初心者におすすめの株の選び方とは?プロが活用する3つの基本ポイントを押さえよう

 

株を買う際、初心者の方は銘柄選びに迷うことが多いと思います。

基本的に株を買う際は、どの株を買うのも本人の自由です。

目的に応じて、購入する銘柄も変わってくるでしょう。

ただし、利益を求めてトレードをするのであれば、銘柄選びは重要になります。

この銘柄選びを間違えてしまうと、なかなか利益に繋げていくことができません。

「気になる銘柄はあるけど、この選び方って正しいのかな」
「他の人はどのように銘柄選定をしているのだろう」

と、株の購入をちゅうちょしてしまってはいませんか?

そこで今回は、株式投資のプロトレーダーである相場師朗先生も実際に活用している、株を買う際に押さえておきたい3つの基本ポイントについてご紹介します。

この記事でわかること

  • 株を買う際に抑えておきたい基本のポイント3選
  • プロトレーダーが銘柄を選ぶ際の視点

株式投資の勉強に最適な本6選!初心者向けおすすめを厳選

目次

安定した銘柄を選ぶ

まず、大前提として覚えておきたいのが、安定した銘柄で取引をするということです。

なぜなら、安定した銘柄でないと倒産リスクがあったり、機関投資家のような資金が潤沢な株主によって、意図的に株価が急騰・急落させられてしまうリスクなども含んでいるためです。

それらのリスクを回避した上で、安定したトレードをするために必要な視点を、プロトレーダーである相場師朗先生監修のもと、3点に絞ってご紹介していきます。

銘柄選びの基本

1.日経225、JPX400採用銘柄

まず1つ目の条件として、日経225もしくはJPX400に採用されている企業から選ぶことをおススメします。

理由は先程お伝えした中の、倒産リスクの回避のためです。

日経225は、東証1部に上場している2,190銘柄(2021.8.20現在)のうち、日本経済新聞社が特に流動性が高く、日本を代表すると考えた225銘柄を選出したものになります。

日本を代表する有名企業ばかりで構成されているので、日本経済の動向や、世界経済の影響を受けやすく、ビジネスの場ではとても重要視されているのです。

日経225については日経平均株価(日経225)とは?株初心者にもわかりやすく解説しますにて丁寧に解説しています。

次にJPX400は、流動性だけではなく資本効率やガバナンスも考慮されており、経営の信頼性が高い投資家にとって投資魅力の高い銘柄が集まった指数です。

また、厳しい選定基準をクリアした、魅力的な銘柄であると考えられます。

JPX400についてはJPX400ってどんな指数?株初心者にも分かりやすく解説しますにて分かりやすく解説しています。

東証1部に上場していてJPX400に採用されいてるということは、倒産するリスクが極めて少なく、安定したトレードを実施すると判断できるでしょう。

2.出来高が100万株以上

2つ目の条件は、出来高が100万株以上の銘柄です。

出来高とは、売買が成立した株数のことを言います。

出来高が多い銘柄の方が、特定の株主によって株価を操作されにくい傾向にあります。

例えば出来高が5万株の場合、一部の機関投資家などの影響により、株価が急騰・急落する可能性があります。

出来高が100万株以上の銘柄であれば、どれだけ資金が潤沢にある投資家でも株価を意図的に操作することは難しく、市場の動きを把握しやすいと言えるでしょう。

そのため、出来高が100万株以上の銘柄を選ぶ方が安全と言えます。

出来高については株の「売買代金」と「出来高」の、正しい見方と使い方を徹底解説!にて詳しく解説しています。

3.貸借銘柄であること

3つ目の条件は、貸借(たいしゃく)銘柄であることです。

貸借銘柄とは、信用取引の「空売り」ができる銘柄を指します。

詳しくは、「信用取引とは?リスクを抑えた上手な活用方法もご紹介」をご覧ください。

「空売り」とは、株式を所有していない状態でも「売り」のトレードから入ることができるトレードのことを指します。

通常(現物買い)のトレードでは、株価が上昇しているときしか利益を取ることができませんが、空売りができることによって下落しているマーケットでも利益を狙うことができるようになります。

また、「建玉の操作」を活用することができるようになれば、リスクを抑えたトレードも実現可能です。

プロも活用している技術を活用するためには、賃貸銘柄を選び「空売り」ができる状態でトレードをすることが必要です。

また、株式投資を勉強していく上では、正しい手法を身に付けることが必要です。

株式投資における勉強方法に興味がある方は、株の勉強は絶対にやるべき!オススメ勉強ステップや失敗しないためのコツの記事をご覧ください。

まとめ

  • 基本的に、トレードする銘柄は自由に選ぶことができる
  • 利益を追求するのであれば、基本ポイントを押さえて銘柄選定をするべき
  • プロトレーダーも直伝の銘柄選定を活用することで、安定したトレードができる

いかがでしたでしょうか。

今回は、初心者でも安心してトレードをするために必要な、株の買い方について見てきました。

リスクをなるべく減らしてトレードをするためには、これらの条件を守った上で、銘柄を探してみましょう。

また、自分にあった銘柄は人それぞれ違うので、上記の条件の中で自分が取引をしやすい銘柄を探してみましょう。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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