サラリーマンの方の中には株式投資に興味があるものの、どのように投資をしていけばいいのか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
仕事に追われる中で株価を逐一チェックしていては、本業に支障が出る場合もあります。
そんなサラリーマンの方におすすめの投資の仕方が、「スイングトレード」と呼ばれる投資の仕方です。
今回は、普段本業で忙しいサラリーマンの方がどのように株式投資で稼いでいけばいいのか、わかりやすく解説していきます。
この記事でわかること
- サラリーマンにおすすめの投資の仕方
- 無理せず稼ぎ続けるためにはどうすればいいか
- 銘柄の選定方法
サラリーマンにおすすめの投資の仕方
まず、投資のスタイルとして大まかに3種類存在します。
1日で取引を完結させるデイトレード、スイングトレード、中長期の3つの投資スタイルがあります。
デイトレードについては、株のデイトレードは効率的に稼げるのか?初心者視点で解説しますの記事でも解説しているので、合わせてご覧になってみてください。
おそらく、よく聞く投資スタイルとしてデイトレードに興味を持っている方もいらっしゃるかと思いますが、普段忙しいサラリーマンの方には少し合わない投資スタイルかもしれません。
なぜなら、1日でトレードを完結させるので仕事時間の中でトレードに充てる時間を増やせなければならなかったり、翌日以降の利益を逃してしまう可能性があったり、費用対効果があまり高い投資スタイルではないからです。
株価チャートを読めるようになってくると、より長期の軸でトレンドを捉えられるようになり、大きな利益を安定して狙えるようになります。
そのため、サラリーマンの方であればスイングトレードや中長期で稼ぐための手法を身に付ける方が、負担も少なく大きな利益を狙っていくことができるのです。
スイングトレードとは、数日~数週間ほどでトレードをする投資スタイルのことを言います。
より長期スパンになると、期間が短い時よりも先を見通す力が必要になるので、まずはスイングトレードで数日~数週間ほどのトレードを経験して、株式投資に慣れていくことが初心者にはおすすめです。
無理せず稼ぎ続けるためにはどうすればいいか
無理せず稼ぎ続けるためには、「再現性のある株の技術」を身に付けることが必要になってきます。
再現性のある株の技術とは、「株価チャートがこのような動きをしたらこう建玉(エントリーする)」というのを、根拠を持ってできるようになることです。
これができるようになるには、繰り返し練習をして自分の中に技術を染み込ませることが必要になります。
ギャンブルのように一か八かにかけていたら、資金があっという間になくなってしまうでしょう。
株をこれから始められる方であれば、いきなり実践トレードをするのではなく、まずは技術を磨くために「練習」をすることを推奨します。
株の練習方法については、株の勉強は絶対にやるべき!オススメ勉強ステップや失敗しないためのコツの記事をご覧ください。
継続的に利益を上げ続けるためには、練習して技術を磨くことが最短の方法となり得るでしょう。
時に、同じことの繰り返しはつまらないと感じることもあるかもしれませんが、繰り返し練習をして始めて技術は身に付いていくものです。
銘柄の選定方法
最後に大事になってくるのは、銘柄の選定方法です。
投資のスタイルが確立されていても、銘柄の選定基準を間違えてしまうとトレードで成果を上げることは難しくなってしまいます。
銘柄の選定基準については、初心者におすすめの株の買い方とは?プロも活用する3つの基本ポイントを押さえようの記事をご覧になってみてください。
一つ押さえておきたいポイントとしては、出来高が多い銘柄を選ぶことです。
なぜなら、出来高が低い銘柄の場合は機関投資家などのような大口の投資家の影響を受けやすく、株価が極端に動いてしまう可能性を秘めているからです。
そのようなリスクを避けるためには、出来高を注意してみるようにしましょう。
まとめ
- サラリーマンにおすすめの投資スタイルはスイングトレード
- まずは実践トレードでなく練習で技術を磨く
- 銘柄選定では特に出来高には注意する
いかがでしょうか?
ここまで、サラリーマンの方が投資を始めるための投資の仕方について見てきました。
自分に合った投資のスタイルというものを確立するまでいろいろ試してみるのもおもしろいかもしれませんが、これからトレードを始める方であればスイングトレードで投資に慣れていってはいかがでしょうか?
また、いきなり実践で資金を失うのが怖いという方は、しっかりと練習をして株の技術を磨いていきましょう。
カップウィズハンドルとは?株価上昇を見極めて買いを入れる方法
著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。
地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。
その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。