ポジポジ病を克服して勝てる投資家へ!原因別の対処法と心理的な罠をわかりやすく徹底解説

【原因と対策を徹底解説】ポジポジ病はなぜ起きるのか

投資において、誰もが一度は通る「魔の道」があります。

それが「ポジポジ病」です。

「常にポジションを持っていないと不安」「利益を逃すのが怖くて、ついクリックしてしまう」……。

そんな経験はありませんか?

実は、このポジポジ病こそが、多くの個人投資家が資金を溶かしてしまう最大の原因と言っても過言ではありません。

本記事では、プロの視点からポジポジ病の正体を暴き、心理的な原因から具体的な克服法までを徹底解説します。

この記事を読み終える頃には、あなたは「無駄なトレード」を卒業し、自信を持って「待つ」ことができる勝てるトレーダーへの一歩を踏み出しているはずです。

   
目次

ポジポジ病とは何か?なぜ投資初心者を破滅させるのか

ポジポジ病とは、株式投資やFXにおいて、特にエントリーの根拠がないにもかかわらず、常に何らかのポジションを保有していないと落ち着かなくなる状態を指す俗語です。

投資の世界には「休むも相場」という格言がありますが、ポジポジ病のトレーダーにとって「休む」ことは「利益の放棄」に見えてしまいます。

しかし、現実は残酷です。投資で利益を上げるためには、期待値の高い(勝つ確率が高い)場面だけで勝負することが鉄則です。

ポジポジ病に陥ると、期待値が低い「どっちに動くかわからない場面」でもエントリーを繰り返すため、結果として以下のような悪循環に陥ります。

  • 無駄な手数料とスプレッドの積み重なり: 回数が増えるほどコストが膨らみます。

  • 分析の質の低下: 「買いたい」という結論が先にあるため、チャートを都合よく解釈してしまいます。

  • メンタルの疲弊: 常に含み損や含み益に感情を左右され、冷静な判断ができなくなります。

特に初心者が損をしがちなポイントは、「損を取り返そうとして、さらにポジションを増やす」という行動です。

これがポジポジ病と組み合わさると、一気に致命的な損失(強制ロスカットなど)を招く原因となります。

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あなたは大丈夫?ポジポジ病が起こる5つの主な原因

ポジポジ病は単なる「性格の問題」ではありません。

人間の本能に根ざした心理的トラップが原因です。自分がどのタイプに当てはまるか、確認してみましょう。

機会損失への恐怖

一度トレードを開始すると、トレードをしていない期間がもったいないと感じるようになります。

一度でも利益を上げたことがあるトレーダーであれば、投資をしていない期間は利益を取り逃しているのではないかと感じるようになります。

常に冷静な心理状況を保って静観するというのは、案外難しいものです。

試しに、今一か月間トレードをするなと言われたらあなたはどのように感じるでしょうか?

おそらく、多くのトレーダーの方が「一か月もトレードができないなんてもったいない、機械損失だ」と感じるのではないでしょうか。

こうした心理状況により、ついつい利益を取るのが難しい状況でも手を出してしまうことがあるのです。

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損失をすぐに取り返したい「リベンジ心理」

損失を出してしまうと、当たり前のことですが自己資金が減ってしまいます。

もし、自分の資金が減ってしまったらあなたはどのように感じますか?

「絶対に取り返したい」
「投資で失ったお金は投資で取り返す」
「出した損失以上に利益を出せばいい」

など、ムキになってしまうこともあるのではないでしょうか。

このような心理状況になってしまうと、勝率が低い一か八かの部分でもついエントリーをしてしまうことがあります。

これにより、損失がより拡大してしまうこともあるのです。

「もっと稼ぎたい」という尽きない欲求

株式投資をする目的の大きな部分は、資金を増やすということです。

そのため、投資家心理として「もっと稼ぎたい」という気持ちがあります。

これは、損失が膨らんでしまっているトレーダーもそうですが、利益を上げているトレーダーでも同じことが言えます。

そのため、利益確定をした直後にすぐに建玉をしてしまったりして、せっかくの利益を減らしてしまうこともあるのです。

「もっと稼ぎたい」という気持ちが強すぎると、時として冷静な判断ができないこともあるのです。

トレード技術の不足と根拠の欠如

トレードの技術が不足していると、自信を持ってトレードをすることができません。

トレード技術がある人であれば、株価チャートを分析しながら、こういう動きをしたらこう対処しようなどというストーリーをあらかじめ描いておくことができるので、予期せぬ株価の動きにも対応することができるのです。

株初心者の方などは建玉の根拠が薄いことが多く、予期せぬ動きをした際に焦ってしまい、精度の低いタイミングでポジションを取ってしまうことがあります。

「技術不足」の不安からなんとなくの建玉をしてしまうこともあり、後で見返してみると「なぜこんなタイミングでエントリーしてしまったんだろう」という後悔の念に駆られることもあるでしょう。

自分のトレード技術を過信してしまうことがある

トレード技術の過信は主に中級者以上の方に起こりやすい原因です。

ある程度利益を得たことのあるトレーダーの方は、多少難しそうな局面でも「自分の判断が正しい」と感じてしまい、無理にエントリーをしてしまうことがあります。

こうした際、建玉の操作ですぐに対処できるようであればいいのですが、一度自分の考えに固執してしまうと柔軟に対応できないこともあります。

建玉の操作については【株技術】建玉の操作って何?株初心者にもわかりやすく解説しますの記事をご覧ください。

投資になれてきた人によくある症状なので、トレード技術の過信には注意するようにしましょう。

ポジポジ病を克服するための具体的な3ステップ

ポジポジ病を「気合」で治すのは不可能です。

人間の意志の力は、お金が絡む極限状態では驚くほど脆いからです。

大切なのは、「物理的にトレードできない環境」と「明確なルール」を作ることです。

ザラ場は見ない

ザラ場とは、寄り付きから引けまでの間の取引時間のことを言います。

ザラ場は、基本的に株価が流動的に動いているため、株価の動きに翻弄されてしまうことが多いのです。

特に、デイトレのような短いスパンでのトレードは株初心者の方にはおすすめできません。

ザラ場は誘惑が多く、それに釣られて建玉をしてしまうと痛い目を見ることがあります。

トレードをする時間については、サラリーマンが株をする時間はいつ?効率的に利益を上げるためのトレード時間とはの記事で解説しているので、参考にしてみてください。

サラリーマン以外の方にも共通して、こちらの時間でトレードをすることをおすすめします。

一旦トレードから離れる

調子が悪いときは、一旦トレードから離れるようにしてみましょう。

トレードで負けが続いているときは、冷静な判断ができにくい状況になってしまいます。

そうした状況ではより損失が膨らんでしまう可能性が高いでしょう。

一旦トレードから離れて、クールダウンをする時間を作ることで、ポジポジ病から抜け出すとよいでしょう。

株の技術を磨くことに専念する

一旦トレードから離れている間に、株の技術を磨くことをおすすめします。

株の技術を磨くには、過去の株価のチャートをもとに建玉の練習をすることです。

当サイトの監修者である株歴37年以上のプロトレーダー「相場師朗(あいばしろう)」先生」も、株価チャートの研究を続け、多くの利益を得ることができたのです。

相場先生主催の『株塾』では、現在3,000名以上の受講生の方が株の技術を磨くためにトレーニングをしています。

株の技術を身に付けるには継続的な努力が必要ですが、素直な気持ちで勉強を続けることができれば、上達していくものです。

株の正しい勉強方法は?優待・ファンダ・テクニカルそれぞれ完全ガイド

ポジポジ病に関するよくある質問

Q1. デモトレードならポジポジ病にならないのですが、本番だと再発します。どうすればいいですか?

A. それは「お金を失う恐怖」と「早く稼ぎたい欲」が原因です。

本番でもデモと同じ感覚でトレードできるよう、まずは今の1/10の資金(小ロット)で、ルールを守る練習から始めてください。

Q2. 「休むも相場」と言いますが、休んでいる間にチャンスを逃すのがどうしても怖いです。

A. 相場は明日も明後日も、10年後も開いています。

今日の1回のチャンスを逃しても人生は変わりませんが、ポジポジ病で資金を溶かせば、次の本当のチャンスに乗ることすらできなくなります。

「資金を守ること=最大の利益」と考え方を変えてみましょう。

Q3. ポジポジ病を治すのに、一番即効性のある方法は何ですか?

A. スマホから証券会社のアプリを消す、もしくはログインパスワードを複雑にして、すぐにはログインできない環境にすることです。

「面倒くささ」は衝動的なエントリーを抑える強力な抑止力になります。

まとめ

    ポジポジ病は、投資家なら誰もが一度はかかる「登竜門」のようなものです。

    大切なのは、それを放置せず、自分の心理的な癖を理解して対策を打つことです。

    • ポジポジ病は「技術不足」と「仕組みの欠如」から起こる。

    • 「ザラ場を見ない」「物理的なルールを作る」ことで強制的に矯正する。

    • 過去検証を通じて「待つ価値のあるパターン」を自分に叩き込む。

    投資の目的は「トレードすること」ではなく「資産を増やすこと」のはずです。

    今日から「なんとなく」のクリックをやめ、プロのように獲物を待つ姿勢を身につけましょう。

    一見遠回りに見えますが、それこそが利益を最大化する最短ルートなのです。

    まずは次のトレードで、「あえてエントリーを見送る」という経験を一度だけしてみてください。

    その時の静かな心の平安こそが、勝てるトレーダーへの第一歩です。

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    この記事の監修者

    監修者プロフィール

    トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
    20歳で株の売買を始めてから20年間、
    「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
    その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

    現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
    日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
    どの市場でも大きな利益を生み出している。

    ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
    東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

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    この記事を書いた人

    著者プロフィール
    根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
    1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

    地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

    その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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