共働きで資産形成を加速させる方法とは?夫婦で取り組む株式投資のメリット

共働きで資産形成を加速させる方法とは?夫婦で取り組む株式投資のメリット

結婚をして夫婦で生活をはじめると、これからの将来を考えお金のことを相談する機会が増えるのではないでしょうか。

毎月の収入をどのようにやりくりしていくのかを決めたり、家族が増えるまでにいくら貯金をしておくべきか、などの様々な計画を話し合うことでしょう。

そんな将来の資産形成を考える夫婦におすすめなのが、夫婦で株式投資を行うことです。

株式投資は1人で行うものというイメージが強いのですが、夫婦でタッグを組む方法もあります。

夫婦で株式投資を行えば、1人で株式投資を行うよりも早く資産を形成していくことができますが、それ以外の恩恵もあることをご存じでしょうか。

そこで今回は、夫婦で株式投資を行うメリットなどを紹介していきます。

この記事でわかること

  • 夫婦で株式投資を行うメリット
  • 夫婦で株式投資を行う際のポイント
  • 夫婦で株式投資を行う際の注意点

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目次

株式投資を夫婦で行うことには様々なメリットがある

一般的に株式投資は1人で行うイメージが強くあります。

しかし最近では、将来を考える中で資産を形成していくために、株式投資に挑戦してみるという初心者夫婦も少なくありません。

では夫婦で株式投資を行う場合、具体的にどのようなメリットがあるのかを紹介していきましょう。

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銘柄選びやチャート分析で客観的な意見がもらえる

夫婦で株式投資を行う最大の強みは、2人で投資判断を行えることです。

例えば、銘柄を選ぶ際には、自分がなぜその銘柄を選んだのかや決め手となった理由、投資をする際の懸念点などを話して、相談することでパートナーにも判断をしてもらうことができます。

同じ銘柄でも2人で分析を行えば、1人では見つけられなかった良い点や悪い点を見つけることができるので、銘柄選びの精度を上げることができます。

特にチャートの分析は、お互いの性格や特徴が出やすいポイントでもあり、2人で分析をすることで複合的な分析を行えるようになるため、優位的に投資を行えるようになるでしょう。

トレードに慣れてきたら、ただ2人で相談をするのだけではなく、お互いに売買の方向や目標株価などをパソコンや紙でプレゼンし合うのもおすすめです。

NISA枠の増加やリスクヘッジも可能

夫婦で株式投資を行えば、NISA枠を2人分に増加させることができます。

2021年現在、NISAの非課税投資枠は年間最大120万円となっており、2人で行えば合計最大240万円の非課税枠を使える状態となります。

1人で投資を行う場合よりも、2人分の非課税枠が使えるようになるので、効率よく資産を運用することができるのです。

2人で投資を行うということは、自然とリスクヘッジ(リスク分散)ができるということにもなります。

1人で株式投資を行っていると、どうしても偏った投資形成になりやすいのですが、2人が別々の銘柄に投資をすることで自然とリスクヘッジが出来るのです。

もちろん、自分はNISA枠に投資を行い、パートナーはつみたてNISA枠に投資を行うといった分散をすることもできます。

このように2人で投資をすることができれば、1人で投資をしていた時よりも手段や戦略で様々な方法を取ることができるようになります。

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夫婦共働きであれば資産形成を加速することができる

夫婦で株式投資を行うメリットについて紹介をしてきましたが、さらに夫婦で株式投資を行う「強み」があります。

これは夫婦共働きの場合ですが、夫婦の収入から資産を積み立てていくことができるので、将来の資産形成を加速させることができる点です。

他にも、夫もしくは妻が働けない状態になったとしても、株式投資であればパソコン1つで稼ぎ続けられる可能性もあります。

そこでここからは、株式投資を夫婦で行う際のポイントと注意点を紹介していきます。

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それぞれで口座を開設し、毎月収入を積み立てていける

まず、夫婦で株式投資を行う際には、それぞれで証券会社の口座を開設しましょう。

夫婦でも1つの口座を使って取引をすることは禁止されています。

そしてお互いの口座を準備できたら、資金はどのようにして準備をするのかを決めて行きましょう。

預金から投資資金に回すのか、それとも毎月の収入から積み立てていくのかなどを話し合います。

1人では収入から多くの資金を回してしまいがちですが、家族がいるとそうもいきません。

相談をすることで計画的に投資資金を貯めていくことができるので、しっかりと話し合いをして決めて行くようにしましょう。

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損失が出ている時は互いを思いやり、意見を率直に聞いてみることが大切

夫婦で株式投資を行う際には、2人で株式投資を行っているからこそ注意しなければならない点があります。

株式投資は常に勝てるとは限らないため、当然ながら負けてしまう場面もあります。

そういった時は損失を出してしまったことを責めたり追求するのではなく、パートナーの気持ちを思いやるようにしましょう。

トレードはメンタル面が強く作用するため、落ち込んでいる状況ではさらに損失を出してしまう可能性があります。

お互いの損失は仕方がない事として認め、次のトレードに繋げるように促してあげるよう心掛けてください。

自分の意見を押し通すことばかりを優先するのではなく、きちんとパートナーの意見も聞きつつトレードに取り入れるよう検討してみましょう。

2人で株式投資を行えば1人では難しい局面でも、客観的な意見を貰うことができます。

しかし、そのメリットも素直に聞いて取り入れなければ意味がありません。

そのため、話や相談をして終わらせるのではなく、一旦自分の中に取り入れてしっかりと考えるようにしてみましょう。

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まとめ

  • 夫婦で株式投資を行うと客観的な判断ができ、2人の力で投資を行っていける
  • 夫婦で株式投資を行う際には別々の口座を準備する
  • 失敗をしても責めるのではなく、お互いを励まし次に活かせるようにする

いかがでしたでしょうか。

夫婦で株式投資を行えば、それだけで強みとなるポイントがたくさんあります。

はじめは失敗をすることもあるかもしれませんが、お互いの失敗を共有し合えばその分経験値を2倍に積み上げることもできるので、成長スピードもはやくなる可能性があります。

それと、これまで将来のことを考える機会が少なかった夫婦でも、株式投資をきっかけとして将来を考えられるようになるかもしれません。

まだ株式投資をはじめていない場合には、お互い相談をしてみるところからはじめてみてはいかがでしょうか。

夫婦の会話も増えて一石二鳥となるかもしれません。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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