個別株とは?仕組み・投資信託との違いと選び方の基本をわかりやすく解説!

個別株とは?仕組み・投資信託との違いと選び方の基本

個別株について「名前は聞くけれど、結局なにを買うことなんだろう?」という状態だと、ニュースで銘柄名を見てもピンと来ませんよね。

SNSで「この株が熱い」と流れてきても、根拠が分からず置いていかれた気持ちになることはありませんか?

この記事では、個別株の基本的な仕組み、利益や損失が生まれる理由、投資信託との違い、初心者が最初に押さえておきたい判断の軸を、具体例を交えて紹介します。

   
目次

個別株とは何か?

「個別株」という言葉は聞いたことがあっても、「実際には何を買っているのか」が曖昧な方もいるのではないでしょうか。

まずは「企業・銘柄・株価」の関係を見ていきましょう。

個別株とは1社を選ぶ投資

結論から言うと、個別株とは「特定の1社の株式を買うこと」です。
理由は、株式がその企業の持分、つまり「会社をどれだけ持っているか」を細かく分けたものとして扱われているからです。

イメージとしては「企業を応援するチケットのようなもの」と考えるとよいでしょう。

補足として、混同しやすい言葉を紹介します。

  • 株式:企業の持分を細かく分けたもの
  • 銘柄:その株式を市場で売買するときの“商品名”
  • 株価:その銘柄の価格。企業の評価(期待や不安も含む)が値段として表れたもの

「企業が良い=株価が上がる」と単純に思いがちですが、株価は“今この瞬間の市場の評価”です。

企業の実力だけで決まらないところが面白さでもあり、難しさでもあります。

ミニまとめ

個別株は「1社を選ぶ」投資で、銘柄は商品名、株価は市場の評価が数字になったものです。

この関係がわかるだけで、ニュースやSNSの情報は他人事ではなく、自分の判断材料として見えるようになります。

次は、個別株でどうやって利益や損失が生まれるのかを見ていきましょう。

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個別株は企業の評価がわかる

たとえば「コンビニA社」の株を買うとします。これは一言でいえば、「A社の将来が良くなる方向に進むと期待する」行動です。

A社が新商品で売上を伸ばしたり、無駄なコストを減らして利益を増やしたりすると、「この会社の価値は高まっている」と市場で受け取られやすくなります。

その結果、株価が上がり、値上がり益につながる可能性が出てきます。

また、利益の一部を株主に分配する方針の企業であれば、配当という形でお金を受け取れることもあります。

ここで比較すると理解が深まります。同じコンビニ業界でも、

  • A社は出店が順調で利益が伸びている
  • B社は出店が頭打ちで利益が伸び悩んでいる
    という違いがあれば、同じ業界のニュースが出ても、評価される方向は変わり得ます。

判断のポイントは、「この業界は良さそう」で止まらず、企業ごとの状況に目を向けることです。

「この会社は何が強みで、どこで苦戦していそうか」を自分の言葉で説明できるだけでも、大きな前進になります。

ミニまとめ

個別株を買うことは、その企業の未来に期待することとほぼ同じです。

同じ業界でも企業ごとに強みや課題が違い、値動きも変わります。

次は、利益の種類と株価が動く理由を、もう一段だけ仕組みとして紹介します。

「株=ギャンブル」になりやすい誤解

個別株に対して「なんとなく怖い」と感じることもあるかもしれません。

その怖さには、いくつかの誤解が重なって生まれていることがあります。

まず、「買ったら上がる」という前提はありません。

株価は上がることもあれば、下がることもあります。

また、「有名企業だから安全」とも限りません。有名であるほど注目が集まり、将来への期待がすでに株価に織り込まれている場合は、少しの悪材料で株価が動くこともあります。

さらに、配当などの株主への還元も、必ず毎回あるわけではなく、企業の業績や方針によって変わります。

ここで押さえたいのは、個別株は、企業の状況や考え方を理解しながら判断する対象だという点です。

この認識がずれると、情報に対する反応が極端になりやすく、売買の判断も振れやすくなります。

ミニまとめ

「買えば上がる」「有名なら安心」「配当はいつもある」といった思い込みは、判断をブレさせます。

個別株は企業理解とセットで考えるもの、と捉えると見え方が変わります。続いて、利益・損失が生まれる仕組みを具体的に紹介します。

個別株で利益・損失が出る仕組み

「上がりそうだから買う」と言われても、何を根拠に上がると判断しているのかが分からないと、不安は残りやすいです。

仕組みが分かってくると、ニュースは単なる感想ではなく、自分なりに判断するための材料として見えるようになります。

ここでは、個別株で得られるリターンの種類と、株価が動く理由の基本を押さえていきます。まずは、利益がでる仕組みを見ていきましょう。

リターンは「値上がり」と「配当」が中心

結論として、個別株のリターンは大きく分けて2つです。

  • 値上がり益(売買差益):買った価格より高く売れたときに生まれる(※キャピタルゲイン)
  • 配当:企業が利益の一部を株主に分配することで受け取れることがある(※インカムゲイン)

理由は、株式が市場で売買される商品であり、その価格が日々動いているからです。

値上がり益は価格の変化が直接関係し、配当は企業の利益水準や経営方針が関係します。

ここで迷いやすいのは、「企業が儲かった=株価が上がる」と単純に結びつけてしまう点です。

実際には、儲かり方の質や将来の見通し、他社との比較など、複数の視点が同時に影響します。

企業が成長して利益が増えても、必ず配当が増えるとは限りません。

設備投資や新規事業に資金を回す企業も多く、成長段階にある企業ほど「今は配当より成長に投資する」という判断をすることもあります。

つまり、個別株は「儲け方が一つではない」という前提で見ると、情報の読み違いが減りやすくなります。

ミニまとめ

個別株のリターンは主に「値上がり益」と「配当」です。

ただし、企業が儲かったからといって株価や配当が単純に動くわけではありません。

次は同じニュースでも株価が反対に動く理由を、例でつかみます。

同じ決算でも株価が上がったり下がったりするのはなぜ?

ここが初心者にとって一番難しいポイントです。たとえばA社が決算で利益を増やしたとしても、株価が下がることがあります。

よくある例は、「市場が期待していた数字より少し弱い」ケースです。利益が増えた事実は良いニュースでも、市場がもっと大きな伸びを期待していたなら「期待を下回った」と受け取られ、株価が下がることがあります。

比較すると分かりやすいのは、

  • ニュース(事実)
    • 利益が増えた/売上が伸びた
  • 株価(評価)
    • その事実が、期待と比べてどうだったかという違いです。株価は“事実”そのものではなく、“事実と期待の差”で動きやすい面があります。

初心者が材料として切り分けるなら、まずは次の3つを意識すると判断しやすいです。

  • 何が伸びたのか(売上?利益?一時的?継続的?)
  • これからも続きそうか(見通し・計画)
  • すでに期待されていたのか(話題性・注目度の高さ)

この切り分けができると、「良いニュースなのに下がった」が、“よく分からない現象”から“起き得る仕組み”に変わっていきます。

ミニまとめ

株価はニュースの事実だけでなく「期待との差」で動くことがあります。

だから同じ決算でも反応が逆になることがあるわけです。

次は、株価が企業の実力だけで決まらない理由を、押さえていきましょう。

株価=企業の実力だけではない

株価は企業の実力を反映する側面はありますが、それだけで決まるものではありません。特に短期では、需給や市場の雰囲気、話題性の影響を受けやすくなります。

たとえば、注目が集まって買う人が増えれば株価は上がりやすくなり、不安材料が出て売りが増えれば下がりやすくなります。

そのため、「良いニュースが出た=必ず上がる」ではなく、「そのニュースがどう受け止められたか」が重要になります。

また、一つの情報だけに寄せすぎると判断が歪みやすい点にも注意が必要です。

「このニュースだけで決める」状態になると、そもそもなぜその企業に注目したのかという前提を見失い、短期の値動きに振り回されやすくなります。

ミニまとめ

株価は企業の実力だけでなく、期待や需給といった要素でも動きます。

短期の値動きに理由を求めすぎるより、材料を整理して見るほうが判断は安定しやすくなります。

次は、個別株と投資信託などの違いを比較し、それぞれの向き不向きを抑えていきましょう。

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投資信託・ETF・インデックスと何が違う?

個別株に興味はあるものの、「やっぱり投資信託にしておいたほうが安心かも?」と迷う方もいるかもしれません。

投資信託・ETF・インデックスの違いを理解できると、自分に向いているかどうかを判断できるようになります。

ここでは、分散の仕組み、判断の手間、リスクの出方という観点から、それぞれを比べて紹介します。

個別株は「集中」、投信・ETFは「詰め合わせ」

個別株は「1社に集中」しやすい投資で、投資信託やETFは「複数の銘柄をまとめた詰め合わせ」になりやすい商品です。

投資信託は運用会社が複数の銘柄を組み合わせて運用する商品であり、ETFはその仕組みを市場で売買できる形にしたものだからです。

インデックスは「指数に連動するよう設計された商品」を指します。
※指数とは、特定の市場や業界を代表する複数の銘柄の値動きをまとめて数値化したものです。

市場全体の動きを表す指数に連動するタイプであれば、個別企業の動きよりも、市場全体に近い値動きになりやすいです。

ここで初心者がやりがちなのが、「投資信託=全部お任せで安心」と思い込み、何に投資しているのかを見ないまま買ってしまうことです。

詰め合わせの中身によって、値動きの幅や違和感は大きく変わります。

個別株とは?仕組み・投資信託との違いと選び方の基本

ミニまとめ

個別株は1社の影響を強く受けやすく、投資信託やETFは複数の銘柄に分散しやすい設計です。

インデックスは指数に連動する動きを目指して作られています。

次は、同じ金額でも結果がブレやすくなる理由を、具体例で解説します。

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同じ10万円でも、結果のブレ幅が変わる

同じ10万円でも、個別株を1銘柄だけ買うと、その企業の出来事が結果に直結しやすくなります。

たとえば、業績が市場の予想を上回れば株価は上がりやすくなり、逆に期待を下回れば下がりやすくなります。

短い期間で見たときに、結果の振れ幅が大きくなりやすいのが個別株の特徴です。

一方で、指数に連動する投資信託やETFは、最初から複数の企業に分散された設計になっています。

そのため、1社に悪材料が出ても全体への影響は薄まりやすくなります。

もちろん市場全体が下がる局面では一緒に下がりやすくなりますが、「1社の失敗がそのまま大きな打撃になりやすい」という構造は弱まります。

ここで判断軸をまとめると、ざっくり次のように考えられます。

  • 大きく狙いたい/企業を深く理解して判断したい → 個別株の性格に近い
  • ブレを抑えたい/全体に乗りたい → 分散商品の性格に近い

どちらが正しいかではなく、どんなブレ幅を許容し、どんな手間を払えるかで設計が変わる、というイメージを持ちましょう。

ミニまとめ

同じ金額でも、個別株は1社の影響で結果が振れやすく、分散商品はその影響が薄まりやすい特徴があります。

次は「投信=安全/個別株=危険」という二択にしないための注意点を押さえます。

「投信=安全」「個別株=危険」ではない

分散商品にも下落局面はあります。市場全体が下がるときは、指数連動の商品も下がりやすいからです。

また、商品の中身が分からないまま買うと、安心感だけが先行し、思っていた動きと違って戸惑うことがあります。

たとえば「安定だと思ったのに、意外と上下する」というのは、中身(投資対象)が想像と違うケースで起こりやすいです。

さらに、投資対象の特徴が自分の目的と合っているかどうかも大切です。

「学びたい」のに分散だけで終わると、企業を見る目が育ちにくいと感じる人もいます。

また、「守りたい」のに個別株を増やしすぎると、値動きが気になって疲れてしまうこともあります。

投資対象が安全か危険かより、目的と設計が合っているかで考えましょう。

ミニまとめ

投信やETFも下がるときは下がり、中身によって値動きは変わります。

二択にせず、目的に合わせた設計として捉えると納得感が増します。

次は、初心者が個別株を見るときの「最小セットの判断軸」を紹介します。

初心者が個別株を選ぶときの見方

いきなり指標をすべて覚えようとすると、情報量に圧倒されてしまいがちです。

最初は「これだけ押さえておけば話についていける」という最小セットがあると、とっつきやすいでしょう。

ここでは「会社・数字・価格の理由」という3つの軸で解説していきます。

では、まず軸の全体像から見ていきましょう。

初心者の判断軸は「会社・数値・価格」に絞る

初心者が個別株を見るときの判断軸は、次の3つに絞ると分かりやすくなります。

  1. 会社:誰に何を提供しているか(ビジネスモデル)

  2. 数字:売上や利益がどう動いているか(方向性)

  3. 価格:なぜ今その株価なのか(期待・不安・材料)

理由は、個別株が「企業を選ぶ投資」だからです。企業のビジネスモデルが分からないと、数字の変化も意味を持ちにくくなり、株価の動きも偶然のように見えてしまいます。

ここで避けたいのは、最初から価格だけを見てしまうことです。価格が「上がった」「下がった」だけを追うと、その背景を見逃しやすくなります。

この3つの軸は完璧に分析するためのものではありません。

まずは判断の土台を作るためのものです。

最初は全体の流れをつかむことを重視しましょう。

ミニまとめ

初心者がチェックすべきなのは「会社・数字・価格の理由」の3軸です。

価格だけを追うのではなく、会社→数字→価格の順で確認しましょう。

次は、業種が違う例で「比較のしかた」を体感します。

企業のどこを比較するべき?

同じく成長しそうな企業でも、飲食B社とIT系C社では、その中身は変わります。

飲食店は店舗数を増やすことで売上を伸ばしやすく、その分、出店コストや人件費、立地条件の影響を受けやすい傾向があります。

一方でITサービスは、一度仕組みが整うと、利用者が増えるほど追加コストが抑えられ、利益率が高まりやすい形もあります。

その分、競争が激しくなりやすい点には注意が必要です。

ここで比較して見たいのは、次のような違いです。

  • 利益の出方:店舗型は固定費が増えやすい/ITは伸びると効率が上がることがある
  • 景気の影響:外食は消費のムードに左右されることがある/ITは契約形態で変わる
  • 競争環境:近隣競合や価格競争/機能競争や乗り換えコスト

判断として大事なのは、自分が理解できる事業から選ぶことです。

好き嫌いではなく、仕組みを説明できるかどうか。理由を言葉にできる銘柄ほど、情報に振り回されにくくなります。

ミニまとめ

業種が違うと、成長の仕方や利益の出方、影響を受ける要因が変わります。

自分が理解できる事業からチェックするだけで、判断しやすくなります。

次は、よくある「指標の暗記」で迷子にならないための注意点です。

指標を覚えるより、「比較の型」を作ろう

数字は単体で眺めるよりも、比較して初めて意味が見えてきます。

売上や利益が増えているかどうかも、過去と比べて初めて分かりますし、同業他社と比べることで、その企業の特徴が浮かび上がります。

PERなどの指標は便利ですが、前提を考えずに使うと誤解しやすい点もあります。
※PERとは、今の株価が利益と比べて高いのか低いのかを見る目安です。

成長期待が高い企業と、安定志向の企業では、同じ数値でも受け止め方が変わるからです。

そのため、最初から指標を全部覚えるよりも、

  • 過去と比べる
  • 同業と比べる
  • 変化の理由を言葉にするという“比較の型”を持つほうが、理解が積み上がりやすくなります。

そして、分からない銘柄を「勘」で買うと学びに繋がりません

。結果が良くても悪くても、理由が説明できないと次に活かしづらいからです。

ミニまとめ

指標は便利ですが、丸暗記より「過去・同業との比較」という型が重要です。

理由を言葉にできる範囲で見るだけでも学びに繋がります。次は、初心者がハマりやすい落とし穴を紹介します。

初心者が個別株で迷いやすいポイントは?

初心者の失敗は、知識不足というより「見ているポイントのズレ」から起きがちです。

ここでは初心者が迷いやすいポイントを押さえて、ズレが起こる原因をつかみましょう。

初心者が迷いやすい「3つのズレ」

結論として、初心者が迷子になりやすいズレは次の3つです。

  • 価格=価値だと思い込む

  • 情報量=確度だと思い込む

  • 売買回数=上達だと思い込む

株価が安いと買いやすく見え、情報が多いと確実に思え、取引回数が増えると上達しているように思えることがあります。

見ている対象がズレると、判断も自然にズレていきます。

ズレをゼロにする必要はありません。

視点のズレに気づくだけで、正しい情報が取り入れやすくなります。

ミニまとめ

「価格・情報・回数」を過大評価してしまうのは、初心者によくあることです。

このズレに気づくと、正しい判断がつきやすくなります。次は「安い株」思考の罠を、具体例で確認します。

100円の株と1万円の株、どちらが買いやすい?

「100円の株のほうが安いから手を出しやすい」と感じるのは、ごく自然な感覚です。

ただし、株価が低いことと、その企業が割安であることは同じではありません。

株価はあくまで「1株あたりの値段」であり、企業全体の規模や状態をそのまま示しているわけではないからです。

比較すると、見方が変わります。

  • 株価:1株の値段
  • 時価総額:企業全体が市場でどう評価されているか(株価×発行株数)
  • 業績の方向:売上や利益が伸びているか
  • 材料:期待や不安の理由(新商品、競争、規制など)

判断のポイントは、「安そうだから」ではなく、「なぜ注目するのか」という理由に軸足を移すことです。

「この企業はどこで評価されているのか」「伸びる、あるいは持ち直すと考える根拠は何か」を短く言葉にできるだけでも、情報に振り回されにくくなります。

ミニまとめ

株価が低いからといって、お得とは限りません。

株価だけで判断せず、企業全体の評価や業績の方向、背景となる材料を見ましょう。

次は、損を避けたい気持ちと、学びを進める姿勢のバランスについて解説します。

「学ぶための一歩」が損失回避より大事になる

損をしたくない気持ちは、とても自然で健全なものです。

ただ、その怖さが強くなりすぎると、「もっと調べてから」「もう少し分かってから」と情報収集だけが長引いてしまうことがあります。

そこで役立つのが、「小さく始める」前提で考えることです。調べる→比べる→理由を言葉にする、というステップを踏むだけでも、個別株への恐怖が薄れるはずです。

また、売買のルールがないと、感情に引っ張られやすくなります。

ニュースを見て焦って動いたり、上がっているのを見て追いかけたり、下がった途端に怖くなって手放す、といった流れは誰にでも起こり得るものです。

大切なのは、「自分が理解できる範囲」を超えないことです。分からないことを無理に増やさない、という判断そのものが、ブレを減らす助けになります。

ミニまとめ

損失回避は大切ですが、怖さが強いと前に進みにくくなります。

小さく始める設計と、理解できる範囲を守る意識が、判断を落ち着かせます。

ここまでで土台ができたので、最後にFAQでよくある疑問を紹介します。

FAQ(よくある質問)

Q1. 個別株は少額から始められますか?

銘柄によって購入単位が決まっていることが多く、必要な金額は株価と単位で変わります。まずは「その銘柄はいくらから買えるか」を確認すると、現実的なイメージが持てます。

Q2. 個別株と投資信託、初心者はどちらが向いていますか?

一概には決めにくく、目的や許容できるブレ幅で変わります。

企業を理解して判断したいなら個別株の学びが役立ち、ブレを抑えて全体に乗りたいなら分散商品の設計が合いやすい、という理解がしやすいです。

Q3. 株価が上がる理由は結局なんですか?

業績や将来の見通し、期待と実績の差、需給などが重なって動きます。「良いニュース=上がる」と限らないのは、期待との比較が入るからです。

Q4. 初心者が最初に見るべき指標は何ですか?

指標名を増やすより、まずは「会社の稼ぎ方」「売上・利益の方向」「株価の背景(期待や不安の材料)」の3点を言葉にできるようにするほうが、判断の土台が作りやすいです。

Q5. SNSの銘柄情報は見てもいいですか?

情報源として見ること自体はできますが、話題性と投資の材料(業績・見通し・需給)が混ざりやすいので、理由を分解してから受け取ると判断がブレにくくなります。

まとめ

個別株とは「1社の株式を買うこと」です。企業の状況や期待の変化によって株価が動き、値上がり益や配当といった形で結果が現れます。

投資信託・ETF・インデックスは、分散の仕組みや判断の手間が異なるため、目的やブレ幅の許容度で向き不向きを理解しやすくなります。

まずは「会社・数字・価格の理由」の3つだけに絞って、分かる範囲から材料を集めて比べてみてください。

 

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

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この記事を書いた人

株トレード歴40年のプロトレーダー相場師朗先生が監修する株式投資情報総合サイト「インテク」の編集部です。今から株式投資を始めたいと思っている投資初心者の方から、プロが実際に使っているトレード手法の解説までの幅広いコンテンツを「わかりやすく、気軽に、実用的に」をモットーに発信しています。

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