「一目均衡表の“最強設定”で利益を伸ばしたい」。そう感じていませんか?
指標自体は有名でも、設定と運用が噛み合わないと“勝ったり負けたり”を繰り返しがちです。大切なのは設定×使い方のセット運用。
本記事では、最強とされる設定値と実戦での活用法を、株のプロ視点でわかりやすくまとめます。
一目均衡表の最強設定とは
一目均衡表の最強設定は、「9・26・52」です。
デイトレードなど短期のトレードであれば、「7・22・44」がオススメ。
設定が変われば、売買タイミングも変わってきますから、トレードスタイルに合わせて使い分けるようにしましょう。
究極のテクニカル分析ともいわれる一目均衡表を使いこなすためにも、まずは設定をいじりましょう。
最強設定は「9・26・52」
一目均衡表の最強設定は「9・26・52」です。
デフォルトで設定されている数値であり、多くの投資家が愛用している数値でもあります。

具体的には、転換線が9・基準線が26・先行スパン2が52の設定です。

転換線が、当日を含む過去9日間の「最高値と最安値の平均値」を表します。
基準線は、当日を含む過去26日間の「最高値と最安値の平均値」を表します。
先行スパン1は、転換線と基準線の平均値を、当日含めて26日先行させたものです。
先行スパン2は、当日を含む過去52日間の「最高値と最安値の平均値」を、当日含めて26日先行させたものとなります。
最後に、遅行スパンが当日の終値を当日含めて26日前に遅行させたものです。
短期なら「7・22・44」
短期のトレードであれば、一目均衡表の設定は「7・22・44」がオススメです。
短い波に反応しやすく、シグナルがやや増えます。
まずは「9・26・52」で型を身につけ、必要に応じて「7・22・44」を試してみると良いでしょう。
一目均衡表の最強手法
一目均衡表の最強手法を、4つの売買タイミングでまとめました。
一目均衡表がどうなった時にトレードするべきなのか、確認していきましょう。
基準線とローソク足の交差でトレード
基準線とローソク足の交差でトレードしましょう。
例として、メルカリ(4385)のチャートで確認してみます。

赤色の基準線をローソク足が下から上に抜けたら、上昇トレンドのシグナルです。
逆に、赤色の基準線をローソク足が上から下に抜けたら、下降トレンドのシグナル。
それぞれで買い・空売りを入れれば、利益を狙いに行けます。
どうにも見づらいという方は、基準線だけを表示させるのも一つの手です。

ローソク足が基準線より上にいるときは上昇トレンド、下にいるときは下降トレンドであることも読み取れます。
基準線と転換線の交差でトレード
基準線と転換線の交差も、トレードのタイミングとして活用できます。
基準線を転換線が下から上に突き抜けたら買い、上から下に突き抜けたら売りのシグナルです。

上図はLINEヤフー(4689)のチャートです。
転換線が基準線を下から上に抜けてから上昇トレンドが始まっています。
そこで買いを入れていれば、大きな利益が狙えます。
三空叩き込みとは?トレンド転換の見つけ方と合わせて使えるテクニックを解説
遅行スパンとローソク足の交差でトレード
遅行スパンとローソク足が交差したタイミングも、トレードのシグナルです。
遅行スパンがローソク足を下から上に突き抜けたら、買いのシグナル。
遅行スパンがローソク足を上から下に突き抜けたら、売りのシグナルです。

上図は、オリエンタルランド(4661)のチャートです。
遅行スパンが突き抜けている場所を○、その際のローソク足の場所を□で印づけています。
遅行スパンは26日間遅れて表示されますから、26日前のローソク足を突き抜けたらシグナルとなる点に注意しましょう。
実際に、遅行スパンとローソク足の交差をきっかけに、トレンドが発生していることがわかります。
三役好転・三役逆転
三役好転・三役逆転は、一目均衡表の中でも特に強いシグナルです。
「転換線が基準線を下から上に突き抜ける・遅行スパンがローソク足を下から上に突き抜ける・ローソク足が雲を下から上に突き抜ける」状態を、三役好転といいます。

上図はリクルートホールディングス(6098)のチャートです。
三つのシグナルが発生し、その後大きな上昇トレンドとなっています。
三役好転が強いシグナルであることがよくわかる事例です。
一方三役逆転は、「転換線が基準線を上から下に突き抜ける・遅行スパンがローソク足を上から下に突き抜ける・ローソク足が雲を上から下に突き抜ける」状態のことを指します。

上図は、レーザーテック(6920)のチャートです。
三役逆転と同時に、下降トレンドが発生し大きく下落しています。
三役好転・三役逆転は信頼度の高いシグナルですから、特に見逃さないようにしましょう。
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一目均衡表と組み合わせた最強手法
一目均衡表と組み合わせて使いたい最強手法をまとめました。
他のテクニカル指標を合わせて使うことで、より分析の精度も高まります。
バンドウォークとは?順張りで利益を出せるようになる見極め方を解説
一目均衡表×移動平均線
トレンドの方向性を探る移動平均線は、一目均衡表と相性が良いのでオススメ。

上図はアシックス(7936)のチャートです。
移動平均線が、短い期間のものから順に並んでいる形は、強い上昇トレンドである証拠。
相場流ではPPP(パンパカパン)と呼んでいます。
一目均衡表では三役好転が出現し、移動平均線ではPPPが発生しているという、信頼度の高いシグナルです。
実際株価は右肩上がりで上昇していきました。
【相場流株技術用語】PPP(パンパカパン)・逆PPPとは?移動平均線でトレンドの波をとらえよう
一目均衡表×MACD
トレンドの方向性を測る一目均衡表に対して、MACDは相場の過熱感を測るオシレーター系のテクニカル指標です。
トレンド系とオシレーター系の組み合わせですから、それぞれの強みを活かせる相性の良い組み合わせとして使えます。

上図はドル円のチャートです。
一目均衡表で三役好転が出現すると同時に、MACDではゴールデンクロスが発生しています。
その後チャートは右肩上がりとなっていることがわかります。
かなり信頼度の高いシグナルの組み合わせだといえます。
MACDについては、下記記事で詳しく解説しているためぜひ参考にしてください。
一目均衡表×【相場流】下半身

下半身とは、相場流の技術の一つで、株価上昇のシグナルです。
5日移動平均線に対して、陽線が実体を半分以上突き出ていれば、下半身となります。
上昇トレンドのきっかけとして、一目均衡表と合わせて確認してみましょう。
2つの指標を使うことで、より強いシグナルかどうかを判断できます。
【相場式株技術用語】下半身・逆下半身とは?株初心者にもわかりやすく解説します
よくある質問Q&A
Q1. 「9・26・52」と「7・22・44」はどちらが良いですか?
A. まずは9・26・52で型を習得。
短期回転が中心なら、検証のうえ7・22・44に調整します。
Q2. 一目均衡表だけで勝てますか?
A. 相場環境(トレンド/レンジ)によります。
トレンド相場では強いですが、レンジではダマシ増。移動平均線やMACDなどで補強するのがおすすめです。
Q3. 三役好転が出たら必ず上がりますか?
A. 必ずではありません。
雲の厚み、上位足の抵抗、出来高の裏付けなどを併せて確認しましょう。
まとめ
一目均衡表の最強設定は「9・26・52」です。
単体でも活用できますが、他のテクニカル指標と合わせて使うのがオススメ。
一度だけでなく、何度も活用して技術を磨いていきましょう。
いきなり大きな利益を狙えるわけではありません。
地道に積み重ねていくことこそ、最強への一番の近道ですよ。
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これまで10以上のメディア運営に従事。現在は自身も株塾で学びつつ、毎日コンテンツ作成をし続ける。
あらゆるジャンルで編集者として活動してきた経験を活かし、初心者から上級者まで役立つ記事を作成。







