「株主総会」って何? 参加方法や決議について解説します!

こんにちは、インテク事務局です。

みなさんは「株主総会」に参加したことがありますか?

おそらく株式投資を長年おこなっている方や株主総会に興味がある方でも、実際に株主総会に参加したことがある方はあまり多くないのではないでしょうか?

もちろん、参加することは必須ではありませんが、どのような仕組みで開催されているのかを理解しておくことで今後役立つこともあるかもしれませんね。

今回は、株主総会とはどのようなものなのかを確認して、その仕組みを理解していきましょう。

この記事でわかること

  • 株主総会とは何か
  • 株主総会の種類
  • 株主総会に参加する方法
  • 株主総会の決議のおこなわれ方

株主総会って何?

「株主総会」という言葉を知っているものの、具体的な内容については知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで、まずは株主総会についての基礎からご説明していきます。

株主総会とは、株式を発行している株式会社において最上位となる意思決定機関のことです。

私たちは株式投資をおこなうにあたってさまざまな企業の株式を保有することになると思いますが、そうすると「株主」としての権利が付与されます。

ここで、株主になるとどのような権利が付与されるのかご存知でしょうか?

代表的なのは、

  • 自益権
  • 共益権 の2つです。

「自益権」は、出資した株式会社から経済的な利益をもらう権利のことです。配当金の受け取りなどがこれにあたります。

次に「共益権」は、株式会社の経営に参画できる権利のことです。

代表的なものとして「株主総会における議決権」があります。

このように企業への出資者、つまり実質的には一所有者でもある株主の権利の1つとして、実は私たちは株主総会に出席し意思決定に参加する権利(議決権)を持っています。

株主総会では企業経営における重要な事柄についての意思決定がなされるので、株主である以上は無視できない行事といっても過言ではありません。

株主総会の種類

株主になると参加することができる株主総会ですが、実は2種類に分けることができます。分類の基準は、株主総会が開催される(株主が招集される)時期です。

以下で1つずつ見ていきましょう。

定時株主総会

1つめは「定時株主総会」です。開催時期は、毎事業年度が終了してから一定期間後とされていますが、基本的には6月下旬に開催されることが多いです。

定時株主総会は、会社法(会社の設立や組織、運営について定められた法律)において必ず開催しなければならないと義務付けられている場となっています。

なぜ6月下旬に開催されることが多いかというと、まず日本企業は3月決算であることがほとんどで、会社法・法人税法・金融商品取引法…などといった法律のしがらみによって決算から3カ月以内に開催することが望ましいとされているからです。

臨時株主総会

2つめは「臨時株主総会」です。開催が義務付けられているわけではなく、必要があれば時期・回数関係なく開催することができます。

開催が必要になる理由は、以下のものが考えられます。

  • 取締役が欠員したことによる補充取締役の選任
  • 事業目的が追加されたことによる定款の変更
  • 非公開会社において第三者割当増資をおこなうとき
  • 新株予約権を発行するとき

株主総会に参加するには

このように、決まった時期だけではなく臨時的に開催されることもある株主総会ですが、どうやって参加するのでしょうか?

まず企業が株主総会の開催を決定して日時や場所などを取り決めると、「招集通知」が株主に送られてきます。

招集通知は必ず開催日の2週間前までに発送されるので、株主総会までの準備期間は十分に確保されています。

基本的に招集通知に記載されている事柄は以下のとおりです。

  • 日時
  • 場所
  • 目的事項
  • 報告事項
  • 決議事項

株主総会当日は、議決権行使ハガキを持参して記載されている場所に行き、受付を済ませればOKです。

「正装しないといけないの?」と服装について心配される方も多いですが、株主総会にドレスコードなどはないので思っているよりも気軽に参加して問題ありません。

もし株主総会に参加しない場合は、ハガキやインターネット上などで意思表示をおこなうことができます。

株主総会の決議はどうやっておこなうのか

株主総会では会社の根本事項や役員に関する事項、株主の利害に影響を及ぼしかねる事項など、重要度の高い事項について決議がおこなわれます。

ここで、私たち株主の意見がどのような力量で反映されるのかが気になりませんか?

実は株主には、原則保有株1株につき1議決権が与えられており(1株1議決権の原則)、決議は多数決でおこなわれます。

つまり、その企業の保有株数が多ければ多いほど株主総会における影響力も高まります。

また住んでいる地域やスケジュールなどの都合で、参加したい株主総会に参加できないということもあるかもしれません。

このような理由で株主が持つ議決権が行使されないというのはよくありませんので、株主総会では議決権を代理人が行使することができたり、書面・電子での投票制度が設けられていたりします。

できるだけ多くの議決権が行使できるような制度が整っているのはうれしいですね。

まとめ

  • 株主総会とは企業に関わる重要事項についての意思決定をおこなう最上位の機関
  • 定時株主総会と臨時株主総会の2種類があり、定時株主総会は開催が義務付けられている
  • 保有株1株につき1議決権が与えられている

本記事では、株主総会について詳しくご紹介してきました。

「自分には関係ない」と思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、その企業の株主であれば招集通知が届くので気軽に参加が可能です。

普段株価チャートを見て投資をしている人も、一度参加してみてもおもしろいかもしれないですね。

株主としての権利の一つとして、覚えておきましょう。

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