下落相場でも稼げる方法とは?空売りでトレードの機会を広げよう

株価を日々チェックしていると、常に上昇しているわけではないということは皆さんご存知かと思います。

「昨日のニュースで、日経平均株価が400円も下がったって言ってたな」
「ここ最近、日本の株価は下落傾向にあるな」
「下落相場では稼げなそうだから、しばらく株に手を出すのはやめておこう」

連日ニュースで報道される日経平均株価やNYダウの株価を見て、そんな風に思われている方もいらっしゃるのではないのでしょうか。

たしかにここ最近日本の株式市場は下落傾向にあることが多く、株価の下落により損失を抱える人が続出しているのは事実です。

毎日下がっていく株価を見てパニックになり、トレードから撤退してしまう人もいるのは残念なことですね。

しかし「下落=損失」と考えて株のトレードを控えるのはもったいないことです。

実は下落相場でも稼ぐことができるのをご存知でしょうか?

今回は下落相場で損する人の特徴と、下落を生かして稼ぐ方法について考察します。

この記事でわかること

  • 下落相場で損する人の特徴
  • 下落相場で稼ぐ方法

株価の暴落はなぜ起きる?暴落理由と利益に変えるための方法とは

目次

下落相場で損する人の特徴とは

2012年末から始まったアベノミクス相場では日本の株式市場は好調が続き、株を買って値上がりしたら売るという基本的なトレードで稼げる人が多くいました。

しかし、2018年以降アメリカのトランプ大統領による対中関税発言などにより、株価は乱高下を繰り返しています。

株価が高くなったところで購入し、株価が下がって損失が出てしまったという人も多くいることでしょう。

特に2018年末には大きな下落相場となったため、損失を抱えてしまう人が続出しました。

下落相場で損してしまう人は、

・株を買う
・株価が上がったら売る

という基本的なトレード方法しか頭にないことが多いのではないでしょうか。

下落相場で株価が下がったら、損失が出ていても売却する「損切り」を行うか、損切りできずに保有し続け損失が拡大することになります。

損切りについては損切り(ロスカット)の意味とは?初心者の方にわかりやすく解説しますの記事をご覧ください。

株価はずっと上がり続けるというケースは少なく、上昇と下落を繰り返します。

下落相場で負けるクセがついてしまうと、トレードで継続的に利益を出し続けるのは難しくなってしまいます。

下落相場で稼ぐ方法とは

それでは、下落相場でも稼ぐためにはどうすれば良いか考えてみましょう。

下落相場で稼ぐための手法は、ずばり「空売り」をすることです。

空売りとは信用取引のひとつで、信用取引とは証券会社から資金や株券等を借りて取引することです。

信用取引について詳しくは信用取引とは?リスクを抑えた上手な活用方法もご紹介の記事をご覧ください。

空売りでは証券会社から株を借りて売り、その後買い戻すことでその差額を得ます。

株はあくまで借りるだけで、「空」(持っていない)の状態で売るという意味ですね。

英語では「Short(ショート)」と呼ばれます。

投資家が証券会社に空売りの注文をすると、証券会社は証券金融会社という株券の貸借を専門に行っている会社から空売り用の株券を調達します。

投資家は空売り用の株券を受け取り、市場でいったん売却します。

その後市場で同じ株券を買い戻して証券会社を通じて借りていた株を売却するのです。

こうすると、1000円で空売りし600円で買い戻せば400円の利益となります。

空売りの最大のメリットは株価が下落したときに利益を出せること、つまり下落相場でも稼げるということです。

当サイトの監修者である株歴37年以上のプロトレーダー「相場師朗(あいばしろう)」先生は、今まで稼いできた利益の半分以上を空売りで上げています。

空売りしない人は、下落相場では市場に参加せず様子を見ていることしかできません。

しかし空売りをうまく活用すれば下落相場でも利益を出すことができます。

上昇相場では通常の取引を行い、下落相場では空売りを行うことで、マーケットの状況に左右されずトレードを続けることができるのです。

日経平均が下がり続けているなど、下落相場が続くと悲観的になりがちですが、空売りをうまく活用すれば大きく稼ぐチャンスにもなるのです。

空売りを身につければ下落相場も怖くなくなり、より株式投資で利益を得られやすくなるでしょう。

下落相場でも利益を狙えるプロの手法とは

前述の通り、当サイトの監修者である相場師朗先生は下落の動きの中でも大きな利益を上げています。

相場先生の手法は、再現性の高い手法として株初心者の方から上級トレーダーの方まで多くの方に活用されています。

相場先生の手法が気になる方は、初歩的な手法の一つである【相場流株技術用語】下半身・逆下半身とは?の記事をご覧になってみてください。

相場先生のもとで株の技術を磨いていけば、一生モノの力を手に入れることもできます。

現在3,000名以上の受講生の方がいる『株塾』では、弟子である受講生の方が師匠であう相場先生から「株の技術」を日夜伝授されています。

しかし、ただ株塾に入塾して受け身の姿勢で講義を聞いているだけでは決してトレードで成果を上げることはできないでしょう。

講義で得た知識をもとに、繰り返し繰り返し練習していくことが大事なのです。

諦めることなく粘り強く取り組んでいけば、株式投資の世界で成功することも夢ではなくなるのです。

まとめ

  • 株式投資は上昇局面だけが稼ぎ時というわけではない
  • 下落相場で稼ぐためには「空売り」をする
  • プロトレーダーの手法を駆使すれば下落でも利益を得やすい

いかがだったでしょうか?

株価は上昇と下落を繰り返すことが多いため、株を買って値上がりしたら売るという基本的なトレードのみでは、上昇相場でしか利益を出すことができません。

空売りを活用すれば、下落相場でも利益を出すことができトレードの機会が広がります。

なお、空売りは株価が下落したときには利益を出せますが、逆に株価が上がると損失が生じてしまうので注意が必要です。

空売りで確実に利益を出すには、株価が上がるか下がるかを適切に予測することが重要です。

そのためには、勝てる確率が高いところでエントリー(建玉)をすることが必要になります。

相場先生の手法を学びトレードの練習をしていくことが、下落相場でも利益を上げていくための近道となるでしょう。

ぜひ、空売りをマスターして下落相場でも利益を上げられるようになりましょう。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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