CFD取引はやめとけ?やったほうがいい理由を徹底解説

CFD,やめとけ

あなたは今、CFDはやめとけという話を聞いて、やるべきかどうか悩んでいませんか?

CFDを活用して、大きな利益を生み出せたら最高ですよね。

とはいえ、損をしてしまう可能性は0ではありません。

CFDをやるべきか、それともやめておくべきか。

今回は、CFDはやめとけと言われる理由と、本当にやめておくべきかどうかを徹底解説します。

アジア最大級の投資塾「株塾」を運営する私たちが、投資のプロとしてCFDとの向き合い方をお伝えします。

これからCFDを始めるかどうか考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

【結論】CFDはやったほうがいい

結論、CFDはやることをオススメします。

やめとけと言われているのは、「何も勉強せずに取り組んだ結果」損をした人がいるからです。

きちんと勉強して取り組めば、CFDのメリットを最大限活かせます。

少額からでも始められるだけでなく、より大きな利益を狙いに行くこともできるのが大きな魅力です。

CFDを始めるかどうか悩んでいるのであれば、まずきちんとCFDでの勝ち方を学んでから、始めるようにしましょう。

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CFDはやめとけと言われる理由

CFDはやめとけと言われる理由は以下の通りです。

  • 追証によって借金が発生する
  • レバレッジでリスクが高くなる
  • 強制的に損切りされてしまう
  • スプレッドという手数料がある
  • 株や投資信託と損益通算できない
  • 優待を受け取れない
  • 長期投資に向いていない

一つずつ確認していきましょう。

追証によって借金が発生する

追証によって借金が発生するため、CFDはやめとけと言われています。

追証とは、追加保証金の略称です。

大きな損失が発生した場合に、追加でお金を口座に入れなければならない場合があります。

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例えば、10万円でレバレッジを活用して50万円分の投資をしていたとします。

しかし、10万円の損失が発生してしまったときに、追証として8万円を支払わなければなくなるのです。

状況によっては借金をすることになってしまうでしょう。

しかしここで注意しておきたいのが、問題はCFDにあるのではなく「投資方法」にあるということです。

追証が発生してしまうような銘柄に多額のお金を投資していること自体が問題ですから、CFDが悪いわけではありません。

レバレッジでリスクが高くなる

レバレッジでリスクが高くなることも、CFDはやめとけと言われる理由の一つです。

レバレッジとは、少額の資金で多額の資金を運用することです。

例えば元手10万円だとしても、レバレッジを利かせることで、100万円分の投資ができるようになります。

その分得られる利益も大きくなりますが、損失も大きくなる可能性があるのです。

とはいえ、レバレッジを活用するかどうかは自分で選べますから、自信がつくまではレバレッジを使わなければ安心ですね。

強制的に損切りされてしまう

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CFDでは、強制的に損切りされる「ロスカット」が存在します。

強制的といわれると悪いイメージを抱いてしまいますが、実際には大きな損失を避けるための仕組みです。

一定の水準以上に損失が発生したときに、それ以上損失が膨らまないように、自動的に損切りしてくれるわけですね。

とはいえ、想定外のタイミングで損切りされることで、思うような結果を得られないこともあります。

そういった事態を避けるためにも、資金はある程度余裕を持っておくべきです。

スプレッドという手数料がある

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CFDには、スプレットというものが存在します。

スプレッドとは、買う時と売るときの価格差のことです。

例えば、買値が100円で売値が90円とおう、スプレッドが10円のものがあったとします。

100円で買ったとして、直後に売ると90円で売れるため、10円分は実質手数料としてなくなってしまうわけですね。

スプレッドが広ければ広いほど、利益も小さくなってしまいます。

利益を小さくさせるスプレッドがあるから、CFDはやめとけと言われるのです。

株や投資信託と損益通算できない

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CFDは、株や投資信託と損益通算できないために、やめておけといわれることがあります。

損益通算とは、その年の利益と損失を相殺することです。

ある証券会社の口座では利益が出たけれど、他の口座では損失がでている…といった場合に、利益から損失を差し引いて、その分の税金を減らすことができます。

しかし、CFDはこの損益通算が株や投資信託とはできません。

CFDが損益通算できるのは、先物取引やFX取引などです。

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優待を受け取れない

CFDには株式のCFDもありますが、その場合優待は受け取れません。

実際に株式を購入しているわけではないからです。

そのため、優待目的で投資をしたいなら、個別株で投資をする必要があります。

一方で、CFDでも配当相当額を受け取れるのはメリットといえますね。

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長期投資に向いていない

CFDは長期投資に向いていないため、やめておけといわれます。

実際、CFDは長期投資にはおすすめできません。

CFDでは、価格調整額・権利調整額・金利調整額という3つの調整額が存在しています。

この調整額は長く保有しているほど発生するタイミングは増えるため、その分支払額も増え、場合によっては損失を被ることもあるのです。

そのため、CFDは短期投資に向いているといえます。

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CFDはやめとけと言われる理由に対する反論

CFDはやめとけと言われる理由に対する反論をまとめました。

  • 少額からでも始められる
  • 24時間取引できる
  • 売りからエントリーできる
  • 銘柄が豊富
  • 取引手数料が無料
  • 決済期限がない

一つずつ詳しく解説していきます。

少額からでも始められる

CFDには、少額からでも始められるというメリットがあります。

レバレッジを活用すれば、少ない資金でも投資の選択肢がかなり広がることでしょう。

例えば1株1万円の銘柄があるとして、1単元(100株)でしか買えないとします。

そうすると、100万円の資金がなければ投資はできませんよね。

しかし株式CFDであれば、レバレッジは最大5倍ですから、20万円用意できれば、100万円分の資金として投資ができるわけです。

とはいえ、レバレッジにはリスクも含まれていますから、資金に余裕がある状態で活用することをオススメします。

24時間取引できる

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CFDは、土日を除いてほぼ24時間取引ができます。

日本市場はもちろん、海外市場の時間も気にせず取引できますから、平日忙しい方でもじっくりトレードに取り組めるのです。

通常の株式市場が15時までということを考えれば、かなり余裕をもって向き合えますね。

CFDの取引時間は、証券会社によって多少異なるため、事前に確認しておくことをオススメします。

時間に縛られず、自分のペースでトレードしましょう。

売りからエントリーできる

CFDは、買いだけでなく売りからもエントリーできます。

上昇中の相場だけでなく、下落中の相場でも積極的に利益を狙いに行けるのは大きなメリットですね。

個別株であれば、信用取引となるため、改めて信用取引口座を開設しなければなりません。

売りからもエントリーできるCFDで、上昇・下落どちらからも利益を生み出していきましょう。

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銘柄が豊富

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CFDは、さまざまな資産に投資ができる「銘柄の豊富さ」が大きな魅力。

個別株だけでなく、株価指数に先物、債券など幅広い商品がそろっており、FXも実はCFDの一つです。

選択肢が多いというのは、投資においてそれだけ戦略に幅が出るということでもあります。

値動きが激しい商品にレバレッジを活用して大きな利益を狙いに行ったり、債券など値動きが激しくない商品でも、レバレッジによって短期でも利益を狙いに行ったりなどの戦略が立てられます。

豊富な銘柄の中から、じっくり時間をかけて選んでいきましょう。

取引手数料が無料

CFDでは、取引手数料が基本的に無料です。

実質的にかかってくるのは、買値と売値の差となるスプレッドのみ。

手数料がかからなければかからないほど、受け取る利益が減ることはなくなります。

無駄な出費で利益を減らさないためにも、取引手数料はできるだけ抑えておきたいですよね。

決済期限がない

CFDには、決済期限がありません。

個別株の信用取引には約6か月という期限があることと比べれば、自由度は高いといえます。

とはいえ、長期で保有すればするほどさまざまな調整額が発生してしまうため、基本的には短期でトレードするようにしましょう。

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まずは勉強と練習からCFDを始めよう

CFDを始めるなら、まずは勉強と練習を積み重ねることから始めましょう。

投資の経験がない状態で、いきなりレバレッジ有でCFDを始めるのは、かなり危険です。

きちんと勉強して、どうすれば勝てるのか、利益を積み重ねていけるのかを学んでおきましょう。

まずはレバレッジなしで経験を積み重ねるべき

まずはレバレッジなしで経験を積み重ねていきましょう。

レバレッジは活用できれば大きく利益を生み出せますが、大きな損失も生みかねないものです。

できるだけ勝率が高い状態で活用したほうが、安心してレバレッジを活かせますよね。

CFDにはお金を使わないデモ口座もありますが、実際の感覚をつかむためにも、デモ口座だけで練習をするのはオススメできません。

実際に自分のお金がかかっているかどうかで、大きく心理状態も変わってくるものですよ。

自信をつけてから始めること

自信をつけてから、CFDは始めるようにしましょう。

必要によっては、まず個別株で経験を積むことも一つの手です。

少しでも不安があるなら、そこをつぶしてから取り組むようにしてくださいね。

自信をつけるためには、日々のトレードを振り返り、反省会をしておくことが重要です。

なぜその銘柄に投資したのか、なぜ利益が生まれたのか、損失が出てしまったのか、説明できるようになりましょう。

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まとめ

CFDは、きちんと勉強して取り組めば、短期で大きな利益を狙いに行けます。

メリットだけでなく、注意点も踏まえたうえで、取り組むようにしましょう。

不安な方は、CFDのセミナーなどを受けるのもおすすめ。

CFDで勝つための方法を身につけたうえで、チャレンジするようにしてくださいね。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

これまで10以上のメディア運営に従事。現在は自身も株塾で学びつつ、毎日コンテンツ作成をし続ける。

あらゆるジャンルで編集者として活動してきた経験を活かし、初心者から上級者まで役立つ記事を作成。

情報をわかりやすく、魅力的にお届けすることがモッ

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