株を始めるにはいくら必要?必要な金額と少額で始められる方法を解説!

株を始めるにはいくら必要?必要な金額と少額で始められる方法を解説!

これから株式投資を始めたい方が最も悩むのは、「最初に、いくら用意すればいいの?」ということではないでしょうか。

「投資にチャレンジしたいが、あまり余裕はない」「まずは少額から試してみたい」という方も多いでしょう。

そこで今回は、株式投資を始めるのにはいくら必要かを解説します。

おすすめの金額と、より低い金額で始める方法についてもご紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

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初心者の株式投資は「30万円から」がおすすめ

初心者が株式投資を始めるには、まず30万円からスタートするとよいでしょう。

というのも、株式売買においては100株が「1単元」という基準となり、一度の取引では原則として1単元ごとに売買します。

つまり、1株あたりの株価に、100をかけた金額で売買が行われているのです。

そして、日本株は3,000円以下の銘柄が約8割を占めています。

つまり、3,000株×1単元(100株)=30万円あれば、購入できる銘柄の選択肢が広がります。

とはいえ、まだ株式投資を経験したことがない方からすると、「もっと少額から始められると思っていた」「30万円を用意するのはちょっと難しい」と感じることもあるでしょう。

そんな方でも、もっと少額から始められる制度があります。

初心者でも5分でわかる!株の買い方と銘柄の選び方を解説!

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1万円から株式投資を始める方法

株式投資は基本的に30万円から始めることが多いですが、まずは1万円など少額から始める方法もおすすめです。

具体的にどうすれば安価に始められるのか、4つの方法を解説します。

株価が安い銘柄を購入する

株価は企業によって大きく変わります。

1単元の株式株価を表わす「単元株価価格」見てみると、キーエンスは685万4,000円、SMCは595万2,000円、ファーストリテイリングは497万2,000円です。

一方で、単元元価格が5000円未満のものは26銘柄、1万円未満のものは67銘柄あります(2025年1月時点)。

つまり、1万円用意できれば67種類から銘柄を選び、株式投資を始められるのです。

株価とはなに?株価が決まり方や変動要因をわかりやすく解説

単元未満株を購入する

株を始めるにはいくら必要?必要な金額と少額で始められる方法を解説!

単元未満株とは、1単元に満たない株式を指します。

上記の通り、原則として株式の売買は100株を基準としていますが、単元未満株であれば1株から購入できるのです。

通常の取引であれば、株価が高い企業の銘柄にはなかなか手が出ません。しかし、単元未満株であればまとまったお金がなくても高額な銘柄を購入できます。

また、限られた資金で複数の銘柄を購入できるため、リスク分散の観点からもおすすめです。

一方で、1日あたりの売買できる価格が決まっていることが多いこと、手数料が高く設定されている点には注意しましょう。

また、取り扱っている証券会社は限られており、それぞれS株やワン株など独自の名前がつけられています。

2.3株式ミニ投資を活用する

株式ミニ投資とは、1単元以下で取引できる方法です。単元未満株と似ていますが、単元未満株は1株~99株のいずれかで取引できる一方、株式ミニ投資では10株、20株、30株……と、10株ごとの単位のみ取引可能となります。

メリットやデメリットは、単元未満株と同じです。また、一般的には「ミニ株」という略称がよく使われています。

株式累積投資で購入する

株式累積投資とは、あらかじめ毎月どのくらいの金額を使うか決めたうえで、定期的に株式を購入する方法です。

一般的に、「るいとう」とも呼ばれています。

株式累積投資は1銘柄につき1万円を下限として毎月の金額を設定できるため、少額から始められます。

1口座で20銘柄まで選ぶことができ、証券会社によって選択肢は異なります。

また、100株に到達する前に途中で売却することも可能です。

株式累積投資を扱っているのは大手証券会社がメインとなるため、事前に自分が契約したい会社で取り扱いがあるか調べておきましょう。

【2025年最新】株初心者必見!株式投資の方法とおすすめ銘柄を解説!

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少額から株式投資を始めるコツ

株式投資は少額でも始められますが、運用を成功させるにはコツがあります。

今回は、初心者の方でも意識できるポイントに絞ったので、ぜひ取引前にチェックしてみてください。

短期間で頻繁に売買しない

少額で株式投資を行う際、長期投資を意識しましょう。

短期間で大きな運用益を狙うと、日々の変動に一喜一憂し、焦りから不適切なタイミングで売買してしまう可能性が高まります。

特に投資初心者の方は、「自分の持っている株が、このまま紙くずになってしまうかも」「今売らないと、損をするかも」と考え拙速に取引してしまうことも多いです。

また、長期運用することで複利効果が得られます。

複利効果とは投資で得た利益をまたを投資に回すことで、繰り返すことでどんどん利益を生む現象を指します。

投資の世界では「時間を味方につける」という表現がありますが、運用期間が長くなるほど複利効果が大きくなり、成果を上げやすくなります。

株式投資をするなら「長期」と「短期」どっち?12項目で徹底比較

NISAを使って節税効果を狙う

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初心者の株式投資は「30万円から」がおすすめ

初心者が株式投資を始めるには、まず30万円からスタートするとよいでしょう。というのも、株式売買においては100株が「1単元」という基準となり、一度の取引では原則として1単元ごとに売買します。

つまり、1株あたりの株価に、100をかけた金額で売買が行われているのです。

そして、日本株は3,000円以下の銘柄が約8割を占めています。

つまり、3,000株×1単元(100株)=30万円あれば、購入できる銘柄の選択肢が広がります。

とはいえ、まだ株式投資を経験したことがない方からすると、「もっと少額から始められると思っていた」「30万円を用意するのはちょっと難しい」と感じることもあるでしょう。

そんな方でも、もっと少額から始められる制度があります。

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1万円から株式投資を始める方法

株式投資は基本的に30万円から始めることが多いですが、まずは1万円など少額から始める方法もおすすめです。

具体的にどうすれば安価に始められるのか、4つの方法を解説します。

株価が安い銘柄を購入する

株価は企業によって大きく変わります。1単元の株式株価を表わす「単元株価価格」見てみると、キーエンスは685万4,000円、SMCは595万2,000円、ファーストリテイリングは497万2,000円です。

一方で、単元元価格が5000円未満のものは26銘柄、1万円未満のものは67銘柄あります(2025年1月時点)。

つまり、1万円用意できれば67種類から銘柄を選び、株式投資を始められるのです。

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単元未満株を購入する

単元未満株とは、1単元に満たない株式を指します。

上記の通り、原則として株式の売買は100株を基準としていますが、単元未満株であれば1株から購入できるのです。

通常の取引であれば、株価が高い企業の銘柄にはなかなか手が出ません。

しかし、単元未満株であればまとまったお金がなくても高額な銘柄を購入できます。

また、限られた資金で複数の銘柄を購入できるため、リスク分散の観点からもおすすめです。

一方で、1日あたりの売買できる価格が決まっていることが多いこと、手数料が高く設定されている点には注意しましょう。

また、取り扱っている証券会社は限られており、それぞれS株やワン株など独自の名前がつけられています。

株式ミニ投資を活用する

株式ミニ投資とは、1単元以下で取引できる方法です。

単元未満株と似ていますが、単元未満株は1株~99株のいずれかで取引できる一方、株式ミニ投資では10株、20株、30株……と、10株ごとの単位のみ取引可能となります。

メリットやデメリットは、単元未満株と同じです。また、一般的には「ミニ株」という略称がよく使われています。

株式累積投資で購入する

株式累積投資とは、あらかじめ毎月どのくらいの金額を使うか決めたうえで、定期的に株式を購入する方法です。

一般的に、「るいとう」とも呼ばれています。

株式累積投資は1銘柄につき1万円を下限として毎月の金額を設定できるため、少額から始められます。

1口座で20銘柄まで選ぶことができ、証券会社によって選択肢は異なります。

また、100株に到達する前に途中で売却することも可能です。

株式累積投資を扱っているのは大手証券会社がメインとなるため、事前に自分が契約したい会社で取り扱いがあるか調べておきましょう。

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少額から株式投資を始めるコツ

株式投資は少額でも始められますが、運用を成功させるにはコツがあります。

今回は、初心者の方でも意識できるポイントに絞ったので、ぜひ取引前にチェックしてみてください。

短期間で頻繁に売買しない

少額で株式投資を行う際、長期投資を意識しましょう。

短期間で大きな運用益を狙うと、日々の変動に一喜一憂し、焦りから不適切なタイミングで売買してしまう可能性が高まります。

特に投資初心者の方は、「自分の持っている株が、このまま紙くずになってしまうかも」「今売らないと、損をするかも」と考え拙速に取引してしまうことも多いです。

また、長期運用することで複利効果が得られます。

複利効果とは投資で得た利益をまたを投資に回すことで、繰り返すことでどんどん利益を生む現象を指します。

投資の世界では「時間を味方につける」という表現がありますが、運用期間が長くなるほど複利効果が大きくなり、成果を上げやすくなります。

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NISAを使って節税効果を狙う

NISAとは、投資を通じて得た収益を、非課税にする制度です。

通常であれば運用益の20.315%が課税されますが、NISAを活用するだけですべて非課税となります。

例えば、50万円の利益が出た場合、NISA口座を活用していれば50万円をそのまま受け取れます。

しかし、一般口座などを使っていると「50万円×20.315%」で、約10万円が税金として差し引かれてしまうのです。

株式投資を始める時には、必ずNISA口座を開設するようにしましょう。

また、NISAでは外国の株式にも投資ができるため、「まずは国内の株から始めて、ゆくゆくは外国株式にもチャレンジしたい」という方にもおすすめできます。

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手数料の低さにこだわる

株式を売買する時には、手数料がかかります。

株を買う時には「株数×買付価格+手数料」を支払い、株を売る時には「株数×売却価格-手数料」を受け取るという仕組みです。

株式投資では売買が成立することを約定と呼び、手数料は1回の約定代金に対して〇%と定められていたり、約定金額が〇円以下なら◯%と定められていたりします。

証券会社を選ぶ時には、ぜひ手数料が低いところを選びましょう。

最近では、約定代金に限らず手数料を無料とする会社も出てきました。

少額での投資は運用益も小さいため、取引の度に多額の手数料を取られてしまってはなかなか利益を出すことができません。

株の手数料とは?初心者でも節約できる投資のコストを徹底解説

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まとめ

今回は、株式投資を始めるにはいくら必要かについて解説しました。

30万円から始めるのがおすすめですが、それ以下の金額でも十分にチャレンジすることができます。

無理に資金を用意するよりも、1万円くらいから始めて、慣れてきたら投資金額を上げていくやり方がおすすめです。

まずは実際に売買してみて、少しずつ経験を積んでいきましょう。

初心者必見!株ってどんなもの?株に投資して得られる3つの利益を解説

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

株トレード歴40年のプロトレーダー相場師朗先生が監修する株式投資情報総合サイト「インテク」の編集部です。今から株式投資を始めたいと思っている投資初心者の方から、プロが実際に使っているトレード手法の解説までの幅広いコンテンツを「わかりやすく、気軽に、実用的に」をモットーに発信しています。

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