株式投資も事前準備が勝敗を決める!イチローに学ぶ成功の秘訣

【株は事前準備が大事!】イチロー選手に学ぶ事前準備の大切さ

株式投資における「事前準備」の重要性をご存知でしょうか?

もし「口座を開設して、資金を準備すればいいんでしょ?」と思われている方がいましたら、ちょっと待ってください。

もちろん、口座開設をして資金を準備する必要もあるのですが、それだけでは足りません。

事前準備を怠ってしまうと、あっという間に資金が底を尽きてしまう可能性もあり、痛い目を見ることになるでしょう。

運動をする前にストレッチをして怪我を防ぐのと同じように、株式投資でもしっかりと「正しい」事前準備をすることが大事なのです。

事前準備は、何をするにも重要であると言えます。

特に、プロ野球の世界が長年活躍をされていた「イチロー選手」の事前準備の周到さをあなたは知っているでしょうか?

イチロー選手は時として「天才」と称されることがありますが、その影には誰よりも努力をして、入念な事前準備をしている姿があります。

そこで、今回はイチロー選手の考え方を参考にしつつ、株における事前準備の重要性についても考察していきます。

この記事でわかること

  • イチロー選手に見る事前準備の大切さ
  • 株における「正しい」事前準備とは

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目次

イチロー選手に見る事前準備の大切さ

まず、イチロー選手の通算成績を見てみましょう。

最もわかりやすい偉大な記録として、通算安打数4,367という数字があります。

この数字は、日米通算での記録なので参考記録ながらも、メジャーリーグで最多のP・ローズ氏の4,256安打という記録を抜いて、世界1位の安打数です(日本では張本勲氏の3,085安打が最多)。

なぜこれだけの安打数を打つことができたのかというと、理由のひとつに「圧倒的な怪我の少なさ」があげられます。

どれだけ才能がある選手でも、そもそも試合に出ることができなければ、安打数を増やすことができません。

プロ野球選手であれば特に怪我は付き物で、優秀な選手でも大きな怪我による長期離脱によりシーズンを棒に振ってしまうこともよくあります。

イチロー選手も例外ではなく、全く怪我をしなかったわけではありません。

しかし、圧倒的に試合に望む準備を徹底していたイチロー選手は、怪我に対するリスクヘッジを怠りませんでした。

有名な話では、試合後の夕食前後自宅のマシーンでトレーニングを行い、寝る前の2時間のマッサージを毎日欠かさないというルーティーンがあったり、誰よりも早く球場入りしてウォーミングアップをしている姿などはよく知られています。

イチロー選手の名言の中に、

「“準備”というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していく、そのために考え得るすべてのことをこなしていく、ということですね。」

という言葉があります。

試合で打てなかったり上手くいかないことがあると、どうしても言い訳が出てきてしまう人もいるのではないでしょうか?

「昨日だらだらしないでもう少し素振りしておけば・・・」
「朝早起きして、しっかり体を動かしてから試合に出ればよかった・・・」
「コーチの指導方法が良くないんじゃないか・・・」

など、試合の後に言い訳や後悔をする人も少なくないかと思います。

しかし、そうした言い訳や後悔は事前の準備で排除できるということなんですね。

これは、株式投資に当てはめても大切なことです。

株式投資でも、事前準備をしっかりとせずにいきなり実戦でトレードをしてしまうと、後悔する結果になる危険性が高いと言えるでしょう。

最初たまたま結果が良かったとしても、再現性がないとすぐに失敗してしまいます。

株式市場では、約95%の人が負けて退場を余儀なくされるということも言われますが、その原因は明らかに「準備不足」があげられます。

根拠や理由もなくエントリー(建玉)をして、何百万、何千万という大金を株式市場で失ってしまう人もいるのが現状です。

そうならないためにも、株式投資においてもしっかりと事前準備をするようにしましょう。

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株式投資における正しい事前準備とは

では、株式投資における事前準備とは何でしょうか?

それは、事前に「正しい」情報を元に、知識のインプットと練習を繰り返していくことです。

株式市場の株価の動きは、100%正確に予想できることはまずありませんが、ある程度期待値の高い動きをする箇所があります。

そうした確率の高い条件の揃っている部分を株価の「チャート」から読み解き、自分の中に「型」として染み込ませることが非常に重要です。

「この動きをしたから買い」
「このチャートの流れは売り」

など、根拠のあるエントリーができるようになれば、株式市場で生き残れる可能性も高くなります。

あらかじめ、自分の中でイチロー選手のようにルーティン(ルール)を設定して、この動きが出たら玉を建てる、この動きが出たら手仕舞いのようなルールを決めておいて、それを愚直に実行するようにしましょう。

株式投資はメンタルがとても重要で、どんな状況下でも愚直に決めたことを実行するのは容易なことではありません。

しかし、「事前準備」をしっかりとして自分自身の決断に責任を取れるようになれば、トレーダーとしても一段上のステージにいけることでしょう。

当サイトの監修者である相場師朗(あいばしろう)先生が主催の「株塾」では、株式投資における事前準備に必要な知識を余すことなくご提供しています。

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まとめ

  • 何をするにも事前準備はとても大事
  • 株においても事前準備をすることで、トレードの精度を向上させることができる

いかがでしょうか?

納得の行くトレードができるかどうかは、事前準備にかかっていると言っても過言ではありません。

極論、根拠があるエントリーができていれば負けても納得できるようになり、負け続けることも少なくなるでしょう。

イチロー選手の打率も3割ほどで、10割全て打ち続けるということは不可能です。

株式投資においても、勝ち続けることは不可能なので、損失を大きくしないようにだけ気をつけましょう。

損失を大きくしないようにするためには、損切りという考え方が大事です。

損切りについて詳しくは、「損切り(ロスカット)の意味とは?初心者の方にわかりやすく解説します」の記事を参考にしてみてください。

事前準備をしっかりとして、勝ちパターンを身に付けていきましょう。

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この記事の監修者

監修者プロフィール

トレード歴40年の株職人。“株匠” を目指している。
20歳で株の売買を始めてから20年間、
「日本郵船」1銘柄のみの「売り」「買い」に集中、大きな利益を重ねる。
その後、宮本武蔵が洞窟に籠もるかの如く、チャートと建玉の研究に没頭する。

現在も、チャートと建玉の操作のトレード手法をさらに極めるべく精進を重ねており、
日本株、米国株、イタリア指数、イギリス指数、ユーロ指数、金、原油、コーン、FXなど、
どの市場でも大きな利益を生み出している。

ラジオNIKKEI「相場師朗の株は技術だ!」でキャスターを務める。
東京証券取引所北浜投資塾講師、日本経済新聞社お金の学校講師。

この記事を書いた人

著者プロフィール
根本 卓(株塾・インテク運営責任者)
1年間勉強・練習後に2013年から株式投資を運用資金30万円から開始。

地道に続け、7年後に月500万円の利益を出せるように。

その経験を活かし、株塾サービスに反映・インテク記事を書いています。

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