ネット証券の入金方法を徹底比較!SBI証券・楽天証券・マネックス証券の手数料や反映時間を解説

証券口座への入金方法を徹底解説!3大ネット証券の手軽な入金手順とは?

証券口座を開設したものの、次に行う「入金」で迷ってしまう方は少なくありません。

大切なお金を扱うからこそ、間違いがないか不安になるのは当然です。

しかし、一度手順を理解してしまえば、ネット証券への入金は驚くほど簡単でスピーディーに完了します。

本記事では、国内ネット証券大手3社であるSBI証券、楽天証券、マネックス証券の入金方法を徹底的に比較します。

手数料で損をすることなく、最短ルートで資産運用をスタートしましょう。

   
目次

証券口座への入金は投資の第一歩

株式投資や投資信託の運用を始めるためには、まず証券口座に投資資金を準備する必要があります。

多くの初心者が最初につまずくポイントが、銀行口座との違いです。

銀行口座と証券口座の役割の違い

証券口座は銀行口座とは根本的に異なる役割を持っています。

銀行口座が「お金を預けたり決済したりする場所」であるのに対し、証券口座は「金融商品を購入・管理するための専用窓口」です。

そのため、普段使っている銀行口座にいくら残高があっても、そのままでは株を買うことはできません。

まずは銀行から証券口座へお金を「移動」させる作業が必要になります。

この移動こそが入金作業です。

この仕組みを理解していないと、いざ買いたい銘柄が見つかったときに「資金不足」で注文が出せず、絶好の買い場を逃してしまうリスクがあります。

入金方法によって利便性が大きく変わる理由

ネット証券には複数の入金ルートが用意されています。

どの方法を選ぶかによって、以下の4つの要素が大きく変動します。

  • 振込手数料の負担額(無料か自己負担か)

  • 買付余力への反映スピード(即時か数日後か)

  • 手続きの簡便さ(ログインの手間など)

  • 利用可能な時間帯(24時間対応かどうか)

特に手数料については、数百円の差であっても積み重なれば大きなコストになります。

投資で利益を出す前に、入金段階でマイナスを作らないことが、賢い投資家への近道です。

投資スタイルに合わせた入金選び

例えば「今すぐこの株を買いたい」という場合は即時性が最優先されます。

一方で「毎月コツコツ積み立てたい」という場合は、手間のかからない自動入金機能が適しています。

このように、自分の投資スタイルに合わせて最適な入金方法を選択することが重要です。

3大ネット証券の証券口座への入金方法は?

各証券会社は、入金利用可能な時間やかかる手数料、買付余力に反映されるタイミング、利用条件などが異なるさまざまな入金方法を用意しています。

その為、株式投資に支障が出ないように入金をおこなうためにも、各入金方法については知っておく必要があります。

そこで以下では、3大ネット証券「SBI証券」、「マネックス証券」、「楽天証券」における入金方法について解説します。

SBI証券の入金方法

SBI証券の入金方法は、以下のとおりです。

  • 即時入金
  • リアルタイム入金
  • 銀行振込
  • 振替入金(ゆうちょ銀行)

■即時入金

即時入金は、インターネット上で銀行口座から入金後即時反映される入金方法です。

すぐに株式取引に利用することができるというメリットがあります。

即時入金を利用するには、利用する銀行(提携金融機関に限る)のネットバンキングに契約している必要があります。

入金手数料 無料(SBI証券が負担)
入金限度額 銀行によって異なる(※1)
買付余力への反映 即時
利用可能時間 24時間(※2)

(※1)各銀行のネットバンキングで限度額が設定されています

(※2)各銀行やSBI証券のシステムメンテナンス中は利用できません

■リアルタイム入金

リアルタイム入金は、リアルタイム入金対象の金融機関の銀行口座を持っている方のみ、SBI証券のWebサイトから口座振替の登録などをするだけで入金できる方法です。

即時入金とは異なり、ネットバンキングを契約していなくても利用できます。

入金手数料 無料(SBI証券が負担)
買付余力への反映 即時
入金の計上日 ・京葉銀行、紀陽銀行、筑邦銀行、東和銀行、福島銀行、広島銀行、みちのく銀行、筑波銀行の場合

全時間帯、翌営業日扱い

 

・阿波銀行、福井銀行、秋田銀行、仙台銀行、北日本銀行、三重銀行、第三銀行、清水銀行、愛媛銀行、四国銀行、南日本銀行、豊和銀行、宮崎太陽銀行、富山銀行の場合

15:00前までに入金の手続きを完了(買付余力に反映)された場合は、当日扱い。15:00過ぎの入金は、翌営業日扱い

利用可能時間 各銀行の利用可能時間内(※)

(※)各銀行やSBI証券のシステムメンテナンス中は利用できません

上記のとおり、買付余力へは即時反映されますが、リアルタイム入金には「入金の計上日」が設けられています。

信用取引新規建て注文のための保証金への充当、信用取引の追加保証金、預り金不足額への充当、先物オプション取引の追加証拠金、損金不足額への充当などといった、当日分の入金計上が必要な取引に利用する場合は、「入金の計上日」にご注意ください。

買付余力に反映されていても、取引に利用できない場合があります。

■銀行振込

銀行振込は、その名のとおり銀行口座の窓口やATMから振り込む形で入金する方法です。

銀行振込による入金が利用できるのは、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行の普通預金口座のみです。

いずれかの銀行口座を「お客さま専用振込用口座」としてSBI証券に申し込むという手続きが必要です。

入金手数料 顧客負担
買付余力への反映 約1~2時間程度(※1)
利用可能時間 銀行ATM・窓口受付時間

(※1) 営業日14時以前に振込手続をした場合。営業日14時以降に振込手続をした場合は、翌銀行営業日午前中になる場合もある

■振替入金(ゆうちょ銀行)

振替入金は、インターネット上でゆうちょ銀行口座から入金する方法です。

ゆうちょダイレクトの契約がなくても利用できます。

利用するには、入金サービスに関する申込書「自動払込利用申込書」での手続きが必要です。

入金手数料 無料(SBI証券が負担)
買付余力への反映 7:00~14:30の受付 ⇒ 翌営業日9:00に反映

14:30~23:59の受付 ⇒ 翌営業日18:00に反映

0:00~6:59の受付 ⇒ 当営業日18:00に反映(※1)

利用可能時間 24時間(※2)

(※1)土日祝日の受付は、翌営業日18:00に買付余力に反映されます

(※2) 各銀行やSBI証券のシステムメンテナンス中は利用できません

マネックス証券の入金方法

マネックス証券の入金方法は、以下のとおりです。

  • 即時入金サービス
  • 定額自動入金サービス
  • 銀行振込
  • マネックスセゾンカードでのATM入金

■即時入金サービス

即時入金は、インターネット上で銀行口座から入金後即時反映される入金方法です。

即時入金を利用するには、口座振替契約(初回時のみ)が必要です。

入金手数料 無料(SBI証券が負担)
買付余力への反映 即時
利用可能時間 銀行によって異なる

 

■定額自動入金サービス

定額自動入金サービスは、指定した銀行口座から毎月1回の頻度で自動的に指定金額が入金される方法です。

原則として、毎月27日に指定した銀行口座から引落しが行われ、毎月7日の翌営業日にマネックス証券の口座に入金されます。

給料日のたびに入金をするのが面倒な方や資金不足によって投資チャンスを逃したことがある方、積立投資をしている方に向いている入金方法です。

■銀行振込

銀行振込は、その名のとおり銀行口座の窓口やATM、ネットバンキングから振り込む形で入金する方法です。

銀行振込による入金が利用できるのは、三井住友銀行・三菱UFJ銀行・みずほ銀行の普通預金口座のみです。

いずれかの銀行口座を「お客さま専用振込用口座」としてSBI証券に申し込むという手続きが必要です。

入金手数料 顧客負担
買付余力への反映 約30分~2時間程度(※1)
利用可能時間 銀行ATM・窓口、ネットバンキング受付時間

(※1)マネックス証券の15分おきの確認により14:59までに確認された入金は当日中に残高に反映されますが、15:00以降の確認となった入金は翌営業日の反映となります

■マネックスセゾンカードでのATM入金

マネックスセゾンカードとは、マネックス証券のキャッシュカードとセゾンのクレジットカードが一体になったカードです。

マネックスセゾンカードを持っている方は、セブン銀行ATMやゆうちょATMから入金をおこなえます。

入金手数料 無料(※)
利用可能時間 ATMによって異なる

(※)利用する時間帯によっては、時間外手数料100円(税抜)がかかることがあります

楽天証券の入金方法

楽天証券の入金方法は、以下のとおりです。

  • らくらく入金
  • リアルタイム入金
  • 通常振込入金

■らくらく入金

らくらく入金は、楽天証券のらくらく入金専用ページを利用して簡単かつスピーディーに、楽天銀行口座から楽天証券の証券口座に入金ができる方法です。

らくらく入金専用ページでは、楽天銀行のログインIDやパスワードの入力をすることなく入金をおこなえます。

利用するには、楽天の証券口座と銀行口座の連携サービス「マネーブリッジ」に申し込む必要があります。

入金手数料 無料
入金限度額 1億円/回(※1)
買付余力への反映 即時
利用可能時間 0:05~23:50(※2)

(※1)楽天銀行のセキュリティ設定で振込限度額を設定している場合は、どちらか低い方が入金限度額として適用

(※2) 楽天銀行や楽天証券のシステムメンテナンス中は利用できません

■リアルタイム入金

リアルタイム入金は、インターネット上で銀行口座から入金後即時反映される入金方法です。

即時入金を利用するには、利用する銀行(提携金融機関に限る)のネットバンキングに契約している必要があります。

入金手数料 無料
入金限度額 銀行によって異なる
買付余力への反映 即時
利用可能時間 銀行によって異なる

 

■通常振込入金

通常銀行振込は、その名のとおり銀行口座の窓口やATM、ネットバンキングから振り込む形で入金する方法です。

入金先となる口座は、顧客ごとに設定されています。

楽天銀行と三井住友銀行のいずれかを選んで、振り込んでください。

入金手数料 顧客負担
買付余力への反映 銀行によって異なる
利用可能時間 銀行ATM・窓口、ネットバンキング受付時間

失敗しないためのネット証券入金の選び方

ここまで3大ネット証券の入金方法を見てきましたが、結局どれを選べば良いのでしょうか。

失敗しないための判断基準を3つのポイントに絞って解説します。

手数料無料の方法を絶対条件にする

投資において、コスト管理は最もコントロールしやすい「利益」です。

1回の入金で330円の手数料を払ってしまった場合、10万円の投資に対して0.33パーセントのマイナスからスタートすることになります。

現在、大手ネット証券であれば「即時入金」や「リアルタイム入金」を使えば、手数料はまず間違いなく無料になります。

わざわざATMへ足を運び、大切な投資資金を削って手数料を払う必要はありません。

「手数料を払う入金はしない」というルールを自分の中に作りましょう。

反映スピードが投資の勝敗を分ける

相場は常に動いています。

ニュースを受けて特定の銘柄を買いたいと思ったとき、入金反映に1日かかってしまうようでは、絶好のチャンスを逃してしまいます。

初心者のうちは「いつか入金すればいい」と考えがちですが、チャンスは突然やってきます。

即時反映される「即時入金」や、銀行連携による「自動入金」の設定を、口座開設直後に済ませておくことが、投資家としての準備万端な状態といえます。

銀行と証券会社の組み合わせを最適化する

最もストレスがないのは、証券会社と同じ系列の銀行口座を持つことです。

  • SBI証券なら住信SBIネット銀行(またはSBI新生銀行)

  • 楽天証券なら楽天銀行

  • マネックス証券ならマネックスカードや提携銀行

このように、セットで運用することで、入金操作そのものを簡略化できたり、ポイント還元や金利優遇といった付加価値を得られたりします。

メインの銀行口座と証券口座をバラバラにするのではなく、相性の良い組み合わせで選ぶことが、長期的な利便性と利益につながります。

まとめ

    ネット証券への入金は、正しい方法を選べば「無料」「即時」「簡単」に完了します。

    投資を始めたばかりの時期は、入金そのものが一つのハードルに感じるかもしれませんが、仕組みさえ分かればこれほど便利なものはありません。

    結論として、初心者が最も効率よく入金を行うには、証券口座と相性の良いネット銀行を開設し、即時入金または自動入金(スイープ)機能を設定することです。

    これにより、手数料という無駄な支出をゼロにし、投資チャンスを逃さないスピード感を手に入れることができます。

    まずは少額からでも構いません。

    今回解説した手順を参考に、実際に自分の証券口座へ資金を移してみてください。

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    この記事の監修者

    監修者プロフィール

    トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
    20歳で株の売買を始めてから20年間、
    「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
    その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

    現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
    日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
    どの市場でも大きな利益を生み出している。

    ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
    東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

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    この記事を書いた人

    著者プロフィール
    根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
    1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

    地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

    その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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