ロビンフッドが動かす米国株!株価チャートと国内で使える類似サービスを徹底解説

毎年のように株価上昇が続いている米国株ですが、上昇している理由をご存知でしょうか?

大きな要因の一つとして、若年層の投資参入が大きいと言われています。

そのきっかけが、2017年頃から流行りだしたワンクリックで投資ができる「ロビンフッド」のおかげと言われています。

ロビンフッドはスマホからトレードをはじめられるアプリで、低資金でも簡単に投資をはじめられるという理由で急速に普及しました。

そこで今回は、最近の米国株の株高が続いているのはロビンフッドの影響が大きいことや、日本国内でも同様の投資サービスがあるのかを紹介します。

この記事でわかること

  • 米国で株高が続いている要因
  • 投資アプリロビンフッドについて
  • 国内のスマホ投資について

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目次

ロビンフッド(Robinhood)とは

米国で流行したロビンフッドとは、スマホで株式投資を手軽にはじめられるアプリであり、米国のミレニアム世代(若年層)を中心に爆発的人気を起こしています。

ロビンフッドの最大のメリットは、投資初心者でも簡単にトレードできるよう、ワンクリックで売買を行える点です。

さらに、取引手数料はゼロで提供されており、株式だけではなくETFやオプション、仮想通貨の売買も可能な仕様になっています。

また、株価が高い銘柄も、ミニ株のように1ドルから購入することができるのも人気を博した理由の一つと言えるでしょう。

2016年には100万人だった利用者はうなぎ昇りに増え続け、2018年には600万人、2020年には1300万人まで増加しています。

コロナショックの影響もあり、自宅で手軽にはじめられる投資という点が利用者増加につながったものと思われます。

なぜ若い世代を中心に利用者が増えたのか

ロビンフッドの利用者増加は主に米国の若者中心でした。

これまで株式投資に興味が無かったミレニアム世代を取り込むことがで、アプリ利用者数を急激に増加させることが出来ました。

その結果として市場にお金が流れ込み、株高につながっていったのです。

手数料が無料で、低資金からはじめられて、ゲーム感覚で手軽に株式投資を楽しめる、というのは若者からしたら魅力的に感じる部分も多いのでしょう。

しかし、投資に関する知識や経験が少ない若者が利用していることに、リスクが存在しているとも言われています。

米国の株式市場の場合、日本の株式市場と違いストップ安などの値幅制限が無く、株価の急激な変動で半値やそれ以下の株価に下落してしまう恐れがあります。

次いでレバレッジ(資金×数倍のトレードができるシステム)も掛けられるため、知らず知らずのうちにリスクが非常に高い状態となっている場合もあるのです。

投資をしたことや勉強した方には、これらのリスクに関して理解しておくことは当然のことだと思いますが、実際にはあまり深く考えずに投資をはじめてしまう若者が多くいたのです。

そのため、20歳の若者が多額の損失を負っていると勘違いして命を絶ってしまうという悲しいニュースもありました。

彼は、オプション取引を理解していないまま投資をしており、約7,800万円の借金を背負ってしまったと勘違いしてしまったのです。

手軽に投資が出来ることはもちろん素晴らしい点ではありますが、デメリットやリスクを深く理解せずともはじめられるという点は、今後のロビンフッドの課題とも言えるでしょう。

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日本国内にも簡単に株の取引ができるサービスがあります

ロビンフッドの魅力は、難しいと思われていた株式投資を手軽にはじめられる点です。

このようなアプリやサービスが日本国内にもあればいいのに、と思う方も多いでしょう。

実はあまり知られていませんが、スマホでのトレードをメインとしたスマホ証券は存在しています。

ここからは、日本国内のスマホ証券について紹介をしていきます。

スマホ証券のPayPay証券やLINE証券

スマホ証券は、パソコンなどが無くてもスマホさえあれば株式投資をはじめられる証券会社です。

PayPay証券やLINE証券、SBIネオモバイル証券などは、名前を聞いたこともあると思います。

スマホ証券は、口座開設後に専用のアプリからトレードをはじめることができ、ロビンフッドのよう簡単に株式投資をはじめられます。

必要資金に関しても、1株単位の売買や金額に応じた株数の購入を行うことができ、少額からでも投資をはじめられるのです。

しかし、取扱い銘柄に関してはネット証券のように選べるわけでは無く、購入できる銘柄数が限られていますので覚えておきましょう。

手数料についてもロビンフッドのように無料ではなく、株式の売却時に99円の手数料がかかり、取引手数料にも0.5%かかります。

そのため、スマホ証券でも手軽に株式投資をはじめることができますが、手数料の支払いが必要であったり、トレードができる銘柄数が限られているといった点を理解しておく必要があります。

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本気で株をはじめるならネット証券の方がおすすめ

手軽に株式投資をはじめるのであれば、スマホ証券で口座開設をしてみようと考える方もいるでしょう。

しかし、将来的に株式投資でしっかりと稼いで利益を出したいと考えているのであれば、スマホ証券よりもネット証券での口座開設がおすすめです。

株式投資は好きな企業や有名企業の株を買うことができますが、根拠もなく好きな銘柄を買っても株価が上昇するわけではありません。

そこでインテクでは、テクニカル分析を行うことでしっかりと株価の値動きを予測してトレードを行うことをおすすめしています。

スマホ証券では選べる銘柄が少ないので、上昇トレンドに入るチャートに出会う確率も低くなり、その分稼げる割合も低くなります。

もし本気で株式投資で稼いでいきたいと考えるのあれば、自身でトレードの勉強をはじめる自己投資からはじめるのが良いでしょう。

スマホ証券は片手間で株式投資がはじめられるメリットがありますが、株式投資は片手間ではじめて利益が出るほど簡単ではありません。

しっかりと勉強を行いつつ、テクニカル分析を駆使してトレードで利益を上げられるようになるのが理想的と言えるでしょう。

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まとめ

  • 米国の株高はロビンフッドが一つの要因となっている
  • ロビンフッドはワンクリックでトレードがはじめられる米国のスマホアプリ
  • 国内だとスマホ証券よりもネット証券の方がおすすめ

いかがでしたでしょうか。

米国の株高には、ロビンフッドにより若年層を株式市場に取り込んだ影響があるようです。

危険に感じるのは、株式投資の経験や知識の少ない若者が投資をしており、米国株式市場の仕組みから急落時には大損失を抱えてしまう恐れがあることです。

しかしこれは、国内の株式投資でも似たようなことが言えます。

株式投資は正しい技術と知識を持って行うことで利益を出せるようになります。

ギャンブル投資をしていては、いつまで経っても利益を出せるようにはなりません。

当サイトでは、株式投資を行う人が少しでも利益を出せるように、初心者から玄人の方にもお役に立てるような情報を様々なカテゴリーに分けて発信しています。

ぜひ株式投資に興味をもったり、さらに技術と知識を高めたいという人は他の記事も参考にしてみてください。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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