【特集記事】先物取引③先物取引のメリットとデメリット

こんにちは、インテク事務局です。

4月の特集記事では、全5回にわたって「先物取引」について解説します。

【特集記事】先物取引①先物取引ってなに?先物取引の基礎知識
【特集記事】先物取引②人気の先物ってあるの?先物取引の種類を解説
【特集記事】先物取引③先物取引のメリットとデメリット
【特集記事】先物取引④先物取引の始め方
【特集記事】先物取引⑤先物取引って稼げるの?長期的に資産を形成する方法とは

前回は先物取引の種類について解説しました。

株式指数を売買する「日経225先物取引」や「TOPIX先物」のほか、代表的な商品先物である「金(ゴールド)」も投資家から人気があります。

なぜ先物取引は人気があるのか、自分も先物取引をするならデメリットはないのか気になる方も多いでしょう。

「先物取引にはどんなメリットがあるの?」
「先物取引を始めるうえで、知っておくべきデメリットって何?」

先物取引は多くの投資家にとって魅力的な投資ですが、メリットとデメリットを正しく理解しないと、思わぬ損失を抱えることもあるので注意が必要です。

第3回となる今回の記事では、先物取引のメリットとデメリットについて解説します。

先物取引のメリット

まず先物取引の代表的なメリットを2つご説明します。

1.少額資金で大きな金額の取引ができる

先物取引の最大のメリットといえるのが、少額資金で大きな金額の取引ができることです。

先物取引は担保として証拠金を入金することで、預けた証拠金の10~20倍という大きな金額の取引をすることができます。

たとえば証拠金10万円でレバレッジを10倍に設定した場合、実際の取引で注文できる金額は100万円にもなるのです。

少しの価格変動でも大きな利益を生み出せる可能性があるため、少ない資金で大きく資産を増やしたい投資家から支持を得ています。

2.「買い」と「売り」両方の取引ができる

もうひとつの大きなメリットが、「買い」と「売り」両方の取引ができることです。

将来の価格が値上がりすると予想するなら「買い」の取引で入り、予想通り値上がりすれば「売る」ことで利益を得ることができます。

逆に値下がりすると予想するなら「売り」から入り、予想通り値下がりすれば「買い」を出すことで値幅の差額を利益として得ることができるのです。

値動きを見極めて上手に取引すれば、マーケットの上昇局面と下落局面のいずれにおいてもコンスタントに利益を出し続けることが可能となります。

先物取引のデメリット

投資家にとって魅力的な先物取引ですが、注意すべきデメリットもあります。

ここでは代表的なデメリットを2つ、ご説明します。

1.ハイリスク

先物取引は少額資金で大きな利益を期待できる一方で、大きな損失が生じる可能性もあり、ハイリスク・ハイリターンな投資といえます。

株式投資と同様に元本は保証されておらず、値動きによっては元本を超える損失が発生する場合もあります。

さらに大きな損失が生じ、総取引量に対する証拠金の割合が一定値を下回ると、追加の資金投入が必要になる場合もあるので注意が必要です。

初心者が一攫千金を狙って上限までレバレッジを設定した結果、多額の損失が生じ追加資金も用意できないというケースは珍しくありません。

先物取引では大きな利益を見込める一方で、予期せぬ値動きによって大きな損失が発生する場合があることを、よく理解しておく必要があるでしょう。

3.取引期間が決まっている

先物取引は他の多くの投資と異なり、売買期間が決められています。

例えば株式投資であれば、株式を購入してから売却するタイミングは自由に決めることが可能です。

株価が値下がりしたら、株価が上昇するまで待つこともできます。

一方で先物取引では取引期間が決められており、決められた期日に決済する必要があります。

損失が出ていても期限が来れば取引を終了しなくてはならないため、価値が回復するまで待ったり、長く保有して利益を増やすことはできません。

投資信託の積立や、不動産投資で家賃収入を得るような、長期的にゆっくりと資産を増やす「ほったらかし投資」がしたい人には向いていないかもしれません。

まとめ

今回は先物取引のメリットとデメリットについて解説しました。

先物取引は「ハイリスク・ハイリターン」な投資のひとつと言われ、少額資金で大きな利益を得られる可能性がある一方、想定外の損失を抱えるリスクもあります。

先物取引の仕組みをよく理解しないまま、目先の利益に惑わされて取引することは危険なので注意しましょう。

適切なリスクヘッジを行い、効率的に利益を出すための技術を習得すれば、先物取引は大きく資産を増やすチャンスとなるでしょう。

先物取引で効率的に利益を稼ぐ方法については、特集記事の最終回で詳しく解説します。

先物取引を始めるには、まず口座開設などの必要な手続きが必要となるため、次回は先物取引の始め方について詳しく解説します。

インテク監修 株式投資歴36年以上のプロトレーダー 相場師朗の最新情報をお届け!

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