みなさんは普段どのくらいの時間勉強をしているでしょうか?
サラリーマンやOLなどの社会人だと仕事が忙しく、勉強をしている暇など無いという人も多いかもしれません。
実際に社会人の1日の学習時間を調べてみると、1日の中で平均6分しか勉強していないというデータが出ています。
日本の社会人は、世界的に見ても勉強(学習)をしないということでも有名です。
このことを株式投資に置き換えて考えてみると、これまで勉強して来なかった方が株式投資の勉強を継続するだけで、良い結果を出せる可能性が高くなるのではないでしょうか。
そこで今回は、勉強をする人が少ない日本だからこそ、株式投資の勉強をするだけで勝てる可能性があることを紹介します。
この記事でわかること
- 日本の社会人の平均勉強時間
- 勉強しない社会だからこそ、勉強する人が成功しやすいこと
- 株式投資の勉強こそ、周りとの差別化が図りやすいこと
社会人の多くが学ばない日本
あなたは現在、定期的に何かの勉強を続けているでしょうか?
例えば、読書や資格取得のための勉強、英語や中国語の勉強、副業のための勉強、様々な勉強があります。
おそらく、勉強を続けているかという質問に対して「はい」と答える人は少ないかと思います。
これは決して直感などではなく、日本の社会人の生活を調査したデータから抽出した結果なのです。
社会人の1日の学習時間は6分というデータがある
総務省が平成28年に仕事と生活の調和(ワークライフバランス)の推進、男女共同参画社会の形成、などの行政施策を行っていくため社会生活基本調査を行いました。
※出典(「平成28年社会生活基本調査結果」(総務省統計局))
調査の結果によると、社会人の1日の勉強時間はたったの6分程度でした。
1日の勉強時間が6分という結果は誰が見てもわかる通り、勉強時間としては短いと見ることができます。
さらに、その調査で「勉強をしている」と回答した人は全体の5%前後しかいなかったそうです。
つまり日本の社会人は、普段から勉強している人が圧倒的に少なく、大人が勉強をしない社会と言えます。
学んでいないのであれば、学ぶ人になればいい。
ではこの「大人が勉強をしない社会」というマイナスなイメージを、逆手に捉えてみましょう。
勉強をしない人で溢れている社会なのであれば、勉強をするだけで優秀な人になれる可能性が出てきます。
データからもわかる通りに勉強しない人が多いため1日30分程度の勉強を1ヵ月、半年、1年間と積み上げていくだけでも知識や実力で大きな差がつきます。
簡単に言っているように思えますが、実際に新しいことを学ぶためには自らが行動を起こすしかないのです。
例えば、日本では学生時代にほとんど学習することがない金融についての知識を、社会に出てから勉強をはじめるだけで、周りの同僚や友人よりも詳しい人になれる可能性があるということです。
当然ながら金融関連の知識を高めることができれば、金融リテラシーの向上から資産運用やお金の使い方が上手くなり、同年代よりも多い資産を築けるようにもなるでしょう。
これは、学校では学ぶことがない株式投資についても同様のことが言えるのです。
株式投資も実践をする人が増えてはいるが、学び続ける人は少ない
日本の学校では株式投資について学ぶ機会はほとんどありません。
つまり証券会社や金融関連の仕事に就かなければ、自発的な勉強を除いて学ぶ機会は無いという事です。
さらに実際のトレード(投資)になると、証券会社で働いているだけではなく運用部門などに配属されなければ、仕事でトレードを行うことも無ければ学ぶ機会も少なくなります。
他にも、株式投資をはじめてもトレードを行いながら学び続けるという人は意外にも少ないのです。
トレードの結果に一喜一憂したり、どの銘柄の株価が上昇するのかを探すばかりで、トレードで大切な株の技術を学び続ける人は多くはありません。
特に株式投資は、ちょっとしたテクニックや知識で簡単に勝てるようになるものではありません。
きちんと正しい技術を学び続け、技術を磨き続けることによって勝ちはじめることができるのです。
銘柄選びやポートフォリオの組立て、テクニカル分析を学び続けよう
株式投資で勝つためには勉強が必要と紹介してきましたが、具体的にどのように勉強をしていけばいいのか迷ってしまう人も多いはずです。
そこで、株式投資で結果を出したい場合には銘柄選び、ポートフォリオの組立て、テクニカル分析について学んでいくのがおすすめです。
株式投資は数ある銘柄の中から自分がトレードを行う株を選ばなければなりません。
単純に勘や好きな企業ということで株を選んでしまうと、株価の値動きが発生しなかったり暴落に巻き込まれたりと勝つことができないでしょう。
きちんと株価の変動(ボラティリティ)が安定的に発生し、自分がトレードを行いやすい銘柄を選ぶことが勝つためには必要です。
そのため、まずは銘柄選びについてしっかりと勉強して、自分で勝てる銘柄を探せるようになりましょう。
次に、自分の資金をどのような銘柄に分けていくのかの、ポートフォリオの組立て方についても勉強しておくと良いです。
投資資金が少ない時には1つの銘柄に集中してトレードを行った方が良いですが、資金がある程度増え1つの銘柄に集中させてしまうと、1度の損失でかなりの資金を減らしてしまう事になるかもしれません。
自分の資金を安定的に運用し、資金を守るという観点からも、ポートフォリオの組み立て方は知っておくべきです。
そして一番大切なのが、トレードを行う方向性を知ることができるテクニカル分析となります。
テクニカル分析が行えなければ、選んだ銘柄を買えばいいのか売れば良いのか判断することができません。
さらに今はまだ待つべきなのか、今トレードすべきなのか、適切なタイミングもテクニカル分析を行えなければ知ることができないのです。
ぜひ、それぞれについて1日30分程度でも良いので学びはじめ、株式投資で勝てるようになりましょう。
まとめ
- 日本の社会人は平均6分しか勉強していない
- 株式投資は学ぶ機会が少ないため、勉強をするだけで周りと差別化が図れる
- 株式投資の勉強は銘柄選び、ポートフォリオの組立て、テクニカル分析がおすすめ
いかがでしたでしょうか。
社会人のほとんどが勉強していないと言われていますが、勉強をしている人はしっかりと時間を確保して行っています。
SNSやYouTube等で勉強の進捗や行っている姿を発信している人もいるため、忙しい日本の社会でも有効的な時間の使い方を行い、効率の良い勉強の仕方を学ぶこともできます。
そして株式投資についての知識や技術に関しては、プロの投資家でもある相場師朗先生監修の当サイトを参考にしてもらえると、初心者の方でも迷わずに学び始めることができます。
ぜひ他の記事も参考にして勉強をはじめてみて、勉強をする5%の社会人の1人として、株式投資で勝てるようになりましょう。
著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。
地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。
その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。