最近ではストレス解消や集中力を高めるために、瞑想を取り入れる方が増えてきました。
世界的に見るとアップルのスティーブ・ジョブズが瞑想を取り入れているのは有名な話ですよね。
日本でも、有名企業の社長が瞑想を取り入れたりしている等と聞いたりすることも増えてきました。
なぜ瞑想を取り入れる人たちが増えつつあるのでしょうか。
それは私たちの生活において、瞑想を行うことで様々な恩恵を受けられると考えられているためです。
その恩恵の中には、株のトレードでも役立てられることがあり、冷静に対処すべき場面が多い投資家こそ取り入れるメリットが沢山あります。
そこで今回は、瞑想のメリットについてと株式投資家が瞑想を行うとどの様に役立つのかを紹介します。
この記事でわかること
- 瞑想を行うメリットについて
- 今日からはじめられる瞑想のやり方
- 株式投資で瞑想を取り入れることについて
株式投資家におすすめしたい心の筋トレ「瞑想」
瞑想と聞くとどのようなイメージがあるでしょうか。
お坊さんが行う難しい修行というイメージだったり、ヨガの中に取り込まれているものだったりスタイルは様々あります。
しかし、最近流行っている瞑想(マインドフルネスと呼ばれることもある)は決して難しいものではなく、誰でも簡単にはじめることができます。
瞑想は続けることで、ストレスになる物ごとや思考にとらわれず、体の緊張をほぐしてリラックスできる時間が増えていきます。
現代社会で多くの人が抱える悩みやストレスに対して、解決策や有効的な手段となり得ることから取り入れはじめている人が増えつつあります。
では実際に、瞑想を生活に取り入れるとどのようなメリットがあるのか、簡単な瞑想のやり方について紹介をしていきます。
瞑想を生活に取り入れるメリット
瞑想を生活に取り入れることは、このようなメリットがあります。
・ストレスの耐性の向上
・ 不安の軽減
・ 感情をコントロールできるようになる
・ 集中力の向上
・ 記憶力の向上
・ 脳内にある情報の整理
これらのメリットがあることから、普段の生活や仕事でストレスを抱えている人や、自身のパフォーマンスを上げたいと考える人が瞑想を取り入れています。
基本的に瞑想は脳や精神面に強く働きかける効果があり、精神を鍛えることができる心の筋トレと呼ばれることもあります。
実際に瞑想を行った後には呼吸を整え感情を落ち着かせることができるため、集中力の向上を感じやすいという特徴もあるのです。
しかし上記で紹介したメリットの全てが即座に効果が出るものと出ないものがあるため、継続的に瞑想を行うことで少しずつ全てのメリットを実感できるようになるものもあります。
簡単な瞑想のやり方を紹介
瞑想を取り入れるメリットを紹介したところで、すぐにでもはじめることができる簡単な瞑想のやり方を紹介します。
まずは瞑想を行うために静かな環境が必要となります。
自分1人だけの部屋が理想となりますが、他の人がいる場合ならノイズキャンセリングなどを使い静かな状態を作ると良いでしょう。
後は椅子か床に座って目を瞑り、鼻で呼吸を繰り返すだけです。
出来れば腹式呼吸が好ましいです。
ここでポイントとなるのが、目を瞑り呼吸を繰り返す際には「吸って吐いて」と自分の呼吸の流れだけを意識することです。
どうしても脳は常に考え事を行う習慣があるため、瞑想中に意識が他の考え事に移ってしまいますが、決して悪いことでは無く「自分は今、こういうことを考えているんだな」という客観的な意識で思考を見るようにしてみてください。
考え事をしてしまうのが悪いわけでは無く、自分が潜在的に今どのような考え事をしてしまうのか客観的に見るイメージです。
そして瞑想は決して長時間行う必要はなく、5~10分間程度で大丈夫です。
瞑想のやり方
- 静かな環境で椅子か床に座る
- 目を軽く閉じて、吐いて吸ってと呼吸の流れを意識する
- 5~10分間呼吸を繰り返す
瞑想をはじめることで株のトレードが上手くなる可能性がある
株のトレードは常に、分析と判断の繰り返しが基本となります。
株価がどこまで上昇するのかを考え、どこで株を買い、どこで持ち株を売って決済するのか、などの判断を繰り返しています。
当然ながら自分のお金を掛けて投資をしているので、分析や判断でミスをしてしまうと結果的に損失につながるため、投資家は常に冷静な状態で分析と判断を行っていかなければなりません。
しかし、実際にトレードを行ってみると分かりますが、いつも冷静ではいられない時が多々あります。
特に含み益を抱えた時には、いつ損失に転落するか分からないという気持ちから、不安に襲われてストレスを抱えることになります。
そこで、少しでもストレスから解放されて余裕を持てるようになるためにも、ぜひ瞑想を取り入れてみてくだい。
瞑想を行っていればトレード時に冷静な判断ができるようになる
瞑想を取り入れて集中力やストレス耐性を付けておけば、株のトレードに集中することができ、落ち着いて売買を行うことができます。
含み損を抱えてしまった時でも、冷静にチャートを確認することで損切りか持越しを判断して、自分の資金を守ることができます。
トレード中、チャートが激しく動き冷静さが欠けていると実感した時には、一旦冷静さを取り戻すためにも瞑想を行うのは有効的です。
もちろん、前場がはじまる前に瞑想を行っておけば冷静な状態で市場を見つけることができ、理想のタイミングで株を買えることもできるでしょう。
瞑想をする暇がないという人は、一度深呼吸をするようにしましょう。
深呼吸を行うことで脳に酸素を届け、瞑想程ではありませんが冷静な状態に持っていくことができます。
理想としては株を買ったり決済を行うタイミング、その直前に一度深呼吸をすることで本当にこのタイミングなのかを見計らうこともできるのです。
いつでも冷静な判断を下せるようになるため、投資家は瞑想や深呼吸といった技術も持っておくと良いでしょう。
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まとめ
- 瞑想を行うことで心を鍛えることができる
- 瞑想は5~10分程度の時間でできる
- 株式投資で瞑想を取り入れることで、冷静な判断ができるようになる
いかがでしたでしょうか。
瞑想は株式投資だけではなく、自分の生活を豊かにするという面でもメリットがあるため、取り入れた方が良いかと思います。
もちろん、トレードは自分の生活面での影響も受けるため、結果的に瞑想を取り入れて生活面が豊かになることでもトレードの結果は向上するかもしれません。
時間が無いという人でも、朝起きてすぐや夜寝る前などのちょっとした時間ではじめることができるので、まずは試してみてはいかがでしょうか。
トレードにおいて冷静な判断ができるということ程、強みになります。
どんどんトレードの結果が向上する習慣を取り入れて、利益を狙って行きましょう。
株の勉強は絶対にやるべき!オススメ勉強ステップや失敗しないためのコツ
著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。
地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。
その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。