「独身時代は支払いや生活費を除いたお金を自由に使うことができたけど、結婚してからはお小遣い制になり自由に好きなことを楽しめなくなった。」
サラリーマンの多くが、毎月のお小遣いで悩みを感じているのではないでしょうか。
こどもや将来のことを考えると、給料から自由にお小遣いを使うわけにはいきませんし、何よりも給料は奥さんが管理している場合が多いようです。
自分のお小遣いが世間のサラリーマンよりも多いのか少ないのかも気になります。
そういった現実があると理解していながらも、自分で稼いだお金をやりたいことや趣味に使えないことに対して苦しく感じてしまうことがありますよね。
そこで今回は、サラリーマンの平均的なお小遣いを紹介しつつ、今あるお小遣いでやりたいことを実現するためにはどうすれば良いのかを紹介します。
この記事でわかること
- サラリーマンの平均お小遣い
- お小遣いの節約方法
- お小遣いを増やす方法
サラリーマンの平均お小遣い
新生銀行グループの調査による、2019年のサラリーマンの平均お小遣いは、毎月36,747円となっているようです。
こちらの調査は1979年から調査を開始しており、2019年のお小遣いは調査開始以来過去2番目に低く、景気に変調の兆し見られ消費税増の影響が要因となっているようです。
サラリーマンのお小遣い平均の推移を見てみると、日本の経済と連動しており、バブル崩壊直前のお小遣い平均が月約7万円と非常に高く、それ以降は年々減少傾向にあります。
サラリーマンのお小遣いは収入と直結をしているため、サラリーマンの収入減少や消費税増税、中間層の減少を見て取ることができます。
参考:新生銀行グループ「2019 年サラリーマンのお小遣い調査」
思うように趣味や遊びを楽しめない現実
サラリーマンのお小遣いの使い道として一番必要不可欠なものとなっているのが昼食代です。
年齢が上がるにつれて、弁当を持参するサラリーマンが増えてきますが、それでも共働き世帯という場合もあるため、約4割程度の人が昼食代での使い道が一番となっているのです。
つまり、昼食代に1日500円掛けている場合には、毎月約10,000円の消費となります。
お小遣いの使い道で2番目に必要なのが携帯電話代となっているので、大手キャリアなら約7,000円近くは必要となります。
そのため、サラリーマンの平均お小遣い36,747円のうち17,000円近くは必要不可欠なものに消えるため、それ以外の趣味などでは19,747円しか使うことができないのです。
もし月に1回飲み会などがあると、1万円近くは必要となるため、残りは9,747円となります。
月にやりたいことや趣味で1万円程度しか使えないとなると、使い道が限られ、楽しめないという現実があるのです。
サラリーマンのお小遣いが減少してしまうと、趣味や遊び、飲み会などを思うように楽しめなくなります。
お小遣いが足りない時には節約をする人が多い
サラリーマンが必要不可欠なお小遣いの使い道や会社や同僚の付き合いで必要な飲み会などを除くと、月に平均で1万円程度しか自由にお小遣いを使うことができない場合が多いでしょう。
そこで、お小遣いが足りないと感じているサラリーマンは節約をすることで、自由に使えるお小遣いを増やしています。
新生銀行の調査では、サラリーマンが最近節約をしているものとしては、弁当や水筒を持参して昼食費を安く抑える、衝動買いをなくしたり少し遠くても歩くことで交通費を抑える努力をしているようです。
もちろん節約が得意な人だと、さらにお小遣いの消費を減らすことができます。
大手キャリアでスマホを契約している場合には、格安simに変更をすれば5,000円近く節約ができます。
他にも外で飲む機会が多い人は、家で飲むことによって大幅に節約をすることができるでしょう。
こうしてお小遣いを節約することで、お小遣いを毎月繰り越し、自分のやりたいことや好きなことを実現しているのです。
サラリーマンはお小遣いを節約するのではなく増やすことを考えるべき
サラリーマンの方がお小遣いが足りないと感じる時には節約をする人が多いのですが、それでは根本的な解決にはならないでしょう。
お小遣いをいくら節約しても、毎月貰える額が増えるわけではないため、一度の浪費や多く使った場合には大きくお小遣い残高を減らす結果になります。
それではいつまで経ってもお小遣いの節約が続きストレスが溜まっていく一方なので、お小遣いをいかに増やすかを考えなければなりません。
お小遣い自体が増えれば、節約をする必要はなくなりますし、自由に使える分ストレス解消にもなるため、普段の仕事にも良い影響を与えられます。
ただ、お小遣いを増やすと言っても、自分の給料が増えなければ貰えるお小遣いを増やすのも難しいため、他の方法で増やさなければなりません。
最近では副業という方法もありますが、本業が忙しい中で副業をはじめたとしても、簡単には上手くいかないでしょう。
そこでおすすめなのが、お小遣いを使ってお小遣いを増やせる株式投資になります。
節約をしつつお小遣いで株式投資をはじめよう
株式投資は、株式を買い、価格が上がった際に売った差額によって利益が得られる投資です。
例えば、A社の株価が1,000円の時に買い、株価が1,500円に上昇したら売ることで、差額500円分の買っていた株数で利益を得られるのです。
株式投資では100株単位での取引が基本になるため、1,000円×100株で100,000円の費用で購入した株が、売却時に1,500円×100株=150,000円になって戻ってくるので、5万円利益を得たという計算になります。
そのため、お小遣いで株を買い、株価が上がった際に売ることでお小遣いを増やすことができるのです。
もちろん、株式投資では大金が無くても一定の少額からはじめることができるので、毎月のお小遣いを貯めつつ、貯まった金額で投資をはじめられます。
投資金額が多ければ多いほど、株価が上がった際の得られる利益は大きくなるため、投資金額が増えるまでは節約をすることも有効的です。
もし株式投資をはじめようと思った際には、まずは投資資金額を決めて、お小遣いを節約しながら貯めていきましょう。
その間に株式投資について勉強をはじめれば、スムーズに投資をはじめることができます。
株の勉強は絶対にやるべき!オススメ勉強ステップや失敗しないためのコツ
株式投資をはじめると将来的なメリットもある
サラリーマンがお小遣いを増やすために株式投資をはじめることで、将来的に得られるメリットがあります。
株式投資でお小遣いを増やし続け、大きな金額を投資することができればリターンである利益も増えます。
つまり、増えたお金で好きなことを自由にできるというメリットの他に、サラリーマンでは通常貯めることができない貯金を作ることができるのです。
老後に2,000万円以上必要といわれている現代において、毎月の給料を貯金していくだけでは貯められる限界があり、年金も貰えるかわからないので将来に不安ばかりが残ります。
株式投資で成功することができれば、将来の不安がなくなる金額を稼いで貯金することもできるのです。
他にも、お小遣いではじめた株式投資の利益が、本業であるサラリーマンの収入を超えてくる場合もあります。
その際には、サラリーマンから専業投資家として独立という道もありますが、安定しているサラリーマンを続けながら投資を続ければ、本業で頑張る必要が無いため仕事自体が気楽になり、楽に生きられるようになります。
仕事で失敗したら減給されてしまう、残業をしないと給料は増えない、残業自体が評価されるからやらなければならない。
という状態から、株式投資で稼げているから無理に残業をする必要もなく、上司が間違っていることを言っていれば正しく反論できる意識を持てるようになるのです。
最悪、会社を辞めざる負えない場合になっても、株式投資で稼げているので次の転職先を余裕を持って見つけることができます。
現状の収入以外の選択肢として、株式投資で利益を得ることを考えてみてはいかがでしょうか?
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まとめ
- サラリーマンの平均お小遣いは毎月36,747円
- 使えるお小遣いを増やすために節約をしている
- お小遣いを増やすのなら株式投資がおすすめ
いかがでしたでしょうか。
サラリーマンのお小遣いは年々減少傾向にあります。
そのため、使えるお小遣いを増やすために節約をしたとしても、限界が見えてくるでしょう。
今後の事を考えるのであれば、節約だけではなく株式投資によってお小遣いを増やしていく方がおすすめとなります。
まずはお小遣いで貯められる少額からでいいので、取引を始めてみると良いでしょう。
少額でも株の正しい技術を磨いていれば稼ぐことは十分可能です。
お小遣いは結局のところ、自分の給料が増えなければ自動的に増えることはないため、お小遣いを使ってお小遣いを稼ぐ思考を磨いていきましょう。
株式投資について気になる方は、当サイトで初心者向けの情報を発信しているので、ぜひ参考にしてみてください。
著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。
地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。
その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。