【初心者必見】資産運用の基本を学ぶ!正しい勉強方法とステップ解説

資産運用,勉強,初心者

「資産運用を始めるために勉強したい」と思っていませんか?

必要な知識をしっかりと勉強して、資産運用に失敗しないようにしておきたいですね。

しかし、資産運用の初心者は、何から勉強すればいいかわからないはず。

資産運用にはさまざまな方法があるため、すべてを学ぼうとすると時間がかかりすぎてしまいます。

そこで今回は、初心者が資産運用の勉強をどう進めていけばいいかを徹底解説。

アジア最大級の投資塾、「株塾」を運営する弊社が作成した資産運用の勉強についての指南書です。

自分に合った資産運用を選んで勉強していきましょう。

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目次

資産運用の勉強を始める初心者に伝えたいこと

資産運用,イメージグラフ

資産運用で、あなたは今あるお金をどうしていきたいのでしょうか。

上図のように、時間をかけてお金を増やしたいと考えているはずです。

図のように順調に増えていけば最高ですが、資産運用の方法によってかかる時間もプロセスも異なってきます。

目標も人によって異なるでしょう。

資産運用は人それぞれですから、勉強すべき内容もそれぞれだといえます。

自分が勉強すべき内容を知るためにも、まずはどのような資産運用をしたいのか、考えてみる必要があるのです。

資産運用で実現したいこと・実現方法を考えよう

資産運用の勉強を始める前に、自分がどのような形でどれくらいのお金を得たいのか、考えてみましょう。

先ほどの図での0が今だとして、目標がまずどこなのかを考えてみてください。

目標を決めるためには、いつまでにどのくらいのお金にしたいかを考える必要があります。

またそこに到達するまでにどのような流れで、どれくらいのリスクまで許容できるかも考えなければなりません。

資産運用,イメージグラフ

リターンを狙いに行けば行くほど、そのリスクも大きくなるといえます。

上図でいえば、振れ幅が大きい資産Aのほうがリスクは大きいというわけですね。

リスクとリターンを把握しておかなければ、目先の利益ばかり追いかけた結果、大きな損失を発生させてしまう可能性があります。

どのような資産運用をイメージしているのか、そこをまずはハッキリさせてください。

現状・目標・プロセス、それらを構成する必要な金額やかける時間、すべてを考えるべきなのです。

それによって勉強すべき内容が変わってくる

どのような資産運用をしたいかが決まったら、それを実現するための勉強をしていきましょう。

勉強すべき内容は、どのような資産運用をしたいかで決まってくるのです。

ハイリスクハイリターンのFXを始める人と、ローリスクローリターンの債券投資を始める人では、勉強内容は異なります。

関係のない分野をいきなり勉強するのは効率が悪いですから、自分が勉強すべき内容を把握してくださいね。

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講座

どの資産運用だとしても勉強しておきたいこと

資産運用の方法に関わらず、知っておきたい重要なポイントをまとめました。

分散投資はすべての資産運用に関わってくる話ですから、絶対に勉強しておきたい内容です。

自分で運用するか他人で運用するかの違いも把握しておくと、資産運用選びに役立ちます。

どちらも勉強しておきましょう。

分散投資について勉強する

分散投資について勉強し、意識できるようにしましょう。

リスクを低くするために、分散投資は必須の考え方だからです。

資産運用には、大なり小なりリスクが伴うものです。

手法によってリスクの大きさは異なるものの、分散投資をすればリスクを抑えることができます。

主な分散投資は4つ。

  • 資産の分散
  • 銘柄の分散
  • 地域の分散
  • 時間の分散

この4つの分散を常に意識しておきましょう。

投資でよく例えになるのが、「卵を一つのカゴに盛らない」というものです。

資産を卵に例えているのですが、もし一つのカゴに卵を入れていれば、そのカゴがひっくり返ってしまったら卵はすべてダメになってしまいますよね。

そこで複数のカゴに卵を分けておけば、一つのカゴがひっくり返ってしまっても、全滅は避けられます。

分散しておくことで、少しでも損失を減らせるというわけですね。

相場格言「卵は一つのカゴに盛るな」とは

自分で運用・他人に運用を任せる違いを勉強する

資産運用は、自分で運用する以外にもプロに任せる方法があります。

投資信託やETFなどが、プロに任せる資産運用ですね。

プロにお任せと聞くと、なんだか魅力的ですが、メリットもあればデメリットもあります。

投資は自己責任ですから、最終的な判断は自分でしなければなりません。

自分で運用するときと、他人に運用を任せるときの違いを勉強しておきましょう。

他人に任せる分お金がかかる

プロに任せる分、手数料が発生してきます。

自分で資産運用するよりも、コストが高くなってしまうのです。

プロに働いてもらうわけですから、その分のお金がかかるのは当然ですよね。

その手数料も踏まえて、資産が本当に増えていくかどうかを検討する必要があります。

個人では手が出しにくい資産にも投資できる

個人レベルでは手が届きにくい新興国の株式などにも、プロに任せれば投資ができるようになります。

より投資の選択肢が広がることで、リスクの分散につながるというメリットも。

素人ではリスクが高いものでも、プロのノウハウを活かせるのであれば資産運用にも取り入れられるというケースもあります。

まったく勉強が不要というわけではない

自分で運用する場合は、勉強が必須です。

他人に任せるなら勉強をしなくて済むかというと、そういうわけでもないところが注意点。

誰に、どんなプランで任せるのかは、自分で決めなくてはならないからです。

間違った相手に任せてしまえば、損失が発生することもあり得ます。

どちらにしろ、勉強は必要ということは覚えておきましょう。

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勉強を始めるために資産運用の方法を決めよう

勉強を始めるために資産運用の方法を決めましょう。

資産運用を一覧でまとめました。

資産運用の種類 リターン リスク 必要資金 初心者へのオススメ度
株式投資 1万円~ ★★★★★
投資信託 100円~ ★★★★☆
債券投資 1万円~ ★★★★☆
FX(外国為替証拠金取引) 5,000円~ ★★☆☆☆
不動産投資 100万円~ ★★☆☆☆
REIT(不動産投資信託) 10万円~ ★★★☆☆
iDeCo(個人型確定拠出年金) 5,000円~ ★★★★★
金投資 1,000円~ ★★★☆☆
仮想通貨(暗号資産) 500円~ ★★☆☆☆
ロボアドバイザー 100円~ ★★★☆☆
ETF(上場投資信託) 5,000円~ ★★★☆☆
預貯金 1円~ ★★★★☆
外貨預金 500円~ ★★★★☆
貯蓄型保険 5,000円~ ★★★★☆

それぞれで、得られるリターンやリスクの大きさは異なります。

また必要資金はあくまでも最低投資金額ですから、「得たい利益」の大きさによってはよりたくさんの資金が必要になってきます。

どの方法で資産運用をするか決めたら、その方法について勉強していきましょう。

実際に運用する手法について勉強をして、実践していくことが重要です。

どこに注意すべきなのか、どうすればよりお金を増やしていけるのか、必要最低限の知識からより勝ちにいくための知識まで、学ぶべき内容はたくさんあります。

あれこれ手を出すのではなく、まずは一つを極めるつもりで勉強してください。

それぞれの運運用手法について、運用のイメージ図も添えて解説していきます。

運用のイメージ図は、あくまでも目標を達成できた場合の一例ですので、参考程度にみてくださいね。

株式投資

株式投資,資産運用グラフ

企業が発行する株式を買い、配当金や売却益を得る投資方法です。

どの銘柄に投資をするか、またいつ売買するかといったタイミングを勉強していく必要があります。

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投資信託

投資信託

プロに運用を任せ、さまざまな投資対象に分散投資し利益を得る方法です。

任せるとはいっても、どの投資信託を選ぶかは自分で決める必要があるため、選び方については勉強する必要があります。

投資信託を長期保有するデメリットとは?

債券投資

債券投資

国・自治体・企業が発行する債券を購入し、利息と償還金を得る方法です。

株と違い、リターンの予測が立てやすく、資産運用の計画も建てやすいといえます。

【債券】社債のメリットとデメリット

FX(外国為替証拠金取引)

FX

外貨を売買し利益を得る投資方法です。

資金の何倍もの取引を行えるため、それだけリターンとリスクも大きくなります。

FXって何?FXの基礎知識

不動産投資

不動産投資

不動産の売買や、家賃収入で利益を得る方法です。

入居者が定着すれば安定的に運用できますが、空き室が続くリスクもあります。

生命保険の代用にしたり、節税のために不動産投資をしたりする方もいます。

【初心者向け】不動産投資のはじめ方を7つのSTEPで解説

REIT(不動産投資信託)

REIT

プロに運用を任せて、複数の不動産に投資し利益を得る方法です。

不動産投資信託とも呼ばれ、不動産運用での収益から分配金を受け取れます。

不動産投資と違い、不動産の運用・管理をする必要はありません。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

iDeCo

個人で加入できる年金制度であり、決まった金額を積み立てて運用します。

積み立て時・運用時・受け取り時で税制優遇があり、節税効果の高さが魅力です。

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金投資

金投資

安定性の高い資産、蓄えとして金を保有する資産運用です。

インフレに強く、経年劣化による価値の低下もありません。

一方で、保有しているだけでは利息や配当が発生しないというデメリットもあります。

金投資ってなに?金投資の基礎知識

仮想通貨(暗号資産)

仮想通貨

デジタル通貨の一種である、仮想通貨を売買して利益を得る方法です。

硬貨や紙幣は存在せず、すべてオンライン上で完結します。

暗号資産って何?基礎から分かりやすく解説

ロボアドバイザー

ロボアドバイザー

人工知能(AI)が、投資のアドバイスや運用を行ってくれる方法です。

知識が少ない初心者でもロボアドバイザーによるサポートを受けつつ資産運用を行えます。

とはいえ、元本保証はなく、手数料が高いといったデメリットもあります。

ETF(上場投資信託)

ETF

上場している投資信託であり、証券会社を通じて運用します。

また株の価格がリアルタイムで変動しているところも特徴です。

米国ETFって何?メリット・デメリットを徹底解説します

預貯金

預貯金

金融機関にお金を預けて利息を得る方法です。

1,000万円まで元本保証があるものの、金利0.002%など低いため、資産を増やす方法としては優れていません。

タンス預金っていいの?悪いの?メリット・デメリットと有効活用する方法とは

外貨預金

外貨預金

海外の通貨で預金、利息や為替差益を得る方法です。

日本とは異なる金利で運用するため、日本よりも高金利で運用できるところが魅力。

外貨預金って何?メリットとデメリットを解説

貯蓄型保険

貯蓄型保険

万が一に備えて、貯蓄もできる保険です。

満期時や解約時に、積み立ててきたお金が受け取れます。

講座

資産運用の勉強で初心者が押さえておきたいコツ

初心者がこれから資産運用の勉強を始めるにあたって、少しでも成功率を上げるために押さえておきたいコツをまとめました。

コツを意識しておくだけでも、勉強の質は大きく変わってきます。

意味のある勉強をするためにも、ぜひチェックしておいてください。

「ポイント投資は意味ない」は本当?始めるべき理由を徹底解説

毎日何分勉強するか決める

勉強は継続することが何よりも大切です。

資産運用に関してもそれは同じ。

毎日何分、いつ勉強するか決めておきましょう。

ポイントは、日常生活に取り入れてしまうこと。

「勉強しなきゃ」と思わずとも、自然と勉強できるようになれば最高ですね。

何か他の日常の行動と結びつけると、より欠かさず勉強ができます。

例えば寝る前の10分、通勤中の10分など、着実に勉強していけるように仕組みを作っておきましょう。

勉強した内容を実践して反省会をする

資産運用の勉強をしたら、実際に行動を起こすようにしましょう。

そしてさらに反省会をして、次に生かすためにどうすればいいのか考えてください。

資産運用は、勉強さえすれば100%成功するものではありません。

勉強してもその知識を活かせなかったり、思わぬ状況に出くわして焦って損失を膨らませてしまったりするケースはよくあります。

勉強だけでなく、実践して経験値を積んでいきましょう。

株であれば、実際に少額でも投資をしてみて、学んだ内容通りになるかを確認してみるのです。

そうなったとしてもならなかったとしても、ちゃんと結果を振り返って次につなげるようにしてくださいね。

勉強して改善するために毎月の運用ルールを決める

資産運用の勉強をしつつ、「毎月の運用ルールをどうするか」決めていきましょう。

成功率を上げるためには、ルールに則って運用するべきだからです。

なんとなく運用して失敗したとしても、なぜ失敗してしまったかはハッキリわかりません。

「運が悪かった」で終わることもあるでしょう。

しかしきちんとルールを作って運用することで、このルールだから失敗した、と振り返ることができるのです。

失敗した理由がわかれば、それを改善していけばいいですよね。

成功率を上げるためにも、毎月の運用ルールを決めましょう。

講座

資産運用の勉強に関してよくある質問

資産運用の勉強について、初心者でよくある質問をまとめました。

何か引っかかっている部分があれば、勉強する前に解消しておきましょう。

何で勉強するのがオススメ?

オススメは、基本書籍や動画ベースで学びつつ、気になる内容のセミナーを受講するスタイル。

土台を作りつつ、深い知識はプロから学んでいけば効率的に勉強できますよ。

とはいえ、自分に合った方法であれば、勉強して問題はありません。

テキストベースですぐ振り返られるようにしたいなら本で、音や図で覚えていきたいなら動画で、実際に直接プロから学びたいならセミナーで勉強していきましょう。

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資産運用の勉強はどれくらいするべき?

まずは1か月勉強のみに集中してください。

その後、勉強しつつ実際に資産運用を始めていきましょう。

最初は少ない金額から、失敗も勉強のうちと思って取り組んでください。

資産運用の勉強に終わりはありません。

日々勉強を重ねて、よりよい資産運用を目指しましょう。

資産運用の勉強は意味がある?

資産運用の勉強は意味があります。

アジア最大級の投資塾「株塾」を運営している私から見ても、勉強の意味は日々痛感しています。

塾生の方で成果を出しているのは、やはり毎日勉強して努力している方です。

資産運用を成功させたいのであれば、勉強は必須ですよ。

勉強の前に資産運用始めてみるべき?

失敗前提であれば、勉強の前に資産運用を始めてみるのも一つの手です。

実際に資産運用をすることで学べるものもあります。

ただし、お金を稼いでやろうとは思わず、あくまでも勉強だと割り切って取り組むようにしましょう。

大きなリターンを狙いに行けば、必ず大きなリスクもついていきます。

勉強せずにチャレンジして、大きな損失を抱えないようにしてくださいね。

資産運用の勉強、何歳からするべき?

資産運用の勉強は、今からするべきです。

何歳から勉強すべきといった明確な基準はありません。

勉強するタイミングが早ければ早いほど、勉強できる内容はそれだけ多く濃いものになります。

それだけ資産運用の成功率も上がっていくのです。

また○○歳だからもう遅いということもありません。

「勉強しよう」と思った、今が一番の始めどきですよ。

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まとめ

初心者が資産運用の勉強をする際について、特に大事なポイントは以下の通り。

  • 勉強の前に「自分がどのような形でどれくらいのお金を得たいのか」考える
  • 資産運用の種類を把握する
  • 勉強のコツを押さえておく

いきなり資産運用をしても失敗はつきものです。

少しでも成功する確率を上げるためにも、毎日勉強していきましょう。

資産運用を始めるときは誰もが初心者です。

初心者をできるだけ早く脱するためにも、今回の内容をもとに、効果的に勉強していってくださいね。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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