「NISAの積立投資って何銘柄くらい保有するのが適切なんだろう?」と疑問に思っていませんか?
NISAで積立投資をしているものの、何銘柄くらい保有するのが適切なのかわからないから知りたいと思っている方が多いようです。
そこで今回は、NISAの積立投資における理想的な銘柄数や、投資先を選ぶ際のポイントについて解説します。
本記事を読むと、NISAの積立投資において保有する銘柄数を決める判断材料が得られますので、ぜひ最後までご覧ください。
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NISAで積立投資をするなら銘柄数は1銘柄~2銘柄でいい
NISAの積立投資では、購入する銘柄数は1本~2本で十分です。
なぜなら、投資信託は1本保有するだけで自動的に分散投資される仕組みになっているからです。
たとえば「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」を1本選ぶと、先進国23ヶ国と新興国24ヶ国の合計約47ヶ国の株式(約2,500銘柄)へまとめて投資できます。
ですが銘柄数をむやみに増やすと、積立設定や資産配分の確認といった管理の手間がふくらみ、投資を続けるハードルが上がってしまいます。
したがって、初めて積立投資に取り組む方ほど、まずは1本~2本に集中してシンプルな運用を心がけることが資産づくりの成功につながるでしょう。
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NISAで積立投資をする際に複数銘柄買うデメリット
本章では、積立投資をする際に複数銘柄買うデメリットについて、以下の内容に沿って解説します。
- ポートフォリオの状況を把握しづらくなる
- 売却時の判断が複雑になる
- 自動積立の設定・変更の手間が増える
それぞれみていきましょう。
ポートフォリオの状況を把握しづらくなる
NISAで積立投資をする際に複数銘柄買うデメリットとして、ポートフォリオ全体の状況が把握しづらくなる点が挙げられます。
銘柄数が増えると、それぞれの値動きや損益を個別に確認する手間が大きくなるからです。
たとえば、10本以上のファンドを保有していると、それぞれの損益状況や資産配分の比率の確認は投資に慣れていない方にとっては大きな負担になります。
また、銘柄数が多いほど全体像の把握に時間がかかるため、見落としによる判断ミスが生じやすくなる点に注意が必要です。
売却時の判断が複雑になる
複数の銘柄を保有していると、売却のタイミングを判断する難易度が大きく上がります。
銘柄ごとに含み益や含み損の状況が異なるため、どの銘柄をいつ売るかという綿密な計画が必要になるからです。
1銘柄であれば「売るか売らないか」のシンプルな判断で済みますが、銘柄数が増えるほど選択肢が複雑化し判断ミスにつながりやすくなる点はデメリットといえます。
自動積立の設定・変更の手間が増える
複数の銘柄で積立投資を行う場合、銘柄ごとに積立金額や買付日などの設定が必要になり、初期設定だけでも手間がかかります。
さらに、投資方針の見直しや家計の変化に応じて積立額を変更したいとき、すべての銘柄について個別に設定を修正しなければなりません。
銘柄数が多いほど変更の作業量は増え、一部の銘柄だけ変更を忘れるといったミスも起きやすくなります。
積立投資は「一度設定したら放置できる」手軽さが大きな魅力ですが、銘柄を増やしすぎるとその手軽さが失われ、管理の負担が大きくなる点には注意が必要です。
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NISAで積立投資をする際に複数銘柄買うメリット
複数銘柄を組み合わせて保有することには、一定のメリットもあります。
本章では、以下の2点について解説します。
- 地政学リスクの影響を軽減できる
- リスク許容度の変化に合わせて攻めと守りの比率を調整できる
それぞれみていきましょう。
地政学リスクの影響を軽減できる
積立投資で複数の銘柄に分散して投資することで、地政学リスクの影響を軽減できる点はメリットです。
たとえば特定の国や地域に集中して投資していると、紛争や経済制裁、政情不安などが起きた際に資産が大きく目減りするおそれがあります。
しかし異なるエリアの銘柄を組み合わせると、ある地域が地政学的な混乱に見舞われても他の地域の銘柄がその下落を補い、ポートフォリオ全体への打撃を抑えることが可能です。
したがって、地理的に分散した積立投資は、ポートフォリオ全体の安定性を高める効果を期待できます。
リスク許容度の変化に合わせて攻めと守りの比率を調整できる
複数の銘柄を組み合わせて積立投資を行うメリットは、ライフステージの変化に応じて「攻め」と「守り」の比率を柔軟に調整できる点にあります。
たとえば、若い時期はリスク許容度が高いため、株式中心の攻めの銘柄に多くの資金を配分し積極的にリターンを狙えます。
その後、住宅購入や子供の進学などのライフイベントが近づくにつれて、バランス型といった守りの銘柄への配分を徐々に増やすことで、資産全体の値動きを抑えることが可能です。
このように、毎月の積立額の配分比率を変えるだけでポートフォリオ全体のリスクを段階的にコントロールできるのが大きな利点です。
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NISAで積立投資をする際に投資先を選ぶポイント
本章では、NISAで積立投資をする際に投資先を選ぶ際のポイントについて以下の内容に沿って解説します。
- インデックスファンドを選ぶ
- なるべく手数料が安い商品を選ぶ
- 純資産総額を確認する
それぞれみていきましょう。
インデックスファンドを選ぶ
積立投資の投資先を選ぶうえで、まず検討したいのがインデックスファンドです。
インデックスファンドとは、日経平均やS&P500といった特定の株価指数に連動する運用成果を目指す投資信託のことで、市場全体の成長を幅広く取り込めるのが特徴です。
個別の銘柄を自分で選定する必要がなく、自然に分散投資ができるため、投資の経験が少ない方にも取り組みやすい選択肢といえます。
また、運用にかかる手数料が比較的低く抑えられている商品が多いため、長期にわたる積立投資ではコスト面でも有利に働きやすい点が大きな魅力です。
なるべく手数料が安い商品を選ぶ
積立投資では、信託報酬をはじめとする手数料ができるだけ低い商品を選ぶことが大切です。
信託報酬とは、運用成績の良し悪しに関係なく毎日差し引かれるコストであり、運用期間が長くなるほど最終的なリターンへの影響が大きくなります。
たとえば利回り5%の投資信託に20年間月3万円の積立投資を行った場合、信託報酬が年0.1%と0.5%の商品では、最終的な資産額に数十万円の差が生じるケースがあります。
わずかな手数料の違いが将来の資産額に大きく響くため、なるべくコストの低い商品を優先的に選びましょう。
純資産総額を確認する
投資信託を選ぶうえで、純資産総額は必ず確認しておきたい指標の一つです。
純資産総額とは、ファンドに集まっている資金の合計額を示すもので、いわばファンドの「規模」を表しています。
一般的に、純資産総額が大きいファンドは多くの投資家から支持されている証拠であり、運用が安定しやすいとされています。
反対に、純資産総額が極端に小さいファンドは、運用効率が低下したり、繰上償還(早期に運用が終了すること)のリスクが高まったりする可能性があるので注意が必要です。
純資産総額の目安としては、100億円以上あるファンドを選ぶと安心です。
また、純資産総額が右肩上がりで増加しているかどうかも重要なチェックポイントとなります。
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NISAで積立投資をする際の注意点
本章では、NISAで積立投資をする際の注意点を解説します。
- 目的を明確にする
- 狼狽売りしない
- 余裕資金で投資する
それぞれみていきましょう。
目的を明確にする
積立投資を始める前に、まず「何のために投資をするのか」という目的を明確にしておくことが大切です。
なぜなら、目的によって選ぶべき商品が変わってくるからです。
たとえば、老後資金として30年後に備えるのであれば、多少の値動きを受け入れられる株式中心の投資信託でじっくり増やす戦略が取れます。
ですが、5年後のマイホーム購入資金が目的であれば値動きの小さい債券型の商品を選ぶなど、より安定性を重視した運用が求められます。
このように、目的が違えば最適な銘柄もまったく異なるため、最初にゴールをはっきりさせることが積立投資を成功させるうえで重要です。
狼狽売りしない
積立投資を成功させるうえで大切なのは、相場が大きく下落した際に慌てて売却する「狼狽売り」をしないことです。
そもそも株式市場は短期的に上下を繰り返すものであり、一時的な下落は決して珍しいことではありません。
それにもかかわらず焦って売却してしまうと、その後の回復局面で得られるはずだった利益を逃してしまいます。
そのため、一時的な値動きに惑わされず、長期的な視点を持って積立を継続することが重要です。
余裕資金で投資する
積立投資は、生活費や万が一の備えとなる緊急予備資金を確保したうえで行うのが重要です。
生活に必要なお金まで投資に回していて、急な出費が発生したときに保有銘柄が含み損だった場合、損失を確定させてしまうリスクがあるからです。
一般的には生活費の3ヶ月~6ヶ月分を預貯金で確保してから、投資を始めるのが望ましいとされています。
そのため、まずは家計の収支を把握しながら緊急予備資金を確保し、無理のない範囲で積立額を設定することが大切です。
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NISAで積立投資をするなら銘柄はいくつ買うのがいいか知りたい人によくある質問
NISAで積立投資をするなら、銘柄はいくつ買うのがいいか知りたい人によくある質問は、以下のとおりです。
- Q1.NISAでの積立投資では何銘柄まで買えますか?
- Q2.暴落したときはどうしたらいいですか?
それぞれ解説します。
NISAでの積立投資では何銘柄まで買えますか?
NISAでは、購入できる銘柄数に上限は設けらおらず、年間投資枠(360万円)の範囲で金融機関が取り扱う対象商品であれば何本でも買い付けが可能です。
ただし、銘柄を増やしすぎると管理が煩雑になるため、実際には1本~2本程度に絞るのが現実的な運用方法といえます。
暴落したときはどうしたらいいですか?
暴落が起きたときは慌てて売らず、積立投資をそのまま続けるのが基本的な対応です。
暴落局面では基準価額が大きく下がるため、普段より多くの口数を購入でき、将来の相場回復時に大きなリターンへつながる可能性があります。
したがって、暴落は長期投資家にとって安い価格で仕込めるチャンスと捉え、冷静に積立を続ける姿勢が大切です。
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まとめ
今回は、NISAの積立投資で購入する銘柄数の考え方や、投資先を選ぶ際のポイントについて解説しました。
投資信託は1本でも幅広い分散投資が可能なため、銘柄数は多くても1本〜2本に絞るのが現実的です。
ただし、地政学リスクの分散やリスクの調整を重視する場合は、複数銘柄の保有も有効な選択肢となります。
ぜひ本記事を参考に、自分の投資目的に合った銘柄選びを進めてみてください。
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株トレード歴40年のプロトレーダー相場師朗先生が監修する株式投資情報総合サイト「インテク」の編集部です。今から株式投資を始めたいと思っている投資初心者の方から、プロが実際に使っているトレード手法の解説までの幅広いコンテンツを「わかりやすく、気軽に、実用的に」をモットーに発信しています。






