株式投資の種類を完全網羅!初心者におすすめのスタイルと失敗しない選び方をわかりやすく解説

株式投資の種類とは?初心者向けの投資スタイルと選び方を徹底解説

「株を始めたいけれど、種類が多くて何から手をつければいいのか分からない」と悩んでいませんか。

株式投資は、取引の期間や利益の狙い方によって複数の種類に分けられます。

結論として、初心者は「現物取引」かつ「中長期保有」から始めるのが最も安全で確実です。

本記事では、各スタイルの特徴を初心者の方にも分かりやすく整理しました。

読み終える頃には、あなたのライフスタイルに最適な投資法が見つかり、迷いなく投資の第一歩を踏み出せるはずです。

   
目次

株式投資の基本となる2つの取引方法

株式投資 種類

株式投資を始める際に、まず知っておかなければならないのが「現物取引」と「信用取引」という2つの取引方法です。

この2つは「自分のお金の範囲で戦うか、レバレッジをかけて戦うか」という根本的なルールの違いがあります。

現物取引(自分のお金で運用する基本形)

現物取引は、自分が持っている資金の範囲内で株を売買する、最もスタンダードな方法です。

10万円の予算があれば10万円分までの株を購入し、値上がりしたタイミングで売却して利益(売却益)を狙います。

  • 自分の資金以上の損失が出ないため、リスクをコントロールしやすい
  • 購入した株は自分の資産となり、配当金や株主優待を受け取る権利が得られる
  • 基本的には「安く買って高く売る」というシンプルな戦略になる

信用取引(資金以上の取引が可能だが注意も必要)

信用取引は、証券会社に現金や株式を担保として預けることで、手元の資金の最大約3.3倍の金額を動かせる仕組みです。

  • 少ない資金で大きな利益を狙える「レバレッジ効果」がある
  • 「空売り」という手法を使えば、株価が下がっている局面でも利益を出せる
  • 予測が外れた場合、預けた資金以上の損失(追証)が発生するリスクがある

初心者のうちは、まずは現物取引で市場の動きに慣れることを強くおすすめします。

信用取引は、取引の仕組みを完全に理解し、リスク管理ができるようになってから検討すべき上級者向けの手法といえます。

信用取引とは?リスクを抑えた上手な活用方法もご紹介

ライフスタイルに合わせて選ぶ4つの「投資期間」

株式投資の種類は、株を保有し続ける「期間」によっても大きく4つのスタイルに分類されます。

どのスタイルを選ぶかは、あなたが1日にどれくらい投資に時間を割けるかによって決まります。

超短期の「デイトレード」

その日のうちに売買を完結させるスタイルです。

翌日に株を持ち越さないため、寝ている間の海外市場の急変によるリスクを避けられるのがメリットです。

一方で、常に画面に張り付いて分刻みの値動きを追う必要があるため、専業投資家や時間の自由が利く人に向いています。

数日から数週間の「スイングトレード」

数日から数週間ほど株を保有し、大きな値幅を狙うスタイルです。

  • 毎日チャートをチェックする必要がなく、仕事終わりの数十分で判断できる
  • トレンドに乗ることで、デイトレードよりも効率よく利益を伸ばせる場合がある
  • 会社員や副業として投資をしたい方に最も人気があるスタイル

数ヶ月から数年の「中期投資」

企業の四半期決算や業績の変化を見守りながら、数ヶ月単位でじっくり利益を待つ方法です。

目先の小さな値動きに一喜一憂しなくて済むため、精神的な負担が少ないのが特徴です。

数年から数十年の「長期投資」

企業の成長や配当を目的として、数年単位で保有し続けるスタイルです。

  • 複利の効果を最大限に活かせるため、老後の資産形成に適している
  • 頻繁な売買をしないため、取引手数料を最小限に抑えられる
  • 「つみたて投資」などと相性が良く、初心者でも成功確率が高い

自分の生活リズムを崩さずに続けられる期間を選ぶことが、投資を長く続ける秘訣といえるでしょう。

利益の狙い方で見分ける「キャピタル」と「インカム」

株式投資で得られる利益には、大きく分けて2つの種類があります。

これらをバランスよく組み合わせることで、効率的な資産運用が可能になります。

キャピタルゲイン(値上がり益)

株を買った価格よりも高い価格で売ることで得られる利益です。

  • 「100円で買った株を150円で売る」といったシンプルな収益構造
  • 短期間で資産を数倍に増やせる可能性がある
  • 株価の下落時には損失が発生するため、損切りの判断が重要になる

インカムゲイン(配当金・株主優待)

株を保有し続けることで定期的に得られる利益です。

  • 配当金は企業が稼いだ利益の一部を株主に還元するもの
  • 株主優待は自社製品や金券などを提供する日本独自の制度
  • 株価が横ばいであっても、持っているだけでお金やモノが増えていく

多くの投資家は、将来の大きな利益を狙う「成長株(グロース株)」でのキャピタルゲイン狙いと、安定した現金を目的とする「高配当株」でのインカムゲイン狙いを組み合わせています。

初心者の場合は、まずは配当金や優待を楽しみながら、少しずつ値上がり益を狙う感覚を養うのが理想的です。

株式投資で稼ぐためには配当金狙いとトレードどちらがおすすめ?

初心者が失敗しないための投資スタイルの選び方

ここまで紹介してきた「種類」を組み合わせて、実際に自分に合った投資法を選んでいきましょう。

選ぶ基準は「目的」と「許容できるリスク」の2点に集約されます。

会社員なら「現物×スイング〜長期」が鉄板

日中に仕事をしている方が無理にデイトレードに挑むと、仕事中に株価が気になって集中力を欠くだけでなく、適切なタイミングで売買できずに損失を膨らませる恐れがあります。

まずは現物取引で、週に数回チャートを確認する程度のゆったりした投資から始めましょう。

目的から逆算する

  • 老後のためにコツコツ増やしたい場合、配当重視の長期投資
  • 今すぐ使えるお小遣いを稼ぎたい場合、数週間単位のスイングトレード
  • 企業の成長を応援したい場合、理念に共感できる企業の中長期保有

初心者が陥りやすい「信用取引」の罠に注意

株式投資の取引方法で現物取引と信用取引があると紹介しましたが、投資をはじめてきたばかりの初心者であれば、信用取引は投資に慣れてきてから選びましょう。

信用取引は資金を3.3倍に増やした取引を行えますが、それは力量以上の資金を取扱う事でもあります。

単純に見ると、利益が3.3倍になると同時に損失も3.3倍となる恐れがあります。

上手く取引ができなかった場合には、3.3倍の資金で損失をだしてしまうため、初心者では追証となってしまう恐れがあるためです。

追証は損失分の借金となるため、株式市場から退場してしまわないためにも避けるようにしてください。

まずは現物取引という「制限速度」がある環境で、しっかりとした運転技術(投資判断)を身につけることが、市場から退場しないための絶対条件です。

知っておきたい株式投資のQ&A

Q1. 最初の資金はいくら必要ですか?

A. 最近では1株から購入できる「単元未満株」のサービスが充実しているため、数百円から数千円で始められます。

まずは少額で、実際に自分のお金が動く感覚を体験してみるのが上達への近道です。

Q2. 損をしたら借金を背負うことはありますか?

現物取引であれば、最悪の場合でも「投資したお金がゼロになる」だけで、借金を背負うことはありません。

借金のリスクがあるのは、証券会社からお金を借りて取引する「信用取引」のみです。

Q3. 銘柄はどうやって選べばいいですか?

まずは自分が普段利用しているサービスや、身の回りにある商品の会社から探してみるのがおすすめです。

「このお店はいつも混んでいるな」「この商品は便利だな」という実体験は、投資において非常に強力なヒントになります。

まとめ

単に株式投資といっても、その種類は「取引方法」「期間」「利益の出し方」によって多岐にわたります。

大切なのは、SNSで流行っている手法を盲信するのではなく、自分の生活スタイルや性格に合った方法を選ぶことです。

特に副業として取り組むなら、本業に支障が出ない範囲で、現物取引の中長期保有から始めるのが賢明です。

無理な信用取引を避け、着実に経験を積んでいけば、株式投資はあなたの人生を豊かにする強力な武器になります。

この記事を参考に、まずは自分に合ったスタイルから小さな一歩を踏み出してみてください。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

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この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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