米国株投資にもテクニカル分析が通用する?株初心者にもわかりやすく解説

一見難しそう、もしくはリスクが高そうに見える米国株投資ですが、安く買って高く売るという基本ルールは日本株投資と同じです。

しかし、いざ米国株投資を始めようと思うと、本当に利益を上げることができるのか不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこには、語学力の壁や財務会計に関する知識の壁など、さまざまなハードルもあるかと思います。

それでは、米国株への投資で利益をあげるためには、どうすればよいのでしょうか?

本記事では、米国株投資にも通用する「テクニカル分析」について、その有効性と併せて解説していきます。ぜひチェックしてみてください。

この記事でわかること

  • 米国株投資で利益をあげるためにはどうすればいいか
  • 米国株投資にテクニカル分析が通用する理由
  • テクニカル分析の技術を身に付ける方法

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目次

米国株投資で利益を上げるには?

米国株投資を始めるうえで気になるのが、利益を上げる方法ではないでしょうか。

株式投資初心者の方はもちろんのこと、これまで日本株投資しかおこなったことがなかったという方も、同じことが気になっていると思います。

また、おそらく多くの方が米国株投資に対してハードルの高さを感じているのではないでしょうか。

たとえば、銘柄に関する情報を収集するうえで「英語が読めないといけないのではないか」、住んでいる国が異なるので「そもそも情報を集めるのが大変そう」など、海外の株式ならではの不安です。

上記のような、銘柄に関する情報を集めて財務状況や業績をもとにして分析する手法を「ファンダメンタルズ分析」というのですが、たしかにこちらの手法だと、売買の判断を下すまでにかなりの時間がかかってしまう可能性があります。

日本株投資よりもハードルが高くなってしまうのは、仕方がないといえるでしょう。

そこでもう1つ、投資手法の代表的な分析方法として「テクニカル分析」というものがあることをご存知でしょうか?

テクニカル分析とは、株価チャートを分析して株価の値動きを予測する手法のことです。

必要なのは株価チャートとテクニカル分析の技術だけなので、ファンダメンタルズ分析のように企業の財務状況や業績を細かく調べる手間や知識は必要ありません。

テクニカル分析は、米国株のような海外の株式であってもファンダメンタルズ分析のようにハンデを感じる必要がなく、国内外問わずさまざまな金融商品に通用するというメリットがあります。

ちなみにこの手法は当サイトの監修者であるプロトレーダーの相場師朗(あいばしろう)」先生も使用していて、ローソク足と移動平均線というシンプルな指標をもとにして、継続的に利益を出し続けていらっしゃいます。

副業として株式投資をおこなっていてファンダメンタルズ分析をじっくりする暇がない方や語学力に不安がある方、財務会計に関する知識がない方でも、米国株投資を諦める必要はありません。

ぜひ、米国株のような海外株式でも普遍的に通用するテクニカル分析の技術を身に付けて、実践してみましょう。

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なぜ米国株投資にテクニカル分析が通用するの?

これまでファンダメンタルズ分析をおこなっていた方やこれから株式投資を始めようと思っている方からすると、株価チャートを分析するだけで株価が予測できると聞いてもなんだか腑に落ちないかもしれません。

ここでは、米国株を含むさまざまな株式になぜテクニカル分析が通用するのかをご説明していきます。

まず、株価は「投資家心理」によって変動します。

投資家心理とは、株式市場に参加しているトレーダーの感情のことです。

株式投資のようなお金がかかわってくる重要な場面では、本来感情は忘れて論理的かつ合理的に行動しなければなりませんが、人間はだれしも時に感情に突き動かされて非合理的な行動をとってしまうことがあります。

このような理由から、株式投資において人間がとる行動というのは不安定で予測が難しく、それに伴って株価の予想もそう簡単にはおこなうことができません。

つまり株価は、理屈通りには動かないのです。

企業の業績が良くても株価が下がることはありますし、業績が悪くても株価が上昇する可能性もあります。

一方で、このような複雑な投資家心理さえも反映しているのが、テクニカル分析で使用する株価チャートです。

株価チャートは、株式市場に参加する大勢のトレーダーの行動によって形成されたものなので、投資家心理がしっかりと反映されています。

「株価が上昇しているから買っておきたい」
「含み益が大きくなってきたからそろそろ手仕舞いしたい」

など、人間ならではの思惑を総合して数値化したものが、株価チャートだといえます。

投資家心理が反映されている株価チャートを使用するテクニカル分析は、「過去に同じような株価チャートのパターンがあれば、今回も同じようになる可能性が高い」というように、過去の株価チャートから株価の動きを判断する手法です。

いわば統計学を活用したようなものとなります。

テクニカル分析は、技術を1度身に付けてしまえば、ほかの銘柄やほかの国の株式に何度でも応用することが可能です。

長い間スキルとして生かすことができるのが、テクニカル分析と言えるでしょう。

テクニカル分析の技術を身に付けるには?

最後に、米国株投資に通用するテクニカル分析の技術を身に付ける方法について解説します。

テクニカル分析の技術は、株式投資初心者の方でも簡単に身に付けることができ、技術の精度次第ではプロトレーダーと同じ領域に達することも可能です。

また、短期的に利益を得ていきたい方はもちろん、将来を見据えて長期的に利益を得ていきたい方にも役立つので、まさに「一生モノ」の技術です。

テクニカル分析の技術を紹介するものとしては、インターネット上のさまざまな解説サイトや書店に置かれた解説本などがありますが、これらすべてが正しい情報を提供しているとは限らないので注意が必要です。

その手法が本当に自分にも再現できるものなのか、継続的に活用できる技術なのかを見極める必要があると言えるでしょう。

当サイトの監修をしている株歴約40年の相場先生は、現役のプロトレーダーとして、継続的にトレードで利益を得続けており、その技術を自身が主催する『株塾』にて、約3,500名にも及ぶ受講生の方に披露しています。

そうした株式投資初心者の方でも再現しやすい投資手法を学ぶようにして、米国株投資にもチャレンジしてみましょう。

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まとめ

  • 米国株投資には、国内外問わず普遍的に通用する投資手法「テクニカル分析」がおすすめ
  • テクニカル分析に使用する株価チャートには、予測が難しい複雑な投資家心理が反映されている
  • >テクニカル分析は、過去の株価チャートの動きをもとに、将来の株価の動きを予測することができる

いかがでしたでしょうか?

本記事では、米国株投資にも通用するテクニカル分析について詳しく解説しました。

ファンダメンタルズ分析との違いやテクニカル分析の汎用性・有効性についてお分かりいただけたかと思います。

株価は投資家心理を反映していますが、投資家心理は複雑で予測することが難しいものです。

そこで、株価チャートを分析して値動きを予測する「テクニカル分析」の技術を身に付ければ、米国株投資においても適切な売買のタイミングを見つけることができます。

当サイトではテクニカル分析を中心に、株式投資に役立つ情報をご紹介していますので、ぜひチェックしてみて下さい。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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