【特集記事】金投資① 金投資ってなに?金投資の基礎知識

こんにちは、インテク事務局です。

1月の特集記事では、全6回にわたって「金投資」について解説します。

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金は古来よりその類まれなる美しさと希少性から、人々を魅了し高い価値を有してきました。

現代においても金は投資対象のひとつとして、多くの投資家から選ばれています。

世界共通の資産としての価値を持つ金は「有事の金」とも呼ばれ、災害や経済的危機などの有事には、特にその人気が高まる傾向があることでも知られています。

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響で金融市場が混乱するなか、金価格は40年ぶりに過去最高値を更新しました。

金価格の上昇により、金投資に興味を持つ人が増えています。

「金投資ってどんな投資方法なの?」
「どうして金に投資する人がいるの?」

第1回となる今回の記事では、金投資とは何なのか解説します。

金投資とは

「金」というと何を思い浮かべるでしょうか。

金の延べ棒(ゴールドバー)や、金貨、金のアクセサリーなどさまざまなものが思いつくのではないでしょうか。

「金投資」は価格の変動する金を売買して利益を得る投資方法で、銀やプラチナといった貴金属の投資の中で最も普及しています。

金投資の方法は、延べ棒や金貨などの現物を保有するだけでなく、少額から自動積立ができる「純金積立」や投資信託、先物取引などさまざまな種類があります。

金が投資対象となる理由

自分自身は金投資の経験がなくても、親や祖父母世代が金貨や金の延べ棒を大切に家に保管していたという人もいらっしゃるかもしれません。

金は、日本でも長きにわたり投資対象として親しまれてきました。

なぜ人は金を買い、そしてなぜ金が投資対象となっているのか、その主な理由を3つご紹介します。

1.歴史的背景

金が投資対象となった理由として、まず1つめに金が通貨として使われてきたという歴史的背景があります。

金は紀元前から通貨として流通し、現代においても「金本位制」のもと貨幣価値の裏付けとして利用されてきました。

金本位制とは「金」を通貨価値の基準とし、金と自国の通貨を一定比率で交換することを国が保証する制度です。

イギリスが1816年に金本位制を世界で初めて法律にもとづいて採用してから、国際通貨制度として確立されました。

第1次世界大戦により金本位制は中断されたものの、1944年からはアメリカが米ドルと金の交換を保証する「金ドル本位制」が始まりました。

財政・貿易赤字の拡大によって、金との交換が保証できないほど米ドルが海外に多く流出してしまったため、1970年代に金ドル本位制は終了しましたが、世界各国の中央銀行はいまでも準備資産の保全のため金を保有しています。

日本の昔話に「大判・小判」が登場するように、日本では古くから金が親しまれてきましたが、世界でも金は長くその価値を発揮してきたのです。

2.希少性

2つめの理由として、金の希少性の高さが挙げられます。

2019年末までに採掘された金の量は約19万トンとされ、これは長さ50mの競技用プール約4杯分ほどでしかありません。

金の採掘量には限界があるため、希少性が高く、世界共通の資産として高い価値を誇っているのです。

3.インフレ・デフレに強い

最後に、長きにわたり金投資が根強い人気を誇っている背景に、金がインフレやデフレに強いという特徴があります。

金は不動産のようにそのものに価値がある「実物資産」であるため、安心感を感じる人は少なくありません。

インフレ時にはモノの代表である金の価格も値上がりし、デフレで景気が悪化しても、破綻リスクのない金が買われる傾向があります。

インフレでもデフレでも、金はリスクヘッジ対策として有効なため、金投資を選ぶ投資家が少なくないのです。

まとめ

現物資産の代表ともいえる「金」は、災害時や経済危機などの状況下で価格が上昇する傾向があり、有事に備えてポートフォリオに組み込んでいる投資家は少なくありません。

これまで同時多発テロ、リーマンショックなどさまざまな経済的危機がありましたが、金の価値が大きく下がる場面はほとんどありませんでした。

そして新型コロナウイルス感染拡大という未曽有の世界的危機において、金価格が過去最高値を更新し、金投資の底堅さがあらためて注目されています。

金貨や延べ棒のイメージが強い金投資ですが、実際には金投資の種類にはさまざまなものがあります。

金投資に興味を持たれている方は、自分に合った投資方法を選択することが重要です。

次回は金投資の種類や、その始め方について解説します。

インテク監修 株式投資歴36年以上のプロトレーダー 相場師朗の最新情報をお届け!

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