「株で年収分を稼ぐには、どのくらいの資金が必要か?」──多くの人が最初に気になるポイントです。
本記事では、必要資金を見積もる基本式と前提条件、月次利回り別のシミュレーション、運用現場で起きやすいギャップ、安定して利益を積み上げるための考え方を整理します。
数字に説得力を与えるための“資金管理”と“検証手順”にも触れ、再現性のある進め方をまとめました。
株で年収分稼ぐために必要な資金とは?
元手として必要な金額を計算するには、まず利回りのパーセンテージを設定する必要があります。
利回りの設定は人それぞれですが、プロ並みの技術を持つセミプロであれば、月利10%というのが現実的なラインになってくるのではないでしょうか。
月利10%とは、1か月あたり+10%の利益を出すということです。
元手100万円で運用する場合、月10万円稼ぐということになります。
利回りが設定できれば、あとは年収を当てはめるだけです。
今回は年収500万円と仮定してみましょう。
月利10%で年間500万円の収入となるようにするには、元手として必要なお金は、(500万円÷12ヵ月)÷0.1=約417万円となります。
いかがでしょうか?
年収500万円の方であれば、400万円ちょっとの資金を用意することは、決して非現実的なことではないのではないでしょうか。
もし月利10%は自信がないので月利5%と設定した場合は、倍の約833万円が必要となります。
株で年収分稼ぐというと、ハードルが高く感じられますが、しっかりと利益を出せれば決して難しくないということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
株は、しっかりとトレードの技術を磨いていくことで、安定的に月利10%を目指していくことも可能なのです。
株で安定して利益を出し続けるにはどうすればいい?

ここまで計算してお分かりいただけたように、手持ちの資金を元手にして年収分を稼ぐには、一定の利回りで利益を出し続けることが重要です。
ただなんとなく取引をしていては、月利10%を稼ぐことは非常に難しいでしょう。
大切なことは、正しい知識をもとに継続的に利益を出し続けることです。
株価は会社の業績だけでなく経済環境や、社会的な事件、投資家心理などさまざまな要因により変動します。
正しい株技術なしに自己流で取引していては、市場全体が停滞している時に利益を出し続けることは難しいでしょう。
どんな環境でも利益を出し続けるには、株価のチャートを分析して値動きを予測する「テクニカル分析」が役に立ちます。
株価のチャートにはさまざまなサインが隠されており、それを読み解くことで適切な株の売買のタイミングを判断できるようになるでしょう。
当サイトの監修者である株歴37年以上のプロトレーダー「相場師朗(あいばしろう)」先生の「株の技術」は、株初心者の方でも練習次第で再現しやすい技法となっています。
ご興味がある方は、下記の記事もご覧になってみてくださいね。
【相場式株技術用語】下半身・逆下半身とは?株初心者にもわかりやすく解説します
計算だけでは見えない「運用の現実」
ボラティリティとドローダウン
収益は毎月一定ではありません。勝ち負けの「振れ幅(ボラティリティ)」や、資産の一時的な落ち込み(ドローダウン)が生じます。
取り崩しを前提とする場合、ドローダウンと取り崩しが重なると回復に時間を要するため、必要資金には「安全余裕」を持たせる設計が現実的です。
コストと実効利回り
売買手数料、貸株料や金利、配当落ち、税金(国内課税は原則20.315%)などのコストがかかります。
シミュレーション上の月利10%は、コスト控除後では数値が下がる点に注意が必要です。
取引機会と時間制約
日中に常時チャートを見られない場合、デイトレードの再現は難しくなります。
スイング(数日〜数週間)や中期など、自分の可処分時間に合う運用スタイルを前提化すると数字が現実に近づきます。
株で安定的に稼ぐためのQ&A
Q1. 株で月利10%を目指すのは現実的なの?
月利10%は理論上可能ですが、毎月安定して達成するのは簡単ではありません。
相場環境によっては損失が出る月もあり、継続的に10%を維持できるのは高度な技術と経験を持つトレーダーだけです。
現実的には、リスクを抑えつつ平均して年利20〜30%(月利2〜3%)を目指す方が安定的です。
特に初心者のうちは「勝率よりも損小利大」を意識し、負けを小さくすることが長期的な成功につながります。
Q2. 仕事をしながら株で年収分稼ぐには、どんな運用スタイルが向いている?
副業として株で収入を得たい場合、デイトレードのような短期売買ではなく、数日〜数週間で取引するスイングトレードや中期投資が現実的です。
日中にチャートを見続ける必要がなく、出勤前や夜の時間に戦略を立てられるため、会社員との両立が可能です。
特にテクニカル分析で「買い時・売り時」を判断できるようになれば、限られた時間でも効率的に利益を積み重ねることができます。
まとめ
株で年収分を稼ぐためには、まず「どのくらいの利回りを目指すのか」を設定し、そこから必要な元手資金を算出することが出発点になります。
たとえば年収500万円を目標に月利10%で運用する場合、必要な資金はおよそ417万円。月利5%なら約833万円が目安です。
数字だけを見ると実現可能に思えるかもしれませんが、実際の運用では相場の変動・ドローダウン・手数料・税金などの影響を受け、毎月安定して高利回りを維持するのは簡単ではありません。
安定して利益を積み重ねていくためには、感覚に頼った売買ではなく、明確なルールと検証を重ねた取引手法が欠かせません。
売買ルールを明文化し、過去データで検証しながら期待値やリスクを把握することが重要です。
さらに、損失を限定する資金管理と、トレード記録を継続的に振り返る仕組みを持つことで、再現性の高い運用が実現できます。
株で年収分を稼ぐことは決して夢ではありませんが、短期間で達成できるものでもありません。
現実的な利回りを設定し、自分に合った運用スタイルで、技術と検証を積み重ねながら少しずつ「安定して利益を出せる力」を育てていくことが、結果的に最短の道となるでしょう。
株初心者におすすめのYoutubeチャンネル・動画!本当に役立つ動画を厳選

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。
地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。
その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。







