日経平均株価は大きく反発しましたが、「ここで安心して買ってよいのか?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今回のラジオ(2026年7月9日放送時)では、相場師朗先生が日経平均をはじめ、コーヒー・ココア・大豆・原油・金・銅などの商品相場まで幅広く解説。
この記事では、
- 日経平均の今後のシナリオ
- 「本数」を使った相場分析
- 商品市場の注目ポイント
- 今後の売買戦略
について、わかりやすく整理してお伝えします。
日経平均は紫の移動平均線で反発
長い下ヒゲは重要なサイン
今回の日経平均は、一時6万6,000円を割り込んだものの、大きく切り返しました。
相場先生は、この反発について
- 紫の移動平均線に初めて接触したこと
- 長い下ヒゲを形成したこと
- アイバリュー上でも反発しやすいタイミングだったこと
を理由として挙げています。
また、6万6,000円付近は、多くの市場参加者が意識している価格帯であり、買いが入りやすい水準だったと考えられます。
ただし本格的な上昇とはまだ言えない

今回の反発だけでは、まだ安心できる状況ではありません。
現時点では「下半身」になったわけではないため、トレンド転換を判断するには早い段階です。
今後は、
「6万9,000円付近の攻防」
が最大のポイントになります。
6万9,000円は今後の重要な分岐点
相場先生が特に注目しているのが、6万8,430円〜6万9,000円付近です。
この価格帯は過去1か月間、
- サポート
- レジスタンス
として何度も機能してきました。
今後考えられるシナリオは2つです。
シナリオ①
6万9,000円を突破すれば、さらに上昇する可能性。
シナリオ②
6万9,000円で跳ね返されれば、再び下落へ向かう可能性。
現在考えられる売買戦略
現状では、相場先生は次のような戦略を紹介しています。
戦略① 少量だけ買って様子を見る
紫の移動平均線で反発したため、
まずは少量だけ買い、
翌日も陽線なら保有を継続する方法。
戦略② 6万9,000円で利益確定
上昇しても、
6万9,000円付近で失速した場合は一度利益確定。
戦略③ 売りを狙う
6万9,000円で反落が確認できたら、
売りを検討する。
「本数」は相場を見る上で非常に重要
今回のラジオでも、相場先生が何度も強調したのが「本数」という考え方です。
これは、上昇・下落が何本続いたか、を数えることで、トレンドの終盤を予測する考え方です。
コーヒー相場でも本数が機能
コーヒー相場では、約18〜19本上昇したところで反落しました。
もし本数を数えていれば、利益確定のタイミングを逃さず、
その後の下落を回避できた可能性があります。
相場先生は
本数はものすごく大事
と改めて強調しました。
ココアはパンパカパン継続も高値警戒
ココア相場は現在「パンパカパン」を維持しています。
ただし、過去の高値ゾーンへ近づいているため、
この付近では
- 一旦もみ合う可能性
- 陰線が出たら利益確定
を検討するタイミングとの見方です。
一方で、
移動平均線の並び自体は非常に良いため、
一度押しても再び上昇する可能性も残されています。
【株は技術だ】相場流株用語|PPP(パンパカパン)・逆PPPとは?移動平均線でトレンドをつかむ
大豆は利益確定のタイミング
大豆については、
前回のラジオ後に上昇しましたが、
現在は一旦利益確定を実施。
その理由は、
前回の高値付近に到達したことです。
今後は、
もう一度押し目を待ってからエントリーする戦略が紹介されました。
原油は青の移動平均線がポイント
原油は、
青の移動平均線まで上昇した後、
再び下落しています。
今後は、
- ダブルボトム形成
- レンジ継続
- 上抜け
の3つを見極める必要があります。
相場先生は、
まだ無理に入る場面ではない
と慎重な姿勢を示しました。
銅はボックス相場を意識
銅は現在、
紫とオレンジの移動平均線の間で推移しています。
このような状況では
ボックス相場になりやすく、
方向感が出るまで待つのが基本です。
もし売りポジションを持っている場合でも、
翌日のローソク足を確認してから判断するようアドバイスしています。
金は再上昇の可能性
金は、
青の移動平均線で反落したものの、
前回安値を割らずに陽線を形成しました。
今後もう一本陽線が出れば、
再び上昇する可能性があるとの見方です。
金は値動きが比較的小さく見えても、
利益幅は十分期待できるため、
今後も注目したい市場の一つです。
次回は実際のトレードを実演予定
番組の最後には、
次回以降、
実際のチャートを使いながら
- 砂糖
- 大東建託
- 川崎関連銘柄
などを例に、
具体的なトレード手法を実演する予定であることも紹介されました。
実際のエントリーから考え方まで学べる内容です。
インテク編集部まとめ
今回のポイントは、
「反発したから買い」ではなく、「重要な価格帯でどう動くかを見極める」ことです。
特に、
- 6万9,000円の攻防
- 本数による相場の成熟度
- 移動平均線の位置関係
- パンパカパン・下半身など相場先生独自の技術
を組み合わせることで、相場の見え方は大きく変わります。
明日からのトレードでは、
「どこで買うか」だけでなく、
どこで利益確定するか、どこで待つか
という視点も意識してみてください。
この記事の動画版はこちら
今回ご紹介した内容は、相場師朗先生がチャートを使いながら詳しく解説しています。
文章では伝わりにくいローソク足や移動平均線の動きも、動画で見ることで理解が深まります。

株トレード歴40年のプロトレーダー相場師朗先生が監修する株式投資情報総合サイト「インテク」の編集部です。今から株式投資を始めたいと思っている投資初心者の方から、プロが実際に使っているトレード手法の解説までの幅広いコンテンツを「わかりやすく、気軽に、実用的に」をモットーに発信しています。






