証券口座の開設の仕方は?必要なものや最短で開設するための流れを紹介

株式投資を始めるにあたって、どの証券会社を利用するか決定したら、次はいよいよ証券口座の開設をおこなう必要があります。

初めて証券口座を開設する方は、

「何が必要なの?」
「どのような流れで開設するの?」

と気になることがあるのではないでしょうか。

そこで本記事では、証券口座の開設の仕方を詳しくご紹介しています。

開設に必要なものについても詳しくご説明しているので、これを読めばスムーズに証券口座を開設できることでしょう。

この記事でわかること

  • 証券口座の開設に必要なもの
  • 証券口座の開設の仕方3種類
  • 最短で証券口座を開設する流れ

そもそも株式って何?株式投資を始める前の基本の“キ”を解説します

目次

証券口座開設の前に!必要なものは?

証券口座の開設には、いくつか必要なものがあります。

証券口座の開設の仕方を知るのも大切ですが、まずはその前に必要なものを手元に準備しておきましょう。

そうすることで、より口座開設をスムーズにおこなうことができます。

以下では、証券口座の開設に一般的に必要とされるものをご紹介します。

厳密には各証券会社によって異なる可能性があるので、実際に必要なものについては、口座を開くことに決めた証券会社の公式ホームページを参照してください。

では、さっそく必要なものを1つずつ見ていきます。

①マイナンバーが確認できる書類

1つめは、マイナンバーが確認できる書類です。

代表的な書類はマイナンバーカードですが、マイナンバーカードを取得していない方でも、以下の書類等で代用できるので問題ありません。

    • 通知カード
    • マイナンバーが記載された住民票の写し
    • マイナンバーが記載された住民票記載事項証明書

②本人確認書類

2つめは、本人確認書類です。

たとえば以下のようなものが、本人確認書類として利用できることが一般的です。

  • 運転免許証
  • 運転経歴証明書
  • 各種保険証
  • 各種年金手帳
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 在留カード
  • 特別永住証明書
  • 健康保険証
  • 住民票
  • 印鑑登録証明書

マイナンバーカードは、これ1枚で“マイナンバーが確認できる書類”、“本人確認書類”の2つの役割を果たせる場合もあるので、提出書類をより少なくすることもできます。

③印鑑

3つめは、印鑑です。

口座開設申込書を使用して口座開設の手続きをおこなう場合は、捺印が必要な場合があります。

ただし、ネット銀行などオンラインで口座開設の手続きが完了する場合は、印鑑が不要なことが多いです。

④銀行口座

4つめは、銀行口座です。

証券口座には株式などの購入に利用する投資資金を入金する必要がありますが、そのお金は銀行口座から入金します。

また、配当金の受け取りなどにも、銀行口座が必要です。

銀行口座を開設したうえで、キャッシュカードや通帳などの口座番号が確認できるものを手元に準備しておきましょう。

証券口座の開設の仕方は大きく分けて3種類

証券口座の開設の仕方は、大きく以下の3種類に分かれます。

すべての証券会社で3種類から選べるとは限りませんが、複数の開設方法に対応していることがほとんどです。

オンライン申し込み+本人確認書類のオンライン提出

1つめは、申し込みも本人確認書類の提出もオンラインで完結するという方法です。

最短で証券口座を開設したい方に向いています。

ただし、この場合にオンライン提出できる本人確認書類は、顔写真付きであることが条件となっている場合もあります。

もしこのような条件があるにもかかわらず顔写真付き本人確認書類を持っていないときは、次にご紹介する開設方法をご検討ください。

オンライン申し込み+本人確認書類の郵送提出

2つめは、申し込みはオンライン、本人確認書類の提出は郵送でおこなうという方法です。

郵送して証券会社に到着後、担当者が確認するという手間が必要なため、1つめにご紹介した方法よりも時間がかかってしまうというデメリットがあります。

郵送申し込み+本人確認書類の郵送提出

3つめは、申し込みも本人確認書類の提出も郵送でおこなうという方法です。

スマホやパソコンでの操作が苦手な方に向いています。

郵送して証券会社に到着後、担当者が確認するという時間に加えて、口座開設申込書を取り寄せて手元に届くまでの時間もかかるので、もっとも口座開設までに日数を要する開設の仕方だといえます。

【最短】証券口座を開設する流れ

ここでは、上記でもご紹介したように最短で証券口座を開設できる「オンライン申し込み+本人確認書類のオンライン提出」による一般的な口座開設の流れをご紹介します。

ネット銀行はもちろんのこと、総合証券でもこちらの開設の仕方を採用している場合があるので、ぜひ参考にしてみてください。

①申し込みページで登録情報を入力する

証券口座を開設する証券会社の公式ホームページに行き、「口座開設はこちら」などといったボタンを探しましょう。

複数ある場合は、「オンライン申し込み」、「ネット申し込み」などといった表示を探してみてください。

そちらをクリックしたら誘導に従い、登録情報を入力します。

②本人確認書類を提出する

登録情報を入力し終えたら、本人確認書類を提出します。

本人確認書類の提出には、ここまでのブラウザではなく専用アプリを利用する場合もあるので、必要に応じてインストールしてください。

提出は、本人確認書類をカメラで撮影もしくはスキャナー取り込みをして、該当ファイルをアップロードする形でおこないます。

書類によっては両面の提出が必要な場合もあるので、注意点をよく読んで書類の不備とならないようにしておきましょう。

もし書類の不備があると、さらに口座開設に日数を要することになってしまいます。

③届いた郵送物の内容をもとに初期設定をおこなう

登録情報を入力と本人確認書類の提出が完了すると、証券会社の担当者が内容確認後、不備がなければ証券会社から郵送物が届きます。

ログイン情報が記載された書類やスタートガイド、約款などが入っており、どれも取引をおこなう上で必要なものです。

書類に記載してある内容をもとにログイン(初期設定)などをおこない、いよいよ取引開始です!

まとめ

  • 証券口座の開設には、マイナンバーが確認できる書類・本人確認書類・印鑑・銀行口座が必要
  • 開設の仕方は、オンライン申し込み+本人確認書類のオンライン提出・オンライン申し込み+本人確認書類の郵送提出・郵送申し込み+本人確認書類の郵送提出の3種類
  • 最短で証券口座を開設したいなら、オンライン申し込み+本人確認書類のオンライン提出がおすすめ

いかがでしたでしょうか?

本記事では、証券口座の開設に必要なものや開設の仕方の種類、最短で開設するための流れをご紹介しました。

詳細は各証券会社によって異なる場合があるので確認が必要ですが、大まかな内容は本記事のとおりです。

ぜひ参考に、証券口座を開設してみてくださいね。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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