株で儲からない原因は『銘柄選び』と『値動きの法則』にあった?!

株 儲からない画像

意気揚々と夢見て、株を始めてみたものの、「株は儲からない」のではないか、とふと感じたのではないでしょうか。

株で利益を出せる人がいるのも事実。ではなぜ、自分は勝てていないのか。

結局、株式投資は、結局上げるか下がるかを当てるゲームと言い換えられます。

だからこそ、始めてすぐに利益を出せてしまいます。

しかし、長く続ければ続けるほど、それだけでは勝てなくなります。なぜなら、『不勉強』だからです。

この記事では不勉強がなぜ儲からないにつながるのかを解説し、儲けられるようになるためには何をしたらよいのか、具体的な事例を踏まえてご紹介しています。

5000人近くの個人投資を見てきて、勝てる人、勝てない人には共通点があります。

ぜひ、この記事を読み、勝てる投資家になっていただきたいと思います。

株の勉強は絶対にやるべき!オススメ勉強ステップや失敗しないためのコツ

目次

1.なぜ株で儲からない2つの原因

 株式投資で儲からないケースは大きく2つあります。

『銘柄選びを間違えている』

『値動きの法則を知らない』

この原因を知ることで自分がやっていないか、比較することができます。ぜひ、何度も読んで自分が当てはまっていれば、修正するようにしましょう。

1.1 原因① 銘柄選びを間違えている 

株で負けてしまう原因の一つに銘柄選び自体を間違えていることが挙げられます。

例えば

  • 買ったら下がってしまう
  • 買ってもあまり株価が動かず、そのままにしている
  • 買った銘柄が上場廃止になり、その銘柄に入れていた資金が溶けてしまった

といったケースです。なぜそのようなことが起きてしまうのでしょうか。

理由としては出来高が少ない、信用力の高い会社ではない、株価が下げても利益を出せる銘柄ではないことですが、一つ一つ説明していきます。

  • 出来高30万株以下の銘柄をトレードしている

まず、出来高とは銘柄の売買された量のことを言います。この量が少ないとなぜいけないのか?それは少ないことで不利な価格で買ってしまうリスクが高まるためです。

自分が買った瞬間に株価が上がってしまい、高い価格で株を取得してしまいます。また、売る場合でも同じ現象が起きてしまいます。仮に3万円の含み益があったとして、売った際に株価が下がってしまい、結局マイナス5000円の損益になってしまうことになるのです。

また、普通の銘柄では特定の個人が株価を思ったように動かすことはできませんが、出来高が少ない銘柄では比較的少ない資金でも大きく株価を動かすことができてしまいます。つまり、「統計的にこう動くだろう」が当てはまらないのです。だからこそ、出来高が少ない銘柄は要注意なのです。

具体的に、出来高は30万株以下の銘柄は手を出さない方が良いでしょう。出来高の確認方法は『Yahoo!ファイナンス』で確認することができます。

【出来高の確認方法】

Yahoo!ファイナンスhttps://finance.yahoo.co.jp/stocks/ranking/volume

①Yahoo!ファイナンスの赤枠の検索窓で出来高を知りたい銘柄名を検索

株式投資出来高の確認方法

 

②検索で出てきた該当の銘柄を選択

株式投資出来高の確認方法

③赤枠の出来高が30万株以下であれば、トレードはやめた方が良いでしょう。

株式投資出来高の確認方法

1.2 株価の下げを意識したトレードをしていない(=信用取引をしていない)

株式投資をやり続けるなら、信用取引ができた方が良いでしょう。

まず、信用取引とは以下2つの取引のことを指します。

  • 株価が下げても利益を取ることができる
  • 自分の資金の3倍までトレードできる

また、信用取引で重要なのは株価が下げても利益を取れるところです。

なぜなら、買いでしか利益が取れないと、暴落した際に逃げるしかできないためです。『株価が下げそうだ!株を売ろう!』『株価が急に下げてきた。損出しているけど、とりあえず売ろう』といった状態になります。

一般的に株は買うもの=「株は安く買って、高く売る」という印象ですが、その印象のままトレードを続けると痛い目に合う可能性があります。

それは1年に株価は3回~4回程度、暴落しているためです。つまり、3か月に1回のペースで暴落

をしているのです。これが市場全体で暴落するペースであり、個別の銘柄で言うと、もっと頻繁に起きているかもしれません。

実際にどれだけ暴落が起きているのか、株価チャートで見てみましょう。

株式投資空売り※画像1

こちらのチャートは日経平均株価です。暴落を1000円と定義すると直近のチャートで12回暴落しています。約1か月に1回の頻度で暴落が起きているということになります。

それだけ、株において、買いしかできないというはリスクがあるということです。

判断方法としては、該当銘柄で貸借区分を確認し、【貸借】であれば下がっても利益を上げる方法があるため、安心でしょう。

【貸借区分】信用銘柄

一例として、楽天証券の画面をご覧ください。

赤枠で囲った貸借区分で【貸借】が下げでも利益を取れる銘柄です。

株式投資空売りできるかの確認方法

1.3 値動きの法則を知らない

  •  値動きの法則を伝える

株価の動き方には特徴があります。株価はランダムに動いており、当てることができないと考えている人がいます。ランダム・ウォーク理論も提唱されていました。しかし、仮に株価が上に行くのか、下に行くのか完全にランダムであれば、トレーダーは存在しないでしょう。

証券会社もトレード部門を廃止していることでしょう。つまり、株価にはなにがしかの特徴があるということです。その特徴を知らないを知らないのは非常に恐ろしいことです。投資ではなく、投機になってしまいます。値動きには法則がありますが、それをしないことで3つタイミングを間違えてしまい、株では儲けることはできません。その法則を知らないことで間違える3つのタイミングをご説明していきます。

1.2.1 買うタイミングを間違える

値動きの特徴を知らないことが株を買うタイミングを間違えることに繋がります。例えば、株価が

高値にある状態を知らずに買う、いわゆる高値掴みをしてしまうリスクがあります。

また、買ったのに、同じような価格帯で動いて利益もそんなに出ていないし、損も出ていない状態に陥ります。損は出ていないのでまだよいですが、ただただ、時間を過ぎていきます。

正しい買いのタイミングが分かればこういったストレスも負わずに済むでしょう。

1.2.2 売るタイミングを間違える

 良いタイミングで買え、利益が出ていても安心はできません。売るタイミングを間違えるとその利益

を減らしてしまう、または損になってしまうこともあります。その一例をして、以下の画像2をご覧

ください。仮に赤矢印の日にこの銘柄を買ったとします。現時点は利益が出ています。

株式投資 売るタイミング

しかし、それから3日後には画像3のように株価は買い値より下まで下がってしまっています。

このように、もし買うタイミングが良く、利益を出せていても売るタイミングを間違えてしまうと、儲からないという状態になってしまうのです。

株式投資 売るタイミング

1.2.3 損切りタイミングを間違える

トレードをしていて、どんなに上手いトレーダーでも損切をします。この損切が上手いか下手かで

株で儲けられるかどうかは決まるといっても過言ではないでしょう。

例として、画像4をご覧ください。オレンジの線に来たから、

「よし!また、反発して上がる!」という理由で買ったとしましょう。

損切タイミング

結果はどうでしょうか。

損切タイミング

戻すだろう、戻すだろうと思って持ち続けここまで来てしまいました。

ここで追証になってしまうので、我慢の限界となり損切りなんてことは往々にしてあるでしょう。

トレードで100100中は勝つということはできません。損切の上手・下手で儲かるかどうか決まるでしょう。

【初心者向け】損切り(ロスカット)のルールを解説します。

2.株で儲けるためには知っておくべき3つのこと

ここまで株で儲けられない原因を3つの側面から説明でしてきました。なぜ儲けらないのかが分かったところで、原因をなくし、正しいやり方を学んでいきましょう。

2.1 正しい銘柄選びをする

株はどんな銘柄も上がったり下がったりしており、利益を上げるにはタイミングが重要です。

しかし、先述したように、タイミングを間違えていないのに、損をしてしまう銘柄があります。そんな銘柄を避けるために知っておくべき3つの条件がこちらです。

【銘柄選びで押さえておくべきポイント3つ】

  • プライム市場から選ぶ
  • 出来高100万株以上を選ぶ   
  • 貸借銘柄を選ぶ

上場廃止の可能性が低いプライム市場を選びましょう。加えて、出来高が100万株以上あることで自分が買っても売っても株価が大きく動くことはありません。

つまり、法則に沿って株価が動くため予測しやすくなる=勝ちやすいのです。

加えて、貸借銘柄という株価が下げても利益を上げられる銘柄を選ぶことで仮に、

1年に3回ほど発生する株価の暴落にも対応をすることができるでしょう。

この3つを押さえて銘柄を選ぶだけで不慮の事故に会うことはなくなるとことになります。

【投資のプロ厳選】ウォーレン・バフェットを知るおすすめ本9選!

2.2 値動きの法則に沿ったトレードをする

株で儲けられない原因の一つに、値動きの法則を知らないことで『買う』『売る』『損切り』の3つの

タイミングを間違えてしまうことをお伝えしました。つまり、その法則を分かっていれば株で利益を

上げられるようになるのです。

『値動きの法則』とは、株価チャートがある形になった際に、高い確率で上げる(下がる)ことを指し

ます。有名なものでグランビルの法則やダブルトップや三角保ち合い、ヘッドアンドショルダーなどが

挙げれます。

値動きの法則の具体例:ヘッドアンドショルダーの紹介

次に、値動きの法則がどういったものか一例ご紹介します。

全世界的に有名なヘッドアンドショルダー(三尊天井)がその一つです。この形を形成した際は最後の

3つ目の山のあとに株価は下げていくというものです。

株式投資 三尊天井 例

実際の株価チャートを使ってみていきましょう。

株式投資 三尊天井 例

3つ目の株価の山を形成後に下げていっています。

以下の画像も全く別の時期、別の銘柄ですが、同様に同じ形を形成し、株価が下げていっています。

株式投資 三尊天井 例

こういった値動きの法則は至るところに発生しており、その法則を知ることで株では圧倒的に有利な

トレードができるようになります。

2.2.1 値動きの法則を使って稼ぎ続ける3

その証拠として、3人ご紹介します。

まず、株で世界一の利益を出したジェームズ・シモンズ氏をご紹介します。シモンズ氏は数学者で

株式投資に数学的アプローチを取り入れました。

統計的に有意な規則性を発見し、その法則に沿って短期売買することで104500億円稼ぎ出しています。

一年間の成績も脅威的です。元金5200億円使って、7900億円を稼ぐ年や、1兆円使って8500億円稼ぎ出すという成績を上げています。

31年間で400万倍のリターンを叩き出しているのです。

2人目が1987年にアメリカのトレード選手権『ロビンスカップ』で優勝したラリー・ウィリアムズ氏です

この方も自身の手法で50万円の元金を1年間で5650万円まで増やしました。実に113倍です。

1997年にはその娘もそのトレード大会に出場し、10倍のリターンを出して優勝しています。

3人目が小手川隆氏です。ジェイコム事件で一躍有名になった方で164万円からスタートして約8年で210

億円にしています。実に12805倍です。その腕を買われ、ソフトバンクグループ創業者 孫正義氏からも

運用のオファーをされています。

その他にも、挙げればキリがありませんが、値動きの法則を知り、それに沿った投資をしたトレーダーが継続的に大きな利益を上げ続けていきます。

これで値動きの法則を押さえることの重要性を理解いただいたと思います。この法則は有名なもので50

ほどでしょう。それ以外のマイナーなものを合わせても100個ほどでしょう。

カップウィズハンドルとは?株価上昇を見極めて買いを入れる方法

2.3 株で儲けている人がどこまでやっているのかを知る

値動きの法則をざっくり数えたとしても100個ほどでしょう。一つ法則を紹介しましたが、これは有名なものでインタネットを検索するとそのほかにもいくつも出てきます。

しかし、これを知っていても儲ける人と儲けられない人が出てきます。では、儲けられる人は何が違うのでしょうか。その点について、ご紹介をしていきます。

2.3.1 一つの法則を掘り下げている

値動きの法則を使って利益を出し続けている人は一つの法則を深く理解して使っています。

例として、私たちが運営する株塾の塾生さんが自主的に作成した勉強シートをご覧ください。

ある法則を条件ごとに成功率を確認しています。ある条件下では勝率が94%になることを突き止

め、その場面が出たときだけトレードをするということを繰り返して資産を増やし続けています。

つまり、値動きの法則を使って儲けられる人は、法則を場合分けして成功するかしないか知った上

で使っているから勝ち続けることが分かりました。

株 成果1

・ある条件下で勝率とその保有期間の関係について

株 成果2

条件下別での勝率

株 成果3

それらをまとめたもの

2.3.2 確率で考えている

上記資料で書かれているように、株で儲けている人はすべて数字を使って客観的に勝てるのか、勝てないのかを理解していることがわかります。

株で世界一利益を出しているシモンズ氏も数学者で統計的な勝ちやすい場所でやっているために、その結果を生み出していました。

株で儲けるかどうか数値的根拠を把握してやっているかになります。

有名な値動きの法則を使っても、使う場所が異なれば、投資ではなく、投機(ギャンブル)になってしまいます。

ぜひ、確率を意識して法則を利用しましょう。

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3.具体的に何をすれば良いのか?

3.1 網羅的に勉強し、一つ再現性の高いルールを作る

 2章でご紹介したヘッドアンドショルダーのように、株価チャートの形がある形になった後は上がりやすい、下げやすい値動きの法則があります。

それらを知っているだけで当然、知らないよりは利益を上げやすいでしょう。

しかし、それだけで利益を上げ続けることはできません。

例として出したヘッドアンドショルダー自体は有効ではありますが、どういったシチュエーションでその形が発生するのかで利益を出せる確率が変わってきます。

一番、有効な使いどころを見極めるために以下の手順で1つ、自分に合った再現性の高いルールを作りましょう。

  • どういった法則が存在するのかを勉強しましょう。
  • その次に一つ、自分に合った法則を選びましょう。
  • 法則を場合分けし、上手くいく場面と上手くいない場面を見つけましょう。
  • 上手くいく場面を見つけたら、その場面のみでトレードをしましょう。

3.2 投資仲間を作る

株式投資は孤独です。以前に比べて投資をしているのは普通になりつつありますが、それでもまだまだマイナーです。

だからこそ、投資仲間を意識的に作ることをお勧めします。なぜなら、自分ひとりで勉強をしても続かないためです。

最初はやる気があり、勉強していても何度か壁にぶつかるたびに日々の仕事やそのほかに忙殺され、勉強の結果が出るまで続かないのです。

そこで『投資仲間、株仲間を作る』です。仲間を作ることで一人では続かないことが続くようになります。

かつ、自分の知らない情報も得ることになり、刺激を得られます。

私たちの運営する株塾でも、仲間と勉強している人と一人で勉強する人では、圧倒的に株仲間がいる人の方が結果を出されています。

それは仲間がいることでコンスタントに勉強を続けることができることと、一人では気づかない視点を得られるために利益を上げられるようになりやすいのです。

もし、周りにそのような方がいないのであればどこでも良いです。自分に合った投資のコミュニティに入りましょう。

投資コミュニティを選び方としては、利益を出せている人がいるかどうかが分かりやすいポイントになるでしょう。

3.3 投資のプロから教わる

投資のプロとは投資で生活できる人を指します。

こういった方から教えてもらいましょう。

理由は、一人で勉強するより、上達する時間を短縮できるためです。

多くの方が仕事をしながら、投資の勉強をするでしょう。それでは時間が足りないのです。

一人で成功する人も中には当然いますが、もしそのよう方にお会いしたら、ぜひ投資に対しての時間投下を聞いてみてください。

仕事をしている人ではその時間を割くのは難しいでしょう。

だからこそ、時間をお金で買い、最短ルートで上達のためにプロから学びましょう。

教わる方を選ぶ基準としては、以下3点を意識して選ぶと分かりやすいでしょう。

  • 当然自身で投資をし、勝てていること
  • その人から教えてもらい、勝てるようになっている人がいること
  • 教えてもらって勝てるようになった人と話せる環境があること

その上でご自身で一つの再現性の高いルール、を作りましょう。

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4.まとめ

株で儲からないのは不勉強からくる

  • 銘柄選びを間違えている
  • 値動きの法則を知らないから

が原因です。

銘柄選びは

  • 100万株以上の銘柄を選ぶ(法則通りの値動きをするから)
  • プライム市場から中心に銘柄を選ぶ(上場廃止により、損をしないから)
  • 貸借銘柄の銘柄を選ぶ(暴落に対応できるから)

値動きの法則を知り、場合分けして確率で投資をしよう。

かつ、その勉強を円滑に進めるために、投資にプロから教わり、投資仲間を見つけましょう。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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