こんにちは、インテク事務局です。
株を買う際、初心者の方は銘柄選びに迷うことが多いと思います。
基本的に、株を買う際はどの株を買うのも本人の自由です。目的に応じて、購入する銘柄も変わってくるでしょう。
ただ、利益を求めてトレードをするのであれば、銘柄を選ぶ一定の基準があります。
実際に、銘柄選びを間違えてしまうと、なかなか利益に繋げていくことができません。
「気になる銘柄はあるけど、この選び方って正しいのかな」
「他の人はどのように銘柄選定をしているのだろう」
とちゅうちょして、なかなかトレードに集中できない方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、株式投資のプロトレーダーである相場師朗先生も実際に活用している、株を買う際に押さえておきたい3つの基本ポイントについてご紹介します。
この記事でわかること
- 株を買う際に抑えておきたい基本ポイント3選
- プロトレーダーの銘柄選びの基本
安定した銘柄を選ぶ
まず、大前提として覚えておきたいのが、安定した銘柄で取引をするということです。
なぜなら、安定した銘柄でないと倒産リスクがあったり、機関投資家のような資金が潤沢な株主によって、意図的に株価が急騰・急落させられてしまうリスクなども含んでいます。
それらのリスクを回避した上で、安定したトレードをするために必要な視点を、プロトレーダーである相場師朗先生監修のもと、3点に絞ってご紹介させていただきます。
1.東証1部、JPX400採用銘柄
まず、1つ目の条件として、東証1部上場の、JPX400に採用されている企業です。
JPX400は、日本取引所グループによると、
資本の効率的活用や投資者を意識した経営観点など、グローバルな投資基準に求められる諸要件を満たした、「投資者にとって投資魅力の高い会社」で構成される新しい株価指数
とされており、厳しい選定基準をクリアした、魅力的な銘柄であると考えられます。
東証1部に上場していてJPX400に採用されいてるということは、倒産するリスクが極めて少なく、安定したトレードを実施することができるでしょう。
2.出来高が100万株以上
2つ目の条件は、出来高が100万株以上の銘柄です。
出来高とは、売買が成立した株数のことを言います。
出来高が多い銘柄の方が、特定の株主によって株価を操作されにくい傾向にあります。
例えば出来高が5万株の場合、一部の機関投資家などの影響により、株価が急騰・急落する可能性があります。
出来高が100万株以上の銘柄であれば、どれだけ資金が潤沢にある投資家でも株価を意図的に操作することは難しく、市場の動きを把握しやすいと言えるでしょう。
株を学習して、成果に繋げやすい銘柄の必要条件となります。
3貸借銘柄であること
3つ目が、貸借(たいしゃく)銘柄であることです。
貸借銘柄とは、信用取引の「空売り」ができる銘柄を指します。
詳しくは、「信用取引とは? リスクを抑えた上手な活用方法もご紹介」をご覧ください。
空売りは、株式を所有していない状態でも「売り」のトレードから入ることができるトレードのことを指します。
通常(現物買い)のトレードでは、株価が上昇しているときしか利益を取ることができませんが、空売りができることによって下落しているマーケットでも利益を狙うことができるようになります。
また、「建玉の操作」を活用することができるようになれば、リスクを抑えたトレードも実現可能です。
プロも活用している技術を活用するためには、賃貸銘柄を選び「空売り」ができる状態でトレードをすることが必要です。
また、株式投資を勉強していく上では、正しい手法を身に付けることが必要です。
株式投資における勉強方法に興味がある方は、初心者向け 株式投資の勉強の「正しい」やり方の記事をご覧ください。
まとめ
- 基本的に、トレードする銘柄は自由に選ぶことができる
- 利益を追求するのであれば、基本ポイントを押さえて銘柄選定をするべき
- プロトレーダーも直伝の銘柄選定を活用することで、安定したトレードができる
いかがでしょうか。
今回は、初心者でも安心してトレードをするために必要な、株の買い方について見てきました。
リスクをなるべく減らしてトレードをするためには、これらの条件を守った上で、銘柄を探してみましょう。
また、自分にあった銘柄は人それぞれ違うので、上記の条件の中で自分が取引をしやすい銘柄を探してみましょう。