東京証券取引所について知っておくべきことを基礎から解説

こんにちは、インテク事務局です。

ニュース番組でマーケット情報を伝えられているとき、ぐるぐると回っている電光掲示板が映っているのを目にすることがあると思います。

実はこれ、東京証券取引所の中心にある「チッカー」というものです。

株式投資をしていると漠然と東京証券取引所という存在を認識していると思いますが、どのような施設なのかご存知でしょうか?

本記事では、売買にも欠かせない東京証券取引所について知っておくべきことを1から解説していきます。

この記事でわかること

  • 東京証券取引所の基礎
  • 東京証券取引所の立会時間と注文時間
  • 東京証券取引所が運営している株式市場5つ

そもそも東京証券取引所って?

株式投資をしていると目にすることも耳にすることも多い、東京証券取引所というワード。

一体どのような場所なのか、それをすべてご存知の方は少ないかもしれません。

東京証券取引所は「東証」とも呼ばれており、東京都中央区日本橋兜町にある日本最大の証券取引所です。

正式名称は「株式会社東京証券取引所」です。

証券取引所とは、株式や債券といった金融商品の売買取引をおこなうための施設で、需要と供給をマッチングさせることで適正な価格形成を図っています。

なんとニューヨーク証券取引所・ロンドン証券取引所と肩を並べるほどの規模で、「世界三大証券取引所」の1つでもあります。

東京証券取引所の立会時間や注文時間

トレーダーの方は絶対知っておきたい、東京証券取引所の立会時間についてご紹介します。「立会時間って何?」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、取引時間だと解釈していただいて問題ないでしょう。

なぜ立会時間と呼ばれているのかというと、かつて証券取引所での取引は機械化されておらず、取引員が現地に立ち会って(集まって)取引をおこなっていたからです。

取引が機械化されたのは、1995年5月以降のことになります。

では、気になる東京証券取引所の立会時間ですが、以下のとおりです。

「前場」、「後場」の二部構成となっており、それぞれ午前、午後と解釈して問題ありません。

  • 前場…9時~11時30分
  • 後場…12時30分~15時

また、前場が開始する9時を「寄り付き」、前場が終了する11時30分を「前場引け」といい、後場が開始する12時30分を「後場寄り」、後場が終了する15時を「大引け」といいます。

これらの用語は株価に関するニュースなどでもよく用いられるため、知っておいて損はないでしょう。ちなみに前場が終了する11時30分から後場が開始する12時30分までの時間は、昼休みとされています。

しかしヨーロッパや韓国など他国の証券取引所では昼休みは設けられておらず、朝から絶え間なく取引をおこなうことが可能です。

そのため東京証券取引所でも2010年ごろから、昼休み撤廃が検討されています。

また上記でご紹介したのは立会時間であって、注文が可能な時間は別途で設定されています。

注文時間は金融商品の種類によって異なるのですが、現物取引(日本株)の場合は以下のとおりです。

  • 8時~11時30分
  • 12時5分~15時

このように、寄り付きや後場寄りの少し前から注文が可能になっています。

東京証券取引所の休業日

東京証券取引所では、上記の立会時間であれば年中取引ができるというわけではなく、休業日があります。

基本的には、土曜日・日曜日・国民の祝日(振替休日を含む)・大晦日・三が日が休業日です。

一般的な会社員の方のライフスタイルとよく似ていますね。

ちなみに年内最後となる営業日12月30日を「大納会」、年始最初となる営業日1月4日を「大発会」としており、立会時間は通常どおりです。

しかし休業日が存在することには、デメリットもあります。

それは、もし国内外で株価に関わる大きなイベントが起こったとき、東京証券取引所が休業日だったらなにも対応をとることができないということです。

一方でアメリカは日本ほど休業日が多くないので、より大きなイベントに対応しやすい環境となっています。

少し有利な気がしますよね。

日本に住んでいる方にとって祝日が多いことはうれしいことなのですが、株式投資のことだけを考えるとリスクであると思った方がよいかもしれません。

東京証券取引所が運営する株式市場

東京証券取引所は、以下の5つの株式市場を運営しています。

2020年1月時点での上場企業数も記載します。

  • 市場第一部…2,159社
  • 市場第二部…489社
  • マザーズ…316社
  • JASDAQ…705社
  • TOKYO PRO Market…33社

このように、合計3,702社が東京証券取引所の株式市場に上場しています。

市場第一部・市場第二部は、それぞれ「東証一部」、「東証二部」という呼び方に馴染みがあるかもしれません。

これら2つの市場は「本則市場」と呼ばれ、日本を代表する中心的な株式市場といえます。

また、マザーズ・JASDAQはどちらもベンチャー企業が多く上場している株式市場です。

JASDAQはかつて株式会社ジャスダック証券取引所が運営していたのですが、大阪証券取引所に吸収合併されたのち、大阪証券取引所が東京証券取引所と経営統合して今に至ります。

最後にTOKYO PRO Marketは、機関投資家向けの国際ベンチャー企業銘柄が多く上場している株式市場です。

一般投資家は注文を出すことができません。東京証券取引所は、以上のような5つの株式市場を運営しています。

約4,000もの銘柄があると、どの銘柄でトレードをするかということはとても悩ましいポイントではないでしょうか?

そこで参考となるのが、プロの銘柄選定方法です。

当サイトの監修者であるプロトレーダーの「相場師朗(あいばしろう)」先生によると、安定的に利益を狙うためには一定基準を満たして中から銘柄選定を行うことが重要だとわかります。

詳しくは初心者におすすめの株の買い方とは? プロも活用する3つの基本ポイントを押さえようの記事をご覧ください。

まとめ

  • 東京証券取引所は株式売買をおこなうための施設
  • 立会時間(取引時間)は9時~11時30分(前場)と12時30分~15時(後場)
  • 土日祝日と大晦日、三が日は休業日であり取引ができない
  • 市場第一部・市場第二部・マザーズ・JASDAQ・TOKYO PRO Marketの5市場を運営している

いかがでしたでしょうか?

本記事では東京証券取引所について、基礎事項から詳しくご紹介してきました。

他国の証券取引所と比べると昼休みがあったり休業日が多かったりして、取引があまり機動的におこなえないというリスクがあることがお分かりいただけたかと思います。

まだ株式投資を始めたばかりという方は慣れないことも多いかと思うので、本記事で立会時間や注文時間についておさらいをし、投資に慣れていきましょう。

インテク監修 株式投資歴36年以上のプロトレーダー 相場師朗の最新情報をお届け!