株初心者がバーチャルトレードで練習をしない方がいい3つの理由

株初心者がバーチャルトレードで練習をしない方がいい3つの理由

株式投資初心者の方の中には、バーチャルトレードで練習をしていこうと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

バーチャルトレードは会員登録などの簡単な手続きのみで実戦のようなトレードを経験できるので、一見すると株初心者にとって便利に感じるかもしれません。

しかし、バーチャルトレードは株初心者にとって思わぬ落とし穴が潜んでいます。

今回は、なぜ株初心者がバーチャルトレードで練習をしない方がいいのか、どのように練習をしていくのが最短で稼げるトレーダーへの道に繋がっていくのか、について解説していきます。

この記事でわかること

  • なぜ、バーチャルトレードでの練習がおすすめできないのか
  • 実際のトレードで稼ぐための練習方法

株の勉強は絶対にやるべき!オススメ勉強ステップや失敗しないためのコツ

目次

なぜ、バーチャルトレードでの練習がおすすめできないのか

バーチャルトレードはゲームとして楽しむにはいいですが、実際のトレードで稼げるようになるかというと決してそんなことはありません。

まずは、なぜバーチャルトレードが株初心者の練習に適してないのか、その理由を見ていきましょう。

①実際のトレードとは感覚が違うため

まず最初の理由として、実際のトレードとバーチャルトレードでは”感覚が違う”ということが挙げられます。

実際のトレードは自分のお金を使ってトレードをしますが、バーチャルトレードは仮想のお金を使ってトレードを行います。

ここで何が問題になるかというと、実際のトレードではやらないような大きな金額での建玉(エントリー)が出来る点です。

多くのバーチャルトレードでは、何百万~何千万という金額をトレードに使うことができます。

そのため、たまたま大勝ちして資金を増やせてしまうこともありえるのです。

そうすると「自分にはトレードの才能がある」と過信してしまうことにもなりかねません。

練習だから失敗を恐れずに果敢に挑戦するのはいいことですが、実際の株トレードはゲームでは無いため、現実的に向き合う必要があります。

②リスク管理が身に付かないため

2つめは、リスク管理能力が身につきにくい点です。

自分のお金ではないので、仮想のお金が減っても痛くも痒くもありません。

自分のお金であれば、お金がマイナスになった際は気が気ではなくなりますよね。

実際のトレードでマイナスが出た場合は、損切りをするなどの対処法を覚えたりもしやすいですが、仮想のお金ではゲーム感覚で増えた減ったと傍観してしまうケースが多いでしょう。

損切りについて詳しくは、損切り(ロスカット)の意味とは?初心者の方にわかりやすく解説しますの記事をご覧ください。

トレードではリスク管理がかなり重要になってきますが、バーチャルトレードではリスク管理をする意識がどうしても薄くなってしまうのです。

③実際のトレードとはプレッシャーが違うため

3つめは、プレッシャーの違いです。

バーチャルトレードから実際のトレードに移行すると、プレッシャーの違いが一番分かりやすいでしょう。

バーチャルトレードではさんざん大きなお金を入れていたのに、いざ実戦となるとプレッシャーに押され、なかなかエントリーができなくなってしまうのです。

それは当たり前で、根拠もなく建玉をしてしまうとあっという間に自分のお金がなくなってしまいます。

バーチャルトレードでは大胆にエントリーできていたのに、実際のトレードではなかなかエントリーできないというのはよくあることです。

プレッシャーの違いをしっかりと理解しておくことで、バーチャルトレードではメンタル的にも麻痺してしまう可能性があることも理解しておきましょう。

講座

実際のトレードで稼ぐための練習方法

では、実際のトレードで稼ぐためにはどのように練習をしていくのがよいのでしょうか?

それは、「再現性のある手法を身に付ける」ための練習をすることです。

再現性のある手法というと、株初心者の方の中には「そんなものあるのか」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

結論を言うと、株式投資の世界において再現性のある手法というのは存在します。

当サイトの監修者である株歴38年以上のプロトレーダー「相場師朗(あいばしろう)」先生が主催する『株塾』では、実際に3,500名以上の受講生の方がプロの再現性のある手法を身に付けるため、日夜修行に励んでいます。

相場先生の手法は株初心者の方でもわかりやすく、先生の講義をもとにご自身で練習を積んでいけば、いずれ株式投資の世界で一生稼ぎ続けることができる技術を手に入れることができるのです。

先生の手法の中で最も初歩的な売買シグナルとして下半身というものがあります。

下半身について詳しくは、【相場流株技術用語】下半身・逆下半身とは?忘れがちな株技術を改めてチェック!の記事をご覧ください。

このような売買シグナルを組み合わせたり、実際に稼いでいる相場先生の実践形式の講義を聞いてインプットとアウトプットを繰り返していくことで、再現性の高い手法を身に付けることができ、実際のトレードでも自信を持ってエントリーができるようになっていきます。

講座

まとめ

  • バーチャルと実際のトレードは違う
  • バーチャルトレードだけではなかなか上達しない
  • 実際のトレードで稼ぐには、再現性のある手法を身に付ける

いかがでしょうか?

バーチャルトレードを繰り返していても、なかなか上達することができない理由を解説しました。

どうしてもバーチャルトレードをやりたいという方は、まずは最小単位でエントリーしてプロの手法を試すなど、目的意識を持って行うことが重要です。

そうすれば、バーチャルトレードも有意義な体験になるでしょう。

ゲーム感覚でただ勝った負けたと一喜一憂しているだけでは、稼げるトレーダーへの仲間入りはできません。

現実世界では、自分の資金(お金)を使ってエントリーするという覚悟とプレッシャーを忘れず、練習するように心がけましょう。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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