デイトレードに興味はあるものの、「何を準備して、どこを見て、いつ入って、どこで終えるのか」が曖昧なまま不安を感じていませんか。
短期売買は値動きが速く、勢いだけで動くと判断がぶれやすいのも事実です。
本記事では、デイトレードの基本を押さえたうえで、初心者が迷いやすい“損切り・利確の決め方”や手順を解説します。
最後まで記事を読んで、張り付けない人でも続けやすい形に落とし込みながら、再現性のあるスタートを目指しましょう。
デイトレードで手数料負けしないためには?勝つための対策とコツを解説
デイトレードとは?
デイトレードとは、日を跨がず1日で売買を完結させる投資手法です。
長期で配当金や株主優待をもらいながら資産形成するバリュー株投資などとは違い、短期間で値上がり益を期待して何度も取引して資産形成します。
デイトレードは、資金効率もよく収益機会も多いため上達すると1日に何十万円も稼ぐ投資家もいて夢のある投資手法です。
しかしながら、難易度は高いので練習が必要な投資スタイルです。
主婦がデイトレードで成功するためには?失敗事例と学ぶべきポイントを紹介
デイトレードで最低限必要なもの
初心者の方がデイトレードに挑戦する際、最低限必要なものが3つあります。
必要なものは以下のとおりです。
- 投資資金
- 証券口座
- 基礎知識
それぞれ解説します。
投資資金
初心者の方がデイトレードに挑戦する際、準備しておきたい必要資金として10~20万円は用意しておきましょう。
デイトレード初心者の方は、現物取引で経験を積むのがおすすめです。
まずは、お金を稼ぐことよりも経験を積むことにフォーカスすることが大事だと言えます。
十分に経験を積んで勝てるようになったら、次のSTEPとして50万円準備して信用取引で売買するのがいいですね。
信用取引とは、投資元本以上の売買ができる仕組みのことです。
信用取引ができる最低金額が30万円となっています。
仮に資金が減ってしまうと、信用取引ができなくなってしまうため余裕をもって50万円は準備しておきたいです。
証券口座
証券口座は、株式投資をする際必要となるお金を管理する財布のようなものです。
デイトレードをするなら、手数料が安く、取引ツールが充実しているネット証券がおすすめです。
また、証券会社によって取引ツールが異なります。
それぞれ使い勝手が変わるので、自分に合った取引ツールを見つけましょう。
証券口座の開設は無料なので、いろいろ開設してみるのもいいですね。
基礎知識
デイトレードをはじめるなら、事前に基本的な基礎知識を入れておきましょう。
たとえば、株の買い方や売り方などは最低限知っておきたいです。
またデイトレードでは、チャートを見て取引をするためテクニカル分析の知識も必要です。
ローソク足や移動平均線、出来高などの見方は知識として入れておきましょう。
知識を入れる際は、当メディアも参考にしてみてください。
【初心者向け】デイトレードのやり方を徹底解説!安定して稼ぐためのポイント
デイトレードのやり方を5つのSTEPで解説
3章では、初心者向けにデイトレードのやり方を5つのSTEPで解説します。
以下で紹介するSTEPを踏めば、初心者の方でもデイトレードで稼げるようになるための1歩目を踏み出せます。
基本的に投資は、時間軸が短くなるほど難易度は高くなるので少しずつ経験を積んでいきましょう。
- STEP1.銘柄を1つに絞る
- STEP2.チャートの時間軸を設定する
- STEP3.トレンドに沿って取引する
- STEP4.ゴールデンクロス後の陽線で取引する
- STEP5.株価が動いたらすぐに売却する
それぞれ解説します。
STEP1.銘柄を1つに絞る
最初は、取引する銘柄を1つに絞ってトレードするようにしましょう。
初心者の内に様々な株を見ながら投資すると、チャンスを見逃しやすくなってしまうからです。
いくつかの銘柄を物色するよりも、1つの銘柄に集中して経験を積む方が確実に成功に近づきます。
また、選ぶ銘柄は比較的よく価格が動く株がおすすめです。
STEP2.チャートの時間軸を設定する
取引する銘柄を決めたら、チャートの時間軸を設定しましょう。
時間軸は、取引期間に合わせて設定するものです。
デイトレードをするなら、1〜10分足のいずれかがおすすめです。
デイトレードはその日の終わりまでにポジションを解消します。
そのため、長くても15分足より短い時間軸がデイトレードの取引ではおすすめです。
STEP3.トレンドに沿って取引する
初心者がデイトレードで経験を積むなら、上昇トレンドで買いから入ることを徹底しましょう。
上昇トレンドとは安値を切り上げている状態で、買い圧力が強い相場のことです。

トレンドに沿った取引をすることは、投資では基本的なことです。
上昇トレンドは買いの圧力が強いため、下げることに賭けて売りからエントリーするのは勝てる確率が下がる行為ですので絶対にやめましょう。
STEP4.ゴールデンクロス後の陽線でエントリーする
上昇トレンドであることを確認し、ゴールデンクロス後に陽線が出たらエントリーしましょう。
ゴールデンクロスとは、短期の移動平均線が長期の移動平均線を抜けたタイミングのことを指します。
なお移動平均線とは、一定期間の終値の平均株価を線で結んだもので、短期(5日線)と長期(25日線)などがあります。

その後、陽線のローソク足が確認できたら買ってみましょう。

陽線とは、画像の白いローソク足のことです。
陽線のローソク足は、買い圧力が強いことを示しています。
STEP5.株価が動いたらすぐに売却する
エントリーが完了したら、すぐに売却する準備をしましょう。
価格が動いたあとの行動は以下のとおりです。
- 上がったらすぐに利確する
- 下がったらすぐに損切りをする
この過程を何度も繰り返し、経験を積むのがおすすめです。
初心者の内は損切りに慣れるために、何度も利益と損失を確定させるのがいいですね。
慣れてきたら、損失は早めに含み益はなるべく利益を乗せてゆっくり売却できるようになりましょう。
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デイトレードをする際の3つの注意点
デイトレードのやり方として、まずは3章の5つのSTEPを繰り返すことからはじめるのがおすすめだと解説しました。
その際注意しておきたいことが3つあります。
注意すべき点は以下のとおりです。
- 必ず余剰資金で投資する
- マイナスになったらその日はやめる
- 必ず現物買いで練習する
それぞれ見ていきましょう。
必ず余剰資金で投資する
デイトレードをするときは、必ず余裕資金で投資するようにしましょう。
なぜなら、デイトレードは投資の中でも最上級に難易度が高いからです。
そのため、経験を積むことがとにかく大事です。
はじめは失敗することも多いため、なるべく少額の余剰資金で練習するのがいいですね。
マイナスになったらその日は辞める
初心者の内は少しでも損失が出てしまった場合、その日は取引を辞めるようにしましょう。
なぜなら、一度損失を出すと感情的になりやすくなるからです。
感情的なトレードでは、経験を積めるような取引はできません。
なぜ損失になってしまったのか再考して、答えがでない内は取引を終了するのがおすすめです。
再度エントリーしたくなるとおもいますが、ここは我慢してお金を賭けない「つもり売買」で勉強するのが得策です。
現物買いで練習する
初心者の方がデイトレードをするときは、現物買いで練習するのがおすすめです。
デイトレードは難易度が高いため、やはり最初の内は負けてしまう可能性が高いです。
信用取引でデイトレードをすると、損失は大きくなります。
少額でも得る教訓は同じですので、初心者の内は必ず現物で取引するようにしましょう。
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おすすめのデイトレード銘柄の選び方を紹介
デイトレードを実際にやるなら、まずは銘柄を選ばなくてはいけません。
3章でも紹介しましたが、デイトレードをやるなら値動きが大きな株を選ぶことが大事です。
そこで5章では、デイトレードをするのにぴったりな株を紹介します。
サプライズ決算発表後の銘柄
おすすめのデイトレード銘柄の選び方として、決算発表があった銘柄がおすすめです。
特にサプライズ決算といって、事前予想よりも増収増益だった銘柄がいいですね。
サプライズ決算だった場合、値動きが激しくなります。
一度値動きが激しくなると、数日は値動きが大きくなる傾向にあります。
そのため、決算発表が予定されている銘柄をチェックしておき値動きが激しくなりそうな株に目星をつけておくのがおすすめです。
材料が出た銘柄
値動きが激しくなる株の特徴として、材料がでた銘柄を取引するのもおすすめです。
材料とは、株価に変動を与えるニュースのことを指します。
たとえば、新製品の発表や月次報告書で売上の伸びが確認できた場合などです。
このような好材料が発表された場合、株価は大きく反応することがあるためトレードのチャンスになります。
材料は突然発表されることが多いため、デイトレードでは常に材料に気づけるようモニターに張り付いておく努力も必要です。
IPO株
IPOとは新規公開株といって、初めて上場する会社のことです。
IPOは値動きが大きいので、トレードのチャンスが多いです。
ですが値動きが激しすぎる場合もあるため、損切は必ずできるようになってから取引をするようにしましょう。
IPO銘柄が新規に上場する日時は、証券会社のHPなどで確認できます。
デイトレードで儲けたいなら、IPO銘柄がないか日々チェックするようにしておくのもおすすめです。
株の勉強はなぜ必要?初心者におすすめのステップと失敗しないためのコツ
よくある質問Q&A
Q1. デイトレードは張り付けないと難しいですか?
A. ずっと画面を見る前提で考えると苦しくなりやすいですが、取引時間を限定する形もあります。
たとえば「寄り前に候補を作り、寄りは見送って引け前だけ見る」「アラートで価格到達を通知してから判断する」といった進め方です。
取引回数を増やすより、ルールを守れる時間帯に絞った方が振り返りもしやすくなります。
Q2. 損切りが苦手で、つい遅れてしまいます…
A. 遅れやすい原因は、損切りの位置が“気持ち”になっていることが多いです。
る前に「直近安値を割ったら撤退」「支持線を明確に割ったら撤退」など、価格の根拠で決めておくと、迷いが減りやすくなります。
損切りは上手さよりも、先に置けているかが大きいです。
Q3. 利確が早すぎて利益が伸びません。どう考えればいいですか?
A. 利確が早くなるときは、「損切りが遅れる不安」が影響していることがあります。
利確の目安を“抵抗帯”“直近高値付近”などに置き、損切りも同時に置くと、どちらもブレにくくなります。
利確は「もっと取れたか」より「入る前の計画通りだったか」で振り返ると改善点が見えやすいです。
まとめ
デイトレードのやり方は、勢いで売買することではなく「準備とルールで手順化すること」から始まります。
まずは、当日完結の特徴(時間・コスト・急変)を理解し、資金は許容損失から逆算して設計します。
次に、銘柄と時間足を固定し、入る条件だけでなく、出る条件と撤退条件までセットで決めると判断が落ち着きます。
最初の一歩としては、1銘柄・少額・記録で検証し、崩れやすいポイント(回数増・損切り遅れ・ルール変更)を減らす形から整えていくと、取り組みやすくなります。
デイトレードではテクニカル分析が必須となるのでぜひ、当メディアを参考にしてみてください。
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株トレード歴40年のプロトレーダー相場師朗先生が監修する株式投資情報総合サイト「インテク」の編集部です。今から株式投資を始めたいと思っている投資初心者の方から、プロが実際に使っているトレード手法の解説までの幅広いコンテンツを「わかりやすく、気軽に、実用的に」をモットーに発信しています。






