テンバガー銘柄とは?一攫千金を狙える株の探し方とその魅力を解説!

株式投資を行う人であれば、一度はテンバガー銘柄を見つけて一儲けしてみたいと考えたことがあるのではないでしょうか。

もしテンバガー銘柄候補を見つけて100万円分購入しておけば、資金が1,000万円以上に増える計算になります。

しかしテンバガーを達成するためには、事前に急成長を遂げる可能性がある銘柄を見つける必要があります。

しかも誰もが簡単に見つけられるものではないのが事実です。

それでも一度くらいテンバガーを達成してみたいと考えてしまうのは、株式投資を行う上で必然的でしょう。

そこで今回は、テンバガー銘柄を見つけて一儲けすることは可能なのかを解説していきます。

この記事でわかること

  • テンバガー銘柄を見つけることはできるのか
  • テンバガー銘柄候補の見つけ方
  • テンバガーを達成するよりも大切なこと

株で儲からない原因は『銘柄選び』と『値動きの法則』にあった?!

目次

テンバガー銘柄は見つけることはできるのか?

テンバガー銘柄とは、株価が10倍以上に上昇する銘柄のことです。

例えば、A株の購入時に1株100円だった銘柄が、1年後に株価1,000円以上に上昇すればテンバガーを達成した銘柄になります。

ちなみにテンバガーの由来は野球用語から来ています。

「バガー」は塁打を意味しており、一試合で10塁打を記録する勢いから名づけられました。

テンバガー銘柄を見つけることができれば、資金を10倍に増やすことができるので、多くの投資家がテンバガー銘柄を見つけようと必死になるのです。

しかし、株価が10倍に成長する銘柄を見つけることは、可能なのでしょうか。

それでは実際に、テンバガー銘柄候補の絞り方やテンバガー銘柄を見つけることができるのかを紹介していきます。

テンバガー銘柄の候補を絞ることは、ある程度まで可能

先にお伝えしておきますが、テンバガーは全ての銘柄において達成できるわけではありません。

大企業のように時価総額が高い銘柄が、その価格から10倍の成長を遂げることは基本的に難しいからです。

よって、急激な成長を期待できない銘柄はテンバガーから除外することができます。

その他には、下記の条件に当てはまる銘柄がテンバガー銘柄の候補となります。

・株価の上昇に余力がある低位株
・時価総額が100億円~200億円と低い小型株、
・業績の急上昇が見込めるベンチャー企業
・ベンチャー企業の上場が多いマザーズ銘柄
・世間で爆発的な人気を誇る商品やサービスを展開している企業
・将来的に産業や事業として普及しそうなマーケット(AIやEV関連など)

このようにテンバガーを達成することが”できるかもしれない”銘柄候補を絞っていくことは可能です。

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実際にテンバガー銘柄を見つけることはかなり難しい

先程お伝えしたように、株式市場に上場している銘柄からテンバガー銘柄となり得る候補を絞っていくことはできますが、実際にテンバガーを達成する銘柄を見つけるのは非常に難しいです。

時価総額が低い低位株を見つけたとしても、株価が低い時点で業績の上昇を予測することは難しいですし、AIやEV関連などのこれから需要が伸びそうな銘柄においても自分が選んだ銘柄の株価が必ず上昇するとは限らないためです。

そもそも年間の内にテンバガーを達成することができる銘柄は、3,000以上の中でたったの数銘柄しか生まれません。

見つけることがかなり難しいことがわかりますね。

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株式投資は一発や大金を狙うのではなく、安定した運用を心掛けるべき

テンバガーという絶大な魅力に惹かれてしまうのは株式投資を行っていく上では仕方がないものです。

しかし株式投資の目的は、資金を着実に増やしていくことにあります。

テンバガー銘柄ばかりを狙って投資をしていくことは、資金を上手く増やせないどころか大きく減らしてしまう可能性もあることを覚えておきましょう。

そのため、初心者がいきなりテンバガー銘柄を探すことはおすすめできません。

では、なぜおすすめできないのかを次で解説します。

テンバガー銘柄はギャンブル性がある

テンバガー銘柄候補に投資をすることがおすすめできないのは、ギャンブル性のある銘柄であり、損失を抱えやすいという側面も持っているためです。

先ほどテンバガーとなり得る銘柄の絞り方を紹介しましたが、低位株であり時価総額が低く、ベンチャー企業であるなど、どれも株価が極端に動かなかったり逆に株価の値動きが荒れやすかったり、倒産の危険性がある銘柄ばかりです。

テンバガーを達成できる可能性があるかもしれませんが、逆に株価の下落が続いて塩漬けとなったり、上場廃止となる危険性を含んでいる銘柄たちでもあります。

そういった銘柄でトレードをするのは投資ではなくギャンブルと変わらず、結果的に資金を失ってしまうかもしれないのです。

そしてテンバガー候補の条件である低位株自体が、ボロ株と呼ばれることもあるような株価の上昇を期待することができない銘柄なので、テンバガーを探す以前に投資の対象としないことが賢明なのです。

テンバガーを狙うのではなく、動きを掴みやすい銘柄でトレードをしていこう

テンバガー銘柄は、資金に余裕があり株式投資に慣れている人が分散先の一つして投資をしてみるのは決して悪いことではありません。

しかし初心者の方が10倍の株価上昇を求めて、いきなりテンバガー銘柄を探すのはおすすめできません。

少ない資金で大金を得ようと考えるのはギャンブル的な思考であり、ハイリスクハイリターンとなるため、資金を失い市場から退場せざる恐れがあります。

そこで初心者におすすめなのは、株価の値動きが安定している銘柄でテクニカル分析を駆使して技術を磨きながら稼いで行く投資です。

10倍という利益を求めて投資をすることに夢はありますが、一番大切なのは株式投資で稼げる技術を身に付けて稼ぎ続けることです。

安定的に投資を行うことができれば、長く株式市場からお金を稼ぎ続けてテンバガーで得られる利益よりも大きな資産を築くことができます。

そのために初心者の方が銘柄をさがすのであれば、当サイトでも推奨しているJPX400もしくは日経225の中から、出来高が100万以上の貸借銘柄で探すのがおすすめです。

そして探し出した銘柄をテクニカル分析や当サイト監修者である相場先生の手法を使ってトレードを行い、着実に利益を積み重ねていく方が長期的に見ても良いかもしれません。

初心者におすすめの銘柄の探し方は「初心者におすすめの株の買い方とは?プロも活用する3つの基本ポイントを押さえよう」で詳しく解説しているので参考にしてみてください。

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まとめ

  • テンバガー銘柄候補なら見つけることは可能
  • テンバガー銘柄を見つけ出すのは難しい
  • テンバガーを達成するよりも株式投資で稼ぎ続ける技術が大切

いかがでしたでしょうか。

テンバガー銘柄候補を探すことは可能ですが、実際にテンバガーとなり得る銘柄を見つけ出すことは至難の業とお伝えしました。

そしてテンバガー銘柄候補を探し出したとしても、ギャンブル性が高い投資となってしまうためおすすめできません。

そのためテンバガー銘柄を探すのではなく、値動きが安定している銘柄で自分の技術を磨きながら稼ぎ続けるのがおすすめです。

同時に当サイト監修者であるプロトレーダーの相場師朗先生の株塾であれば、長年株式市場で稼ぎ続けてきた技術(手法など)を効率的に学ぶことができるのでさらにおすすめです。

一発を狙う投資家ではなく、着実に稼ぎ続けられる投資家をめざしていきましょう。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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