「株で稼ぐなんて初心者には無理」と思っていませんか。実は、正しい知識と技術さえあれば、未経験からでも着実に利益を積み上げることは可能です。
多くの人が失敗するのは、仕組みを知らずに感情で売買してしまうから。
本記事では、初心者でも迷わず実践できる3つの稼ぎ方と、損を最小限に抑えるプロの思考法を伝授します。
下落相場でも稼げる方法とは?空売りでトレードの機会を広げよう
「株で稼ぐ」は初心者でも現実的か?その仕組みを徹底解剖
株で稼ぐと聞くと、画面に張り付いて複雑な数字を追うイメージを持つかもしれません。
しかし、その本質は「安い時に買って高い時に売る」という極めてシンプルな商売の原則に基づいています。
あるいは、株価が下がると予想した際に「空売り」という手法を使い、高い時に売って安くなってから買い戻すことで、下落相場でも利益を出す方法もあります。
株は決してギャンブルや怪しい勧誘ではなく、企業の成長を応援し、その対価として利益を分けてもらう正当な経済活動です。
初心者の方がまず理解すべきは、株には「技術」が必要だということです。
スポーツと同じで、ルールを知り、練習を積めば誰でも上達します。
株で利益が出る2つのルート
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値上がり益(キャピタルゲイン):買った時より高い価格で売却して得る利益
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保有利益(インカムゲイン):持っているだけで定期的にもらえる配当や優待
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仕組みは単純ですが、勝敗を分けるのは「いつ入り、いつ出るか」という判断の精度です。
この精度を高める方法を学ぶことが、初心者が最短で稼ぐための近道となります。
初心者が株で稼ぐための王道と言える3つの手法
株で利益を出す方法は、大きく分けて3つのスタイルが存在します。
自分の性格やライフスタイル、用意できる資金に合わせて選ぶのが成功への第一歩です。
| 手法 | 概要 | メリット | デメリット |
| 株主優待 | 自社製品や金券をもらう | 楽しみながら投資できる | 優待廃止や株価下落のリスク |
| 配当金 | 企業の利益をお金で受け取る | 継続的な不労所得になる | 減配や業績悪化の影響を受ける |
| キャピタルゲイン | 株の売買差益で稼ぐ | 短期間で大きな利益が狙える | 高い技術と判断力が求められる |
株で儲けるための方法1.株主優待
株主優待とは、企業が自社の株を購入してくれた株主に向けて、自社商品やサービスなどの優待品や割引券などのプレゼントをすることを言います。
有名投資家の「桐谷さん」が実践されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
野村インベスター・リレーションズ株式会社調べによる株主優待人気ランキングの上位には、[8591]オリックス、[8267]イオン、[3197]すかいらーくホールディングなどがランクインしています。
優待の内容としては、自社サービスの割引券や2,000円分の自社サービス優待券などがあるようです。
株主優待のメリットとしては、指定された期間内株式を保有していれば確実に優待が受けられる点です。
一方のデメリットとしては、企業の業績悪化などにより株主優待が廃止になったり、株価が値下がりすることによる損失が発生する可能性があることです。
株主優待目当てで株式を保有しているとなかなか売却することができず、損失が拡大してしまう可能性もあるでしょう。
権利落ち日に売るべきではない理由!トレードで大切にしたい考え方
株で儲けるための方法2.配当金
株で儲けるための2つ目の方法は、配当金による利益です。
配当金とは、企業が営業活動などにより得た利益の一部を株主に還元するお金のことを言います。
配当金も、株主優待と同じく指定された期限の間株式を保有していることで受け取ることができます。
ただし、配当金は企業の判断で分配が決定されるため、必ずしも受け取れるというものではありません。
業績悪化などにより、配当金が出ないという可能性もあります。
また、配当金自体の金額はそれほど大きいものではないので、株価が値下がりすることによりマイナスになる金額の方が大きいというリスクもあります。
こうしたデメリットも考慮した上で、配当金による利益を狙うかどうか判断しましょう。
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株で儲けるための方法3.キャピタルゲイン(株式の売買による利益)
株で儲けるための3つ目の方法は、キャピタルゲイン(株式の売買による利益)を狙うというものです。
株式投資で最も利益を上げやすいのが、このキャピタルゲインを狙うというものです。
株価が上昇する銘柄を見抜いて、あらかじめ玉を仕込んでおければ、大きな利益を狙うことも可能です。
また、馴染みのない方も多いかもしれませんが、空売りという手法を使えば株価が下落している時でも利益を上げることができます。
空売りについては、下落相場でも稼げる方法とは?空売りでトレードの機会を広げようで詳しく解説しているので、気になる方は合わせてご覧ください。
10倍株も夢じゃない?初心者が見るべき銘柄選びのヒント
どの株を買えばいいのか、という悩みは誰もが通る道です。
過去の事例を見ると、私たちの身近なところにヒントが隠されていることがわかります。
例えば、100円ショップの「セリア」は、2011年当時は160円程度の株価でしたが、数年で40倍近くまで上昇しました。
こうした成長株には共通点があります。それは「ビジネスモデルが優れていること」や「社会のニーズを捉えていること」です。
しかし、初心者がこうした銘柄を自力で見つけ出すのは至難の業。
まずは無理に一攫千金を狙わず、以下のような安定した値動きをする銘柄から目を向けるのが現実的です。
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初心者が注目すべき銘柄の特徴
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時価総額が大きく、売買が活発な「大型株」
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生活に身近なサービスを提供している企業
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過去数年間の業績が右肩上がりであること
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また、IPO(新規公開株)という選択肢もあります。
上場前に公募価格で購入し、上場直後の値上がりで利益を得る方法です。
当選すれば高い確率で利益が出ますが、抽選倍率が非常に高く、必ず買えるわけではありません。
まずは安定した銘柄で「株の動き」に慣れることから始めましょう。
長期投資と短期投資はどちらが初心者に向いているのか
「一度買ったら数年放置する」長期投資と、「数日から数週間で売買を完結させる」短期投資。
どちらが稼ぎやすいかは、あなたの目的次第です。
長期投資の魅力は、経済の成長に合わせて資産が膨らむ点にあります。
一時的な不況があっても、5年、10年というスパンで見れば右肩上がりになる銘柄は多いです。
ただし、銘柄選定を誤ると、数年後に資産が半分になっていたという悲劇も起こり得ます。
一方で、サラリーマンや主婦の方におすすめしたいのが「スイングトレード」です。
これは数日から数週間で売買を終えるスタイルで、長期投資よりも資金効率が良く、デイトレードほど画面に張り付く必要がありません。
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投資スタイルの比較
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長期投資:複利の効果を活かしたい、手間をかけたくない人向け
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スイングトレード:数万円の利益をこまめに積み上げたい、技術を磨きたい人向け
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どちらの手法を選ぶにせよ、大切なのは「なんとなく」で買わないことです。
次の章で解説する「技術」があれば、どちらのスタイルでも勝率は格段に上がります。
サラリーマンの株取引にはスイングトレードがおすすめ。無理なく利益を狙う方法を解説
「銘柄選び」よりも大切なのは「再現性のあるチャートを読む技術」
多くの初心者は「どの銘柄が上がるか」という情報ばかりを追いかけます。
しかし、投資の世界で生き残っているプロが重視しているのは「今、買うべきタイミングかどうか」というテクニカル分析、つまり株の技術です。
テクニカル分析を学ぶと、過去のチャートから投資家の心理を読み解き、未来の株価を予測できるようになります。
たとえ素晴らしい業績の企業であっても、買うタイミングが悪ければ損をしてしまいます。
逆に、技術があればどんな銘柄であっても利益を出すチャンスを見出せるのです。
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磨くべき3つの株技術
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トレンド判断:今の株価が上昇中なのか下落中なのかを見極める
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節目(抵抗線・支持線):株価が止まりやすい価格帯を把握する
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損切りの徹底:予想が外れた際に、損失を最小限に抑えて撤退する
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「株で稼ぐ」を一時的なラッキーで終わらせないためには、こうした再現性のある技術を身に付けることが不可欠です。
技術は一度身に付ければ、一生モノの財産になります。
目先の推奨銘柄に飛びつく前に、まずはチャートの見方を基礎から学んでみましょう。
初心者におすすめの株の買い方とは?プロも活用する3つの基本ポイントを押さえよう
初心者が大損を避けるために絶対に守るべき鉄則
株の世界には「損小利大」という言葉があります。
損失を小さく抑え、利益を大きく伸ばすという意味です。
しかし、初心者は往々にしてこの逆をやってしまいます。
少し利益が出たら怖くなってすぐに売り、逆に含み損が出ると「いつか戻るはず」と根拠のない期待をして持ち続け、結果として大損を喫するのです。
株で稼ぐために最も大切なのは、実は手法や銘柄選びではなく「メンタルコントロール」と「資金管理」です。
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大損を回避するためのチェックリスト
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余剰資金の範囲内で投資を行う
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購入する前に「いくらになったら売るか」を決めておく
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感情に左右されず、決めたルール通りに機械的に決済する
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一度に全財産を一つの銘柄に投じない(分散投資)
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特に「損切り」は、自分の間違いを認める行為であるため心理的な苦痛を伴います。
しかし、損切りができない人は、遅かれ早かれ市場から退場することになります。
失敗を必要経費と割り切り、次のチャンスに資金を残せる人こそが、最終的に株で稼げるようになるのです。
株式分割は儲かる?実例をもとに儲かったかどうか107銘柄で徹底検証
バンドウォークとは?順張りで利益を出せるようになる見極め方を解説
株で稼ぐ初心者からのよくあるQ&A
株を始める前に解消しておきたい、よくある疑問に回答します。
Q1. 投資資金は最低いくらくらい必要ですか?
現在は「単元未満株(ミニ株)」などの仕組みがあり、数百円から数千円で株を購入できる証券会社が増えています。
本格的に利益を狙うなら30万円から50万円ほどあると選択肢が広がりますが、まずは数千円で「練習」を始めるのがリスクも低くおすすめです。
Q2. スマホだけで株の取引は完結できますか?
はい、現在は多くの証券会社が使いやすいスマホアプリを提供しており、売買からチャート分析までスマホ一台で完結可能です。
ただし、本格的なテクニカル分析を行う際は、画面の大きいタブレットやPCがあった方が細かな動きを確認しやすくなります。
Q3. 株で借金を抱えることはありますか?
自分の持っているお金の範囲内で現物株を売買している限り、借金を背負うことはありません。
株価がゼロになっても、投資した金額がなくなるだけです。
借金のリスクがあるのは、証券会社からお金を借りて取引する「信用取引」を無理なレバレッジで行った場合のみです。
初心者はまず現物取引から始めましょう。
まとめ
株で稼ぐことは、初心者であっても正しい手順と技術さえ学べば決して夢ではありません。
優待や配当でコツコツ増やすのも、売買益でダイナミックに資産を築くのも、すべては「正しい知識」という土台の上に成り立っています。
最も重要なのは、目先の利益に惑わされてギャンブル化させないことです。
チャートを読む技術を磨き、損切りのルールを徹底し、自分の感情をコントロールする。
この地道な積み重ねこそが、安定した利益への唯一の道です。まずは少額から、自分の技術を試す感覚でスタートしてみませんか。
その一歩が、あなたの将来の資産を大きく変えるきっかけになるはずです。

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。
地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。
その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。






