内に保管されている現金のことです。

本当にタンスにお金をしまっていなくても、金庫や貯金箱で大切に保管していたり屋根裏に隠している場合でもタンス預金になります。

ちなみに欧米ではマットレスの下やソファの後ろに隠すことが多いのだそうです。

自分自身はタンス預金をしていなくても、実家でこっそり両親がタンス預金しているのを知っているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

タンス預金は手元にお金があるので安心感があると感じる方も多いかもしれません。

一方で本当にタンス預金のままでいいのかな?と漠然とした不安を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は、タンス預金には様々なリスクが隠れています。

「タンス預金で手元にあるから安心なのに、リスク?」

と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。

今回はタンス預金は本当にいいのか、そのメリットとデメリットについてご紹介し、より有効活用する方法についても解説していきます。

この記事でわかること

  • タンス預金のメリット、デメリット
  • タンス預金しているお金をもっと有効活用する方法

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目次

タンス預金のメリット・デメリット

まず、タンス預金にはいくつかのメリットがあります。

例えば、タンス預金として家にまとまったお金があるので、お金が必要な場合はそこから取ればATMでお金をおろすための手数料が要りません。

仮に銀行が倒産してもタンス預金は影響を受けず、面倒な手続きなどもないのですぐに活用できるメリットがあります。

しかし一方でタンス預金には見逃されがちなデメリットがあるので注意が必要です。

どのようなデメリットがあるのか見てみましょう。

1.盗難や火災による消失リスク

タンス預金の最大のリスクは盗難や火災などによる消失です。

テレビや新聞で「自宅に保管されていた数千万円が盗まれた」というニュースを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

プロの泥棒に盗まれるリスクはもちろん、家を訪れた人がお金を盗むという悲しい事件も実際に起きているのです。

また、最近では台風被害による浸水なども大きくニュースで報道されています。

そうした災害時に、家に保管していた現金が全て無くなってしまうというリスクも潜んでいるでしょう。

万が一のことを考えておくことが大切です。

2.つい使ってしまう

お金が手元にあるとつい使ってしまうことも多いものです。

特にまとまったお金がすぐ手の届くところにあると気が大きくなり、大して必要でもない高価なものを勢いで買ってしまうこともあります。

わざわざお金を引き出したり銀行振り込みをしないと買えないとなれば、面倒になって「本当はそれほど必要じゃないかも」と再考するきっかけになることもあるでしょう。

よほど自己管理能力の高い人であれば問題ありませんが、誘惑に弱い人は「いつの間にかタンス預金がなくなっていた」ということにもなりかねません。

3.インフレに弱い

タンスの中で洋服と共に眠っているお金たち。

洋服は買ったときよりも価値がどんどん下がっていくことは皆さんも良くお分かりだと思います。

リサイクルショップで売ろうとしても、古くなればなるほど買取価格は下がってしまうことが多いですよね。

実はお金も時間と共にその価値は変わっていきます。

モノの値段が上がりお金の価値が下がる「インフレ」の状態になると、タンス預金の価値は減っていってしまうのです。

現在は自販機で130円ほどで販売されている缶ジュースが、昔は100円で買えたことを覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

日本では年2%のインフレ目標を掲げており、今後も物価は上がり続けることが想定されます。

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タンス預金しているお金をもっと有効活用する方法

タンス預金しているままでは盗まれたりつい使ってしまったり、物価が上がるにつれて価値が下がってしまうことがお分かりいただけたかと思います。

ではどうすればタンス預金しているお金をもっと有効活用できるのでしょうか。

銀行に預ければ少なくとも盗難や火災のリスクはなくなります。銀行が倒産しても1,000万円までの元本と利息は保証されます。

しかし銀行の利息は普通預金で年0.001%程度と非常に低く、日本政府の掲げる年2%のインフレ目標には到底届きそうにありません。

そこでインフレにも負けずにお金を活かす方法が「投資」なのです。

株式投資ならばインフレ率を大幅に上回るスピードで資産を増やすことも可能です。

ただし株式投資は元本割れの危険もあり、安易に手を出すと損失を被ることも少なくありません。

投資というと、どうしてもリスクばかりに目がいきがちですが、正しいトレード技術を身に付けて大きく資産を増やしている人がいるのも事実です。

当サイトの監修者である株歴37年以上のプロトレーダー「相場師朗(あいばしろう)」先生は、株式投資によって多くの資産を形成されています。

それは、正しい株の技術と日々の鍛錬があってこその成果なのです。

株式投資で資産を増やすためには、まずは正しい株の技術を磨いてみてはいかがでしょうか。

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まとめ

  • タンス預金は盗難や火災のリスクに加え、誘惑に負けてつい使ってしまうこともある。さらにインフレの状況下ではタンス預金の価値は目減りしてしまう
  • 金利の低い銀行預金ではインフレ対策が難しいが、株式投資ならばインフレを上回るスピードで資産を増やすことが可能
  • タンス預金しているお金を有効活用するには、正しい技術を身に付けて株式投資で資産を増やすこと有効

いかがだったでしょうか?

タンス預金したままになっているお金はありませんか?

「よく考えたら手元に必要なのは緊急時に必要なお金だけで十分」という人も少なくないはずです。

タンス預金しているお金を活用して株式投資で大きく資産を増やすためには、テクニカル分析とよばれる株の技術が役に立ちます。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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