ナスダックはなぜ急落した?不安定な株式市場で利益を出す方法とは

テレビのニュースや新聞で、「ナスダック急落」という見出しを見かけた人も多いのではないでしょうか。

2022年の米国株式市場は、年初の予想が外れ大きく下落しました。

年間で下落となるのは2018年以来のことであり、2008年の金融危機以来最大の下げ幅を記録したのです。

S&P総合500種は19.4%、ダウ工業株30種は8.9%下落し、特にハイテク株比率の高いナスダック総合は33.1%も下落しました。

「ナスダックはなぜ急落したの?」

「そもそもナスダックって何?」

「こんなに株価の変動が激しいのに、株取引で儲けることって可能なの?」

ナスダックはなぜ、これほど大幅に急落したのでしょうか。

その理由を解説するとともに、不安定な株式市場にどう備えればよいのかをあわせて解説します。

NYダウってどんな株価指数?採用銘柄やS&P500との違いについても解説します

目次

ナスダックとは?

まずナスダックとはいったい何なのか、おさらいしてみましょう。

新興企業中心の米国市場

「ナスダック(NASDAQ)」とは、全米証券業協会が運営する株式市場の名称で、「National Association of Securities Dealers Automated Quotations」の頭文字をとったものです。

世界最大の時価総額を誇る「NYSE(ニューヨーク証券取引所)」と並び、米国における代表的な株式市場のひとつとして知られています。

ナスダックの大きな特徴は、ハイテク関連やインターネット関連などの新興企業が多く上場していることです。

アマゾン(Amazon)やマイクロソフト(Microsoft)、アップル(Apple)、テスラ(Tesla)など世界をリードする最先端企業が名を連ねています。

これに対し歴史の長いニューヨーク証券取引所では、ジョンソン・エンド・ジョンソンやウォルマートストアズ、P&Gといった、知名度の高い大手企業が数多く上場しています。

ナスダック指数とは

ナスダック市場には、「NASDAQ総合(NASDAQ Composite Index)」と「NASDAQ100」の2種類の指数があります。

NASDAQ総合は、ナスダック市場に上場する全銘柄で構成される時価総額加重平均型の指数で、1971年2月5日から算出され、当時の水準を100としています。

NASDAQ100は、ナスダック市場に上場する金融セクター以外の銘柄のうち、流動性が高く時価総額の大きな上位100銘柄で構成される株価指数です。

なおナスダックと混同されがちな言葉に「ダウ」や「ジャスダック」があります。

「NYダウ」はアメリカで最も有名で古い株式指数のひとつで、正式名称は「NYダウ工業株30種平均」といいます。

金融市場指数を幅広く提供するS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しており、 30の優良銘柄で構成されます。

また「ジャスダック(JASDAQ)」とは、日本を代表する新興企業市場で、ナスダックをもとに創設された、いわば「日本版ナスダック」です。

ナスダック総合指数は、2021年に史上最高値となる16,057ポイントを記録しました。

算出が開始された当時の水準が100だったわけですから、強力な勢いで成長してきたことが分かりますよね。

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ナスダックはなぜ急落した?

ナスダックについて理解できたところで、なぜナスダック指数が急落したのか見ていきましょう。

FRBによる利上げ

株価下落の最大の要因は、FRB(米連邦準備制度理事会)が大幅な利上げを実施したことです。

FRBとはアメリカの中央銀行にあたり、日本でいうと日本銀行のような役割を果たす機関です。

世界経済の中心的存在であるアメリカ経済に大きな影響を与えるFRBは、常にその動向が世界中から注目されています。

物価の高騰が予想以上に長期化したため、FRBやマーケットが2022年初には予想もしなかった、1年間で4%ポイント以上という大きな幅で利上げが行われました。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で急激に落ち込んだ世界経済を支えるため、FRBは一時的な金融緩和で投資や消費を促進していました。

しかしその後、経済が回復し株価も急激に上昇したため、FRBは金融政策として利上げに踏み切ったのです。

さらにロシアによるウクライナ侵攻や、景気後退懸念などを背景として、ナスダック指数は大幅な下落を記録しました。

過去の急落も

ナスダックが急落したのは今回だけではありません。長期的に見ると、これまでに何度も大幅な下落を記録してきました。

特に2000年頃のアメリカのITバブル崩壊や、2008年のリーマン・ショック、2019年の新型コロナウイルス感染拡大では特に大きな急落が見られました。

いっぽう株式市場では「半値戻しは全値戻し」という格言もあり、大きく下落した株価は上昇パワーが強く元の株価まで戻す可能性が高いということを示しています。

ナスダックも何度も急落の局面を経験しながらも、長期的に見ると右肩上がりで成長しているのです。

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不安定な株式市場で利益を出す方法

2022年のナスダック指数の急落は、世界中の投資家に大きな衝撃を与えました。

ナスダックをはじめとする主要な株価指数は、長期的に見ると高騰や急落を繰り返しています。

このような不安定な株式市場において、高騰や急落のたびに慌てて株を買ったり売ったりしていると上手に稼ぐことはできません。

「株価が上がっているからとにかく買っておこう!」「株価が急落しているからすぐに売らなきゃ!」など感情に任せて売買するのは、必ずしも勝てるトレードにはつながりません。

不安定な株式市場でも利益を出すために重要なのは、株価チャートを分析し最適な売買タイミングを見極められるスキルです。

そのために役立つのが「テクニカル分析」です。

テクニカル分析とは、過去の値動きをチャートで分析し、そこからトレンドやパターンを把握し、将来の値動きを予測する手法です。

株価の動きを瞬時に把握することができるので、株価の急落といった局面においても慌てずに売買のタイミングを図ることができます。

また証券会社からお金や株式を借りて取引する「信用取引」ならば、マーケットの下落局面でも「空売り」という手法で利益を出すことが可能です。

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まとめ

ナスダックは世界最大級の新興企業向け米国株式市場で、世界をリードするハイテク企業が多く上場しています。

2022年はナスダックが急落し、国内外の投資家が大きな打撃を受けました。

不安定な株式市場において確実に利益を積み重ねられる方法として注目されているのが「テクニカル分析」です。

そしてテクニカル分析を駆使して長期的に資産を構築するため、本気で株式投資に取り組む投資家が集うのが、当サイトを監修する相場師朗先生が主催する「株塾」です。

アジア最大規模の投資塾として約3,500名の受講者が月2回の勉強会を通して株技術を学んでいます。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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