「クレカ積立ってなんだろう?」と疑問に思っていませんか?
クレカ積立という言葉は聞いたことがあるものの、具体的にどのような仕組みなのか知りたいという方が多いようです。
そこで今回は、クレカ積立の概要について解説します。
また、クレカ積立のメリット・デメリットについても解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。
クレカ積立とは
クレカ積立とは、クレジットカード決済で投資信託を毎月自動的に買い付けていく投資方法です。
毎月決まった日にカードで決済が行われ、決済額に応じてポイントも貯まる仕組みになっています。
2018年に楽天証券がサービスを開始し、SBI証券やマネックス証券など大手ネット証券へ広がりました。
新NISAのつみたて投資枠での積立もできるため、投資初心者の資産形成の第一歩として人気を集めています。
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クレカ積立のメリット
本章では、クレカ積立のメリットを以下の内容に沿って解説します。
- ポイントが貯まる
- 証券口座への入金手続きが不要
- 少額から始められる
- 買うタイミングを迷わない
- カードの利用実績が積み上がる
- 家計管理がしやすい
それぞれみていきましょう。
ポイントが貯まる
クレカ積立の最大のメリットは、積立額に応じてクレジットカードのポイントが貯まる点です。
現金や口座引き落としの積立ではポイントが付きませんが、カード決済なら決済額の0.5%〜1.0%程度が還元されます。
たとえば、還元率1%のカードで毎月5万円を積み立てると、1年間で6,000ポイントを受け取ることが可能です。
積み立てるだけで自動的にポイントが増えていくのは、クレカ積立ならではの魅力と言えるでしょう。
なお、貯まったポイントを投資信託の購入に回すことも可能です。
証券口座への入金手続きが不要
クレカ積立なら、証券口座へ前もって現金を入金しておく手間がかかりません。
投資信託の買付はクレジットカードで行われ、代金はカードの利用料金として銀行口座から引き落とされるからです。
現金積立の場合は、証券口座の残高が不足していると、当月の買付が止まってしまいます。
ですが、クレカ積立ならうっかり入金を忘れて積立がストップする事態を未然に防ぐことが可能です。
そのため、クレカ積立を活用すると仕事や家事で忙しい人でも、積立投資を続けやすくなると言えます。
少額から始められる
クレカ積立は、少額からスタートできる手軽さも魅力です。
たとえばSBI証券や楽天証券では、月100円という少額からクレカ積立を利用できます。
ジュース1本分の金額で積立投資デビューできると考えれば、心理的なハードルはぐっと下がるはずです。
また、少額なら値下がりしたときの損失も限定されるため、練習と割り切ってお得に投資経験を積めます。
買うタイミングを迷わない
クレカ積立の魅力として挙げられるのは、買うタイミングを一切迷わないことです。
毎月決まった日に自動で買付が行われるため、相場をみて売買タイミングを判断する必要がありません。
投資では「今は高値づかみでは」「まだ下がるのでは」とタイミングに悩み、結局動けないことがよくあります。
ですが、クレカ積立なら購入タイミングの迷いとは無縁となるため、ニュースに張り付いたりチャートとにらめっこしたりする時間も不要になります。
加えて、価格が高いときには少なく、安いときには多く買う「ドルコスト平均法」の効果が自然と働く点も大きなメリットです。
カードの利用実績が積み上がる
クレカ積立による毎月の決済が、カードの利用実績として信用情報に蓄積されることもメリットの一つです。
信用情報はカードの更新時やローンの審査時に参照され、支払い能力を判断する材料になります。
積立を通じて毎月遅れなく決済を続ければ、返済能力が安定していると評価されやすくなり、今後のカード審査やローン契約でプラスに働く可能性があります。
投資を続けながらカードの信用も育てられる点は、見逃せないメリットと言えるでしょう。
家計管理がしやすい
クレカ積立のメリットとして、家計管理のしやすさも挙げられます。
毎月の積立額がクレジットカードの利用明細に自動的に記録されるため、投資にいくら使っているかをひと目で把握することが可能です。
さらに、カード会社のアプリや家計簿アプリと連携すれば、投資分も含めた支出の自動分類・グラフ化が可能になり、手間をかけずに家計の全体像を管理できます。
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クレカ積立のデメリット
クレカ積立には多くのメリットがある一方で、事前に知っておきたいデメリットも存在します。
そこで本章では、以下の内容に沿ってクレカ積立のデメリットを解説します。
- 利用できるカードが証券会社ごとに限定される
- 家族カードが利用できない
- 積立上限額が月10万円
- 買付頻度が月1回に限定される
- 購入できる商品が限られる
それぞれみていきましょう。
利用できるカードが証券会社ごとに限定される
クレカ積立で注意しておきたいのが、利用できるクレジットカードが証券会社ごとに限定されている点です。
たとえば、楽天証券では楽天カード(株)が発行しているクレジットカードというように、各証券会社が提携している特定のカードでなければ積立を行うことができません。
そのため、すでに保有しているカードが対応していない場合は、新たにカードを発行する手間が発生する点には注意が必要です。
家族カードが利用できない
クレカ積立を検討する際に押さえておきたいデメリットの一つが、家族カードでは積立設定ができないという点です。
クレカ積立を利用するためには、証券口座の名義人とクレジットカードの名義人が同一人物であることが必須条件となっています。
したがって、家族それぞれがクレカ積立を活用したい場合には、各自が本会員として新たにカードを発行する必要がある点は留意しておきましょう。
積立上限額が月10万円
クレカ積立には、毎月の積立上限額が10万円に制限されるというデメリットがあります。
2024年3月の制度改正により上限額は5万円から10万円に引き上げられましたが、月10万円以上のペースで積み立てたい場合には対応できません。
ボーナスなどの余剰資金を効率的に運用したい方は、証券口座からの直接引き落としなど他の方法と併用する必要がある点に注意が必要です。
買付頻度が月1回に限定される
クレカ積立では、買付のタイミングに制約がある点には注意が必要です。
通常の積立投資であれば「毎日」「毎週」など自分の考えに合わせて選べますが、クレカ積立では頻度が月1回に固定されています。
また、具体的な買付日も証券会社ごとに決められているため、基本的に自分で自由に指定することはできません。
ポイント還元という大きなメリットがある反面、投資の自由度が狭まる点は理解しておきましょう。
購入できる商品が限られる
クレカ積立のデメリットとして、購入可能な商品の少なさが挙げられます。
クレカ積立で購入できるのは基本的に投資信託が中心であり、個別株やETF、債券などは多くの証券会社で対象外となっています。
そのため、幅広い資産クラスへの分散投資や特定の個別銘柄への投資を考えている方は注意が必要です。
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クレカ積立が向いている人
クレカ積立が向いているのは、ポイントを受け取りながら手間なく資産形成を進めたい人です。
具体的には、以下のいずれかに当てはまる人であれば、メリットを実感しやすいでしょう。
- ポイントをもらいながらお得に資産形成をしたい人
- 入金の手間をかけずにほったらかしで投資したい人
- 新NISAのつみたて投資枠を活用したい人
- 毎月の積立額が10万円以内に収まる人
一方でまとまった資金を一括で投資したい人や、個別株を頻繁に売買したい人にはクレカ積立が適さない点に留意しておきましょう。
クレカ積立をする金融機関とクレカの選び方
クレカ積立はどの金融機関でも利用できるわけではなく、ネット証券を中心とした一部に限られます。
しかも金融機関ごとに使えるカードも決まっているため、探し方と選び方をセットで押さえることが大切です。
そこで本章では、クレカ積立をする金融機関とクレカの選び方について解説します。
金融機関の選び方
クレカ積立を始める最初のステップは、対応している金融機関を探すことです。
クレカ積立に対応している金融機関を複数みつけたら、次は以下の2つの基準でサービス内容を比較しましょう。
- 取扱商品の豊富さ
- 貯まったポイントの使い道
同じクレカ積立でも、金融機関によって購入できる投資信託の本数や貯まるポイントが異なります。
すでに使いたいカードが決まっている人は、カードから逆算して対応する金融機関を探す方法も有効です。
クレカの選び方
クレカ積立に使うカードを選ぶ際は、ポイント還元率と年会費のバランスを重視しましょう。
還元率が高いカードほど年会費も高くなる傾向があるため、毎月の積立額に対して貯まるポイントを試算し、年会費を差し引いても得になるかを確認することが大切です。
まずは年会費無料のカードから始め、積立額が増えてきたら上位カードへの切り替えを検討するのも一つの手です。
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クレカ積立の始め方
クレカ積立は、以下の5つのステップを順番に進めていくだけで簡単にスタートできます。
- STEP1:クレカ積立に対応した証券会社とクレジットカードの組み合わせを選ぶ
- STEP2:証券口座を開設する(NISA口座も同時に申し込み可能)
- STEP3:クレジットカードを発行する(すでに持っている場合は不要)
- STEP4:証券会社のサイトでクレジットカードを登録する
- STEP5:積み立てる投資信託と毎月の積立額を設定する
設定が完了すれば毎月自動で買付が行われるため、基本的にほったらかしで運用を続けられます。
なお、口座開設からカード登録までは数日〜1週間程度かかるので、手続きは余裕を持って進めましょう。
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よくある質問
クレカ積立は危険と言われるけど本当?
クレカ積立という仕組み自体が特別に危険というわけではありません。
危険と言われる背景には、カード決済の使いすぎを心配する声があります。
しかし、実際には上限が月10万円と決められており、支払いも1回払いのみでリボ払いや分割払いは選べません。
借金をしながら投資する仕組みではないため、使いすぎの不安は最小限に抑えられています。
クレカ積立と新NISAは併用できる?
クレカ積立と新NISAは併用が可能です。
多くのネット証券では、新NISAのつみたて投資枠を利用する際にクレジットカード決済で積立投資を行えます。
積立額に応じたポイントが貯まるため、同じ金額を投資するなら現金よりも効率的です。
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まとめ
今回は、クレカ積立の仕組みとメリット・デメリットについて解説しました。
クレカ積立はポイントを貯めながら自動で積立投資ができるため、手間をかけずに資産形成を始めたい方に適した方法です。
一方で、利用できるカードの制限や積立上限額が月10万円である点など、事前に把握しておきたい注意点もあります。
ぜひ本記事を参考に、自分に合った証券会社とカードの組み合わせを選んでクレカ積立を始めてみてください。

株トレード歴40年のプロトレーダー相場師朗先生が監修する株式投資情報総合サイト「インテク」の編集部です。今から株式投資を始めたいと思っている投資初心者の方から、プロが実際に使っているトレード手法の解説までの幅広いコンテンツを「わかりやすく、気軽に、実用的に」をモットーに発信しています。





