クラウドファンディングと株式投資の違いとは?長期的に資産を形成する方法

クラウドファンディングを利用した投資方法には「融資型(ソーシャルレンディング)」「株式投資型」「ファンド型」があります。

株式投資とどちらが良いのか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

クラウドファンディングの投資は、株式投資とどう違うの?
「クラウドファンディングでの投資と、株式投資、どちらの方がいいんだろう?」

今回は、クラウドファンディングの投資と株式投資の違いについて解説します

株式投資型クラウドファンディングとは

目次

クラウドファンディングと株式投資の違い

まず大前提として、「クラウドファンディングの投資」と「株式投資」では、投資する対象が異なります。

投資対象は株式投資の場合は「上場している株式」であるのに対し、ソーシャルレンディングなら「融資」、株式投資型クラウドファンディングなら「上場前のベンチャー企業の株式」、ファンド型クラウドファンディングなら「出資する事業」です。

投資する対象が異なるため、投資のスタイルも大きく異なってきます。

株式投資は、基本的に平日9時から15時の取引時間中に売買することができますが、クラウドファンディングの場合は、いったん投資したら原則として途中で売買はできず、到来する期限まで待つことになります。

現金が必要になれば株式を売却して現金化できる株式投資と違い、クラウドファンディングの場合は途中で現金化することができません。

そして投資家にとって特に重要なポイントが、値動きの違いです。

株式投資の場合、株価は株が欲しい人がいれば上がり、売りたい人が多ければ下がるという「需要と供給」で成り立っており、日々変動しています。

この株価の動きを分析し、適切な売買のタイミングを見極めることで、大きな利益を上げることができるのです。

一方でクラウドファンディングは日々の値動きがなく、定期的に配当金を受け取ったり、期限が到来した時に利益を受け取るという形になります。

また最後に、クラウドファンディングと株式投資では税制も異なるので気を付けましょう。

一般的な株式投資の場合、申告分離課税方式で、通常の所得とは別の所得として課税されます。

一方、ソーシャルレンディングやファンド型クラウドファンディングで得た利益は「雑所得」となり、利益の額によっては、税金が高くなる可能性があるので注意が必要です。

なお株式型クラウドファンディングの配当金は、配当所得として総合課税の対象となり、株式を売却して利益が出た場合は、譲渡所得として分離課税の対象となります。

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長期的に資産を形成する方法

では長期的に資産を形成したいと考える投資家にとって、クラウドファンディングと株式投資のどちらが良いのでしょうか?

クラウドファンディングでも上手くいけば利益を出すことができますが、いったん投資した後は期限が来るまで結果を待つしかありません。

またあらかじめ予定利回りが提示されており、想定される利益にも上限があります。

より能動的かつ自律的に投資を行い、より大きな利益を狙いたいと考えるならば、日々の値動きを利用して稼げる可能性のある株式投資の方が合っているといえるでしょう。

株式投資は取引時間帯ならばいつでも売買ができるうえ、現金や株式を担保として証券会社に預け、最大預けた担保の評価額の約3.3倍まで取引ができる「信用取引」も可能です。

限られた資金でより大きく稼ぎたいという人には、株式投資は検討する価値のある投資方法だといえるでしょう。

まとめ

今回はクラウドファンディングと株式投資の違いについて解説しました。

日々株価が変動する株式投資に対し、クラウドファンディングによる投資では日々の値動きがなく、途中で現金化することも難しくなっています。

より大きな利益を狙うのであれば、日々の値動きを利用して稼げる可能性のある株式投資を検討してみてはいかがでしょうか。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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