仕事と株を両立させて資産を増やす方法|忙しい会社員でも勝てるスイングトレードの極意

仕事が忙しくても株式投資はできる?初心者でも取り組める方法を紹介

「株に興味はあるけれど、仕事が忙しくて画面を見る暇がない」「平日の昼間は会社にいるからトレードなんて無理だ」と諦めてはいませんか。

実は、多くの成功している個人投資家は、あなたと同じようにフルタイムで働く会社員です。

結論からお伝えすると、仕事と株式投資を両立させることは十分に可能です。

むしろ、常にチャートに張り付けない環境の方が、冷静な判断ができ、結果として安定した利益につながるケースも少なくありません。

この記事では、仕事が忙しい人がどのように時間を捻出し、どのような手法で株に取り組めばよいのかを具体的に解説します。

読み終える頃には、あなたのライフスタイルに合った投資の道筋が明確になり、時間がないという不安は解消されているはずです。

   
目次

仕事と株式投資は両立できる|忙しい人がまず知るべき2つの時間

株式投資を始めるにあたって、まず理解しておくべきは「市場が動いている時間」と「自分が動くべき時間」を切り離して考えることです。

日本の株式市場は平日の午前9時から午後15時まで(11時30分から12時30分は休憩)開いています。

この時間帯に仕事をしているからといって、投資ができないわけではありません。

忙しい人が投資を継続するためのポイントは、時間を「トレードを実行する時間」と「銘柄を分析する時間」の2つに明確に分けることです。

この役割分担ができるようになると、仕事への支障を最小限に抑えつつ、着実に資産形成を進めることができます。

市場が開いている時間に確保すべきトレードの時間

トレード、つまり注文を出す作業自体には、実はそれほど時間はかかりません。

仕事をしている人が狙うべきは、市場が閉まる直前の「大引け間際」です。

具体的には14時30分から15時までの間のわずかな時間です。

この時間帯は1日の値動きがほぼ確定するタイミングであり、その日の終値を見てから翌日以降の戦略を立てやすくなります。

例えば、昼休みや午後の短い休憩時間にスマホでサッと株価を確認し、あらかじめ決めておいた条件に合致していれば注文を出す。

この「数分の作業」をルーティン化するだけで、立派なトレードが成立します。

また、どうしても日中に時間が取れない場合は、予約注文を活用する方法もあります。

前日の夜や早朝に、特定の価格になったら買う、あるいは売るという設定をしておけば、仕事中に株価をチェックする必要すらなくなります。

市場が閉まっている時間に確保すべき分析と学習の時間

トレードの結果を左右するのは、実は市場が閉まっている時の準備です。

仕事が終わった後の夜や、少し早起きした朝の時間を「分析と学習の時間」に充てましょう。

この時間帯には、チャートの形を確認したり、企業の決算情報をチェックしたりして、次に投資すべき銘柄を選定します。

市場が動いていない時間は株価の変動に一喜一憂することなく、冷静な判断が可能です。

「平日の夜は疲れていて無理だ」という方は、週末にまとめて分析を行うのも一つの手です。

1週間分のチャートを振り返り、翌週のシナリオを立てておけば、平日はそのシナリオに沿って機械的に注文を出すだけで済みます。

このように、自分の生活リズムに合わせて「分析の時間」を固定することが、長期的な成功への近道となります。

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忙しい会社員に最適な投資スタイルはスイングトレード

仕事と株を両立させる上で、最も避けるべきは「デイトレード」です。

1日のうちに何度も売買を繰り返すスタイルは、常に画面を見ていなければならず、本業に支障をきたすだけでなく精神的な消耗も激しくなります。

忙しい会社員に最もおすすめなのは「スイングトレード」というスタイルです。

これは数日から数週間、長ければ数ヶ月というスパンで株を保有し、大きな値幅を狙う手法です。

このスタイルがなぜ仕事を持つ人に最適なのか、その理由を深掘りしていきましょう。

デイトレードが仕事中の投資に不向きな理由

デイトレードは、分単位、秒単位の株価変動を利用して利益を積み上げます。

そのため、一瞬の判断ミスや確認の遅れが致命的な損失につながりかねません。

会議中や接客中に株価が急落しても対応できない会社員にとって、デイトレードはあまりにもリスクが高いのです。

また、仕事中にこっそり株価をチェックする行為は、集中力を削ぐだけでなく、職場での信頼を失う原因にもなります。

株のせいで本業のパフォーマンスが落ちてしまっては本末転倒です。

投資はあくまで人生を豊かにするための手段であり、今の仕事を脅かすものであってはなりません。

数日から数週間で利益を狙うスイングトレードの魅力

スイングトレードの最大のメリットは、日中の細かな値動きを無視できる点にあります。

1日の終値ベースでトレンドを判断するため、日中に仕事で忙しくしていても、夕方や夜に状況を確認すれば十分間に合います。

さらに、スイングトレードはデイトレードに比べて1回のトレードで狙える利益(値幅)が大きくなる傾向があります。

頻繁に売買する必要がないため、取引手数料を抑えられるという利点もあります。

ゆったりとした時間軸で投資を行うことで、メンタル面でも余裕が生まれます。

含み損が出たとしても、事前に決めた損切りラインに達しない限りは静観すればよいため、仕事中にハラハラすることなく過ごせるのです。

この心の余裕こそが、兼業投資家が勝ち続けるための重要な要素となります。

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仕事中に株価を見られなくても勝てる具体的なトレード術

「仕事中に注文が出せない」という悩みは、現代の証券会社が提供している便利な機能を活用することで解決できます。

物理的に画面を見られない状況を、テクノロジーで補完するのです。

ここでは、忙しい会社員が実践すべき具体的なトレードのテクニックを紹介します。

これらをマスターすれば、仕事のパフォーマンスを維持しながら、スマートに利益を積み上げることができるようになります。

大引け間際の30分を賢く活用する

先ほども触れましたが、14時30分から15時は「ゴールデンタイム」です。

多くの機関投資家や個人投資家がその日の最終的なポジションを調整するため、非常に重要な意味を持ちます。

この時間に少しだけスマホを確認できる環境であれば、その日のローソク足がどのような形で確定しそうかを確認しましょう。

例えば「今日は強い買いが入って、直近の高値を更新しそうだ」と判断できれば、その場で買い注文を出します。

もし15時までに注文が間に合わなくても、夜の間に「PTS(夜間取引)」を利用したり、翌朝の「寄り付き」に合わせて注文を出したりすることも可能です。

大切なのは、日中のノイズに惑わされず、1日の結果が出るタイミングを基準に判断を下すことです。

自動注文機能を活用して「ほったらかし」を実現する

仕事が忙しくて1分もスマホを見られないという方は、証券会社の「自動注文機能」を徹底的に使い倒しましょう。

代表的なものに、以下のような注文方法があります。

  • IFD(イフダン)注文 「〇〇円になったら買う」という注文と、それが約定した後に「〇〇円になったら売る(利益確定)」という注文をセットで出せます。

  • OCO(オーシーオー)注文 「〇〇円になったら利益確定」と「〇〇円になったら損切り」の2つの注文を同時に出し、どちらかが成立すればもう一方はキャンセルされます。

  • IFDOCO注文 IFDとOCOを組み合わせたもので、新規買いから利益確定、損切りまでをすべて自動化できます。

これらの機能を活用すれば、あなたが仕事でプレゼンをしている間も、上司と打ち合わせをしている間も、システムが冷徹にトレードを実行してくれます。

感情が入る余地を排除できるため、実は手動でトレードするよりも成績が安定しやすいという側面もあります。

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スキマ時間で効率的に銘柄分析を行うルーティン

忙しいからこそ、分析の効率化は欠かせません。

だらだらとチャートを眺めるのではなく、ポイントを絞ったルーティンを確立しましょう。

1日30分から1時間程度の確保で、投資の精度は劇的に向上します。

重要なのは「分析する時間」を生活の中に組み込んでしまうことです。歯磨きや入浴と同じように、当たり前の習慣にすることで、継続のハードルはぐっと下がります。

夜の20分で翌日のシナリオを作る

1日の仕事が終わり、リラックスした夜の時間こそが最高の分析タイムです。

その日の市場全体の動きを振り返り、あらかじめピックアップしておいた監視銘柄のチャートを確認します。

ここでやるべきことは「シナリオ作り」です。「もし明日、株価が〇〇円を超えたら買う」「もし〇〇円を割り込んだら、保有株を売却する」といった、翌日の行動指針を明確にします。

このシナリオさえできていれば、翌日はその価格になるのを待つだけです。

迷いながらトレードをすると、仕事の疲れから誤った判断をしてしまいがちですが、冷静な夜に立てた計画に従うだけならミスは防げます。

ノートやスマホのメモ帳にシナリオを書き留めておく習慣をつけましょう。

早朝のニュースチェックが勝率を上げる理由

朝の時間は、米国の市場動向を確認するのに最適です。

日本株は米国市場の影響を強く受けるため、ニューヨークダウやナスダック、為替の動きを確認することで、その日の日本市場の「地合い」を予測できます。

出勤前の10分から15分程度、主要なニュースサイトやアプリで前夜の米国市場の結果と、日経平均先物の動きをチェックしましょう。

これにより、自分の持っている株が今日は上がりそうか、それとも注意が必要な1日になりそうかを予測できます。

朝は脳がリフレッシュされているため、情報の吸収も早くなります。

少し早起きしてコーヒーを飲みながらニュースを確認する時間は、投資家としての成長だけでなく、ビジネスマンとしての感度を高めることにもつながるはずです。

初心者が仕事と株を両立する際に陥りやすい失敗と対策

どれほど優れた手法を学んでも、心のどこかに「早く稼ぎたい」という焦りがあると、仕事との両立は崩れてしまいます。

特に初心者が陥りやすい罠を知り、その対策を講じておくことが大切です。

ここでは、仕事を持つ投資家が直面しやすい壁と、それを乗り越えるためのマインドセットについて解説します。

仕事中に隠れてスマホを見てしまうリスク

最も多い失敗が、仕事中に株価が気になって何度もスマホをチェックしてしまうことです。

これはメンタル面で大きなマイナスになります。

株価が上がっていれば浮足立ち、下がっていれば仕事が手につかなくなる。

こうした心理状態では、本業のミスを誘発するだけでなく、トレードにおいても「損切りすべきなのにできない」「利益を急いで確定しすぎてしまう」といったミスを犯しやすくなります。

対策としては、物理的にスマホを遠ざけるか、先ほど紹介した自動注文を徹底することです。

「自分の代わりにシステムが働いてくれている」という安心感があれば、仕事に100パーセント集中できるようになります。

プロの兼業投資家ほど、仕事中は株のことを忘れているものです。

「なんとなく」で売買して損失を出すパターン

忙しいあまり、十分な分析をせずにSNSや掲示板で話題になっている銘柄に飛びついてしまう「イナゴ投資」も危険です。

仕事の合間に目に入った情報だけで売買を決めるのは、投資ではなくギャンブルです。

特に急騰している銘柄は、あなたが情報を手にした時にはすでに天井であることが多く、仕事に戻っている間に急落して大損するというケースが後を絶ちません。

対策は、自分の「勝ちパターン」以外のトレードは一切しないというルールを作ることです。

たとえチャンスを逃したとしても、仕事があるあなたには次の機会が必ず訪れます。

無理にすべての波に乗ろうとせず、自分のライフスタイルに合った確実な波だけを待つ忍耐強さを養いましょう。

まとめ

仕事が忙しくて株を始められないと感じていた方も、時間の使い方と手法を工夫すれば、十分にチャンスがあることがお分かりいただけたでしょうか。

今回の内容を振り返ります。

  • トレードの時間と分析の時間を分ける

  • 大引け間際(14時30分~15時)の数分をトレードに活用する

  • 忙しい人に最適な「スイングトレード」を選択する

  • 自動注文機能(IFD/OCO等)を活用して仕事に集中する

  • 夜や早朝のスキマ時間で銘柄分析とシナリオ作りをルーティン化する

株式投資は、正しく取り組めばあなたの労働収益を補完し、将来の不安を解消してくれる強力な味方になります。

しかし、焦りや準備不足は禁物です。初心者が最も損をしやすいのは、仕事中の不安定な心理状態で「なんとなく」売買をしてしまう時です。

まずは自分ができる範囲から、時間の確保を始めてみてください。

夜の20分だけチャートを見る、あるいは週末に1時間だけ本を読む。

そんな小さな一歩の積み重ねが、数年後の大きな資産の差となって現れます。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

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この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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