【2026年最新】金投資のデメリット7選!初心者が陥る「利益が出ない」罠と失敗しない始め方

金投資のメリットとデメリットを解説!

「将来のために安定した金(ゴールド)を持ちたい。

でも、今から始めて本当に損をしない?」 不安定な世界情勢やインフレが続く中、価値がゼロにならない「金」への注目がかつてないほど高まっています。

しかし、安易に手を出すのは危険です。金投資には、株式や預貯金とは全く異なる「特有のルール」と「見落としがちなデメリット」が存在するからです。

結論から申し上げますと、金投資は「短期間で大儲けするための手段」ではありません。

むしろ、知識がないまま始めると、高い手数料や為替変動によって、資産を増やすどころか目減りさせてしまうリスクもあります。

本記事では、プロの視点から金投資のデメリットを深掘りし、初心者が後悔しないための活用術を分かりやすく解説します。

金投資ってなに?金投資の基礎知識

   
目次

金投資とは?知っておきたい5つの主要な投資手法

【2026年最新】金投資のデメリット7選!初心者が陥る「利益が出ない」罠と失敗しない始め方

金投資と一口に言っても、その方法は多岐にわたります。

まずは、自分に合ったスタイルを見つけるために、主要な5つの手法を整理しておきましょう。

【金地金(インゴット)・金貨】

実物を手に持つ「所有感」が最大の魅力。貴金属店などで購入。

【純金積立】

毎月数千円からコツコツと買い増す手法。

時間分散(ドル・コスト平均法)が効く。

【金ETF(上場投資信託)】

証券口座を通じて市場で売買。

保管コストがかからず、流動性が高い。

【金鉱株投資】

産金会社の株式に投資。

金の価格以上に値動きが激しくなる傾向がある。

【金先物取引】

少額で大きな取引(レバレッジ)が可能。

上級者向けでリスクも高い。

ライフスタイルに合わせた選択が重要

金投資の最大の特徴は、その「柔軟性」にあります。

現物保有は災害や有事の際の究極の備えになりますが、利便性を優先するならネット証券で完結するETFが優れています。

投資の目的が「資産の防衛」なのか「値上がり益の追求」なのかによって、選ぶべき手段は大きく変わります。

まずはそれぞれの特徴を比較表で確認し、自分の許容できるリスクの範囲内で選ぶことが第一歩です。

【重要】金投資のデメリット7選|初心者が後悔するポイント

金投資には、他の金融商品にはない独自のデメリットが存在します。

ここを理解せずに始めると、「こんなはずじゃなかった」と後悔することになりかねません。

特に以下の7点は必ず押さえておきましょう。

① 利息や配当金といった「インカムゲイン」が一切ない

金はそれ自体が何かを生み出す「生産資産」ではありません。

株式なら配当、債券なら利息、不動産なら家賃収入がありますが、金はいくら長く持っていも、金が金を産むことはありません。

  • 保有期間中の利益はゼロ: 利益を得るには「安く買って高く売る」キャピタルゲインしかありません。

  • 複利効果が得にくい: 再投資による資産の爆発的な増加は期待しにくいのが現実です。

② 為替変動の影響を強く受ける(円高リスク)

金の国際価格は「米ドル」で決まります。

日本国内で金を購入・売却する場合、価格は「ドルの金価格 × 為替レート」で計算されるため、たとえ金の価値が上がっても、それ以上に「円高」が進むと、日本円ベースでの評価額は下がってしまいます。

③ 保管コストや盗難のリスク(現物の場合)

金地金や金貨を手元に置く場合、紛失や盗難のリスクが付きまといます。

これを避けるために銀行の貸金庫などを利用すれば、年間で数千円から数万円の「保管料」が発生し、実質的な利回りを押し下げてしまいます。

④ 購入・売却時の「スプレッド(価格差)」と手数料

これが初心者が最も損をしやすいポイントです。金の売買には「買い値」と「売り値」の差(スプレッド)が存在します。

  • 手数料の罠: 特に500g未満の地金購入時には「スモールバー手数料」がかかることが多く、購入した瞬間に数%の含み損を抱えることになります。

  • 現物とETFの差: コスト面だけを考えるなら、現物よりもETFの方が圧倒的に有利です。

⑤ 短期間で大きな利益を狙うのには不向き

金価格は比較的安定しており、1日で価格が2倍、3倍になることはまずありません。

短期的な投機目的で参入すると、値動きの少なさにしびれを切らしてしまうでしょう。

⑥ 倒産・債務不履行のリスク(一部の投資商品)

現物投資にはありませんが、「金の裏付けがない」一部の投資信託や証券化商品の場合、発行体の経営破綻によって資産が守られないリスクがゼロではありません。

⑦ 複雑な税制(売却益の計算)

金の売却益は「譲渡所得」として扱われ、給与所得などと合算して課税されます。

50万円の特別控除があるものの、保有期間が5年以内か5年超かによって課税対象額が変わるなど、確定申告の手間が発生します。

金投資のメリットを再確認|なぜ「有事の金」と呼ばれるのか?

デメリットを多く挙げましたが、それでもなお、世界中の投資家が資産の一部を金に割り当てるのには、代替不可能なメリットがあるからです。

  • 「無価値」にならない絶対的な信頼: 紙幣は発行国の信用が失墜すれば紙切れになりますが、金はそれ自体に価値がある「実物資産」です。

  • インフレ(物価上昇)への強さ: 通貨の価値が下がるインフレ局面では、実物資産である金の価格は上昇しやすい傾向にあります。

  • 世界共通の通貨としての機能: 地政学リスク(戦争やテロ)が高まった際、世界中どこでも換金できる金は「究極の安全資産」として機能します。

資産を守る「保険」としての役割

金投資の真髄は、利益を出すことではなく「他の資産が暴落した時に価値を維持する」ことにあります。

例えば、世界的な株安が起きた際、金は逆の動き(逆相関)をすることが多く、ポートフォリオに組み込んでおくことで、資産全体のダメージを和らげる効果(分散投資)が期待できます。

攻めの投資を支える「最強の守り」として機能するのが、金の最大の魅力と言えるでしょう。

【比較表】どの金投資を選ぶべき?目的別の最適解

投資手法 手数料・コスト 流動性(換金性) 管理の手間 おすすめの人
金現物 高め 普通 大(保管が必要) 有事に備えて手元に置きたい人
純金積立 中(月々の手数料) 高い 小(自動買い付け) 初心者がコツコツ貯めたい人
金ETF 低い(信託報酬) 非常に高い なし 効率よく値上がり益を狙いたい人
金鉱株 普通(売買手数料) 高い なし 高リスク・高リターンを求める人

金投資で失敗しないための実践的アドバイス

金投資を成功させる(=資産をしっかり守る)ためには、以下の3つのルールを自分に課すことが重要です。

ポートフォリオの10%以内に抑える

金は「利息を産まない」資産です。全財産を金に投じるのではなく、あくまで資産全体の5〜10%程度を「保険」として持つのが理想的です。

購入時期を分散させる

金価格はドル円相場や国際情勢に左右されます。「今が底値だ」と判断するのはプロでも難しいため、積立投資などで時間を分散し、平均取得単価を安定させましょう。

出口戦略(売却時期)を決めておく

 資産形成の目的が達成された時や、別の投資先(不動産や高配当株など)に切り替えるタイミングをあらかじめ想定しておきましょう。

「有事」に慌てて買わないこと

多くの人は、ニュースで「金が最高値を更新」「世界情勢が悪化」と報じられてから金を買いたくなります。

しかし、その時点ではすでに価格が吊り上がっていることが多く、高値掴みのリスクが高まります。

平時の、誰も金に注目していない時にこそ、静かに一定量を積み上げておく。これが金投資で負けないための鉄則です。

金投資に関するQ&A

Q1. 金投資に「詐欺」があると聞きましたが本当ですか?

A. はい、残念ながら存在します。

「元本保証で毎月配当が出る」「未公開の金鉱山への投資」といった勧誘には注意してください。

金は利息を産まない資産なので、高い配当を約束すること自体が不自然です。

必ず大手の貴金属店や証券会社を通じて取引しましょう。

Q2. 2026年の今、金を買うのは「高値掴み」になりませんか?

A. 金価格は歴史的な高水準にありますが、インフレが続く限り、価値が大きく損なわれる可能性は低いです。

ただし、一括で購入するのではなく、「純金積立」のように時期をずらして購入することで、高値掴みのリスクを最小限に抑えることができます。

Q3. 金とプラチナ、投資するならどちらが良いですか?

A. 資産防衛が目的なら「金」をおすすめします。

プラチナは工業用需要が中心で、景気変動による価格差が激しいため、投資難易度が高くなります。

世界的な信頼度と流動性の高さでは、金が圧倒的に優れています。

まとめ

金投資は、その輝きや歴史的な信頼性から非常に魅力的な投資先ですが、「利息がない」「為替リスクがある」「手数料が高い」といったデメリットを正しく理解しておく必要があります。

特に初心者の場合、現物の保管コストや売買スプレッドによって、目に見えない損失を抱えてしまうケースが少なくありません。

金投資の正解は、「資産のすべてを託すのではなく、暴落への備えとしてポートフォリオの1割程度を賢く保有すること」にあります。

2026年現在の不透明な経済状況下において、金はあなたの資産を守る力強い味方になってくれるはずです。

まずは少額の純金積立や、低コストなETFから、「守りの資産運用」を始めてみてはいかがでしょうか。

詐欺はある?金投資のリスクとは

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

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この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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