株チャートの確認は必須!トレードしない日でも見ておくべき理由を解説

株式投資初心者のギモンとして、「トレードをしない日でも株のチャートは毎日確認をした方が良いのか?」と考えたことがありませんか。

「毎日チャートを見るのはめんどうだけど、株価暴落のような事態が起きないか不安」と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論から申し上げますと、株価チャートを確認することは重要です。

値動きの動向を知り、異変が発生していないかを見つけるためには必須の作業と言えるでしょう。

特に株式投資にまだ慣れていない初心者の方は、どのような値動きをするものなのか、銘柄によっての特徴を知るためにも毎日チャートを確認した方が良いのです。

そこで今回は、株のチャートを毎日確認するために、忙しい人でも隙間時間を使った簡単な確認方法のポイントを紹介していきます。

この記事でわかること

  • 株のチャート確認が毎日必要な理由
  • 初心者が株のチャートを毎日確認した場合に学べること
  • 忙しい人でも毎日チャートを確認するポイント

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目次

株のチャートは忙しくても毎日確認をした方が良い

株式市場は祝日や正月を除く平日であれば毎日朝9:00から15:00の間で開催しており、その間株価は値動きを続けています。

そのため株のトレードを行うのであれば、自分が保有している銘柄、狙っている銘柄がどのように動いているのかを毎日確認する必要があるのです。

特に株初心者の方であれば、今日はトレードを行わないのでチャートを見なくても良いかと思うこともあるかもしれませんが、トレードを行わない日でもチャートは毎日確認しておく方が良いでしょう。

それは、日々様々な情報や要因で変動を続ける株価がどのように動いているのかを知ることが重要だからです。

予想通りに株価が動いているか、急に変な値動きが発生していないか

チャートで毎日株価の変動を確認することが必要なのは下記が主な理由となっています。

  • 保有銘柄および取引予定の銘柄の株価がどのように動いているのか
  • 各銘柄において急騰急落などの大きな値動きが発生していないか

まず株を保有しているのであれば、保有銘柄がどのように価格変動が起きているのかを毎日確認しなければなりません。

予定通りに株価が上昇を続けているのか、テクニカル分析で売りのサインが出ていないかなどを確認し、日々トレードの判断をしていくのです。

同時に、これからトレードを行う銘柄に関しても、売買のタイミングを伺うためにチャートは毎日確認をしておかなければならないのです。

それと時に株は急騰や急落が発生する可能性があり、1日チャートを見過ごしただけで大きく値が動いてしまう事もあります。

昨日まで保有していた買い建玉が急落によって含み損(損失)を抱えてしまうこともあり、チャートは毎日確認をしておく必要があるのです。

チャートを毎日確認することで値動きの癖が見えてくることもある

チャートを毎日確認することは、初心者が株のトレードを上達させるためにも必要なこととなります。

株のチャートは毎日同じように値動きが起きるわけではありませんが、ローソク足や移動平均線などをもとに分析ができるようになれば、再現性の高いトレードが実現できるようになります。

当サイトの監修者である株歴38年以上のプロトレーダー「相場師朗(あいばしろう)」先生によると、基本的にザラ場は株価チャートを見る必要はないとおっしゃっています。

ザラ場とは、実際にトレードが行われている時間帯のことを言いますが、こうした時間にチャートを見てしまうと、特に株初心者の方は一時的な動きに惑わされやすくなってしまうので注意が必要です。

ザラ場については、【相場流】なぜザラ場は見ない方がいいのか。実例をもとに解説しますの記事を参考にしてみてください。

これから株式投資を学ばれる方は、特に何から勉強していいかわからないと感じることもあるかと思いますが、まずはチャートを確認するという習慣を付けるようにしましょう。

分析の方法はいろいろあるので、自分に合う手法を身に付ける必要がありますが、相場先生が使っているローソク足や移動平均線を活用した技術については【株技術】プロトレーダー直伝! 移動平均線を使いこなそうの中で相場先生が動画で解説しているので、合わせてご確認ください。

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忙しい人でも毎日チャートを確認するポイントを紹介

毎日チャートを確認することの大切さはわかったけど、副業でトレードをしているからチャートを確認することが難しいという人もいるかもしれません。

株をリアルタイムで確認しようと思うと、どうしても仕事をしている時間帯と重なり昼の休憩時間でしか確認をすることができないかもしれません。

そこで、ここからは忙しい人でも毎日チャートを確認するポイントを紹介していきます。

帰宅後に家でチャートを確認する

株のトレードというと、どうしても実際に株価が動いている時間帯にチャートを見なければならないと考えてしまいがちですが、決してそのようなことはありません。

相場先生の手法であれば、マーケットが閉まっている夜の間にチャートを確認して、翌日の寄り付きで売買するということも可能です。

株価は、終値ベースのローソク足で確認するようにして、その日一日株価がどのように動いたのかを確認するようにしましょう。

テクニカル分析をすることで、翌日以降にどのような動きをしそうなのかというストーリーを立てることもできるようになるため、まずは正しい手法を基にさまざまなチャートを見るという癖をつけることが大切です。

保有銘柄だけではなく日経平均やセクターの確認も

毎日チャートを確認するポイントとして、保有銘柄や取引予定の銘柄だけではなく、日経平均やセクターごとの銘柄も確認をするようにしましょう。

日経平均を確認しておけば、株式市場全体の流れを確認することができます。

セクター(銘柄の業種)ごとの代表株や保有銘柄のライバル株を確認しておけば、他の投資家達が注目している分野を知ることができます。

このように個別の保有銘柄だけではなく、セクターや日経平均といった大きな目線で株価の値動きを確認することも、株価の値動きの予測に役立てることができるのです。

特に日経平均やトピックスといった大量の銘柄を抽出した株価指数に大きな変動がみられた時には、個別の銘柄にも大きな影響を与えることがあるため、最低でも1回以上は確認をしたほうがいいでしょう。

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まとめ

  • 株のチャートは毎日確認することが重要
  • 初心者は毎日チャートを確認して値動きの癖などを見つける
  • 忙しい人は隙間時間やスマホを活用するとチャートを毎日確認しやすくなる

いかがでしたでしょうか。

株のトレードを行うのであれば、デイトレードではないスイングトレードや長期トレードでも毎日株価をチャートで確認するようにしましょう。

毎日チャートを確認していると各銘柄で値動きの癖などを見つけることができます。

ただ、値動きの癖については常にその通りに動くとは限らないので、臨機応変に対応できるようにしておくことも大切です。

毎日チャートを確認する癖をつけ、株で継続的に利益を狙えるようになりましょう。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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