米国株の株主還元は手厚い?連続増配銘柄や高配当銘柄をご紹介!

こんにちは、インテク事務局です。

米国株は日本株と比べて株主還元が手厚いことをご存知でしょうか?

米国株は日本株のように株主優待は実施されていない一方で、配当金の支払いや自社株買いにとても積極的という一面があります。

本記事では米国株投資をしようと思っている方に向けて、株主還元について詳しく解説します。

日本株との比較もおこなっているので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事でわかること

  • 米国株の配当金支払いについて
  • 米国株は総還元性向が高い
  • 米国株の配当利回りランキング

米国株は「配当」による株主還元が手厚い!

株式投資をしている方のなかには、キャピタルゲインと併せてインカムゲインも狙っているという方も多いはずです。

実を言うと、米国株は配当金の支払いによる株主還元が非常に手厚いため、インカムゲイン目的での保有にもってこいといえます。

なぜ株主還元が手厚いのかというと、米国では「会社は株主のものである」という考え方が日本よりも強いからです。

ビジネスを行って利益が出たらその分株主に還元するのが当たり前、というのが米国の株主還元に対する考え方です。

配当金が多い分、日本ではお馴染みの株主優待は存在しませんが、どの企業でも優待の内容に左右されず配当金という形で恩恵を得られることができるので魅力的かと思います。

以下ではさらに米国株の配当金について深堀していきます。

米国株の配当金支払いは年4回が主流

日本では年1~2回行われることの多い配当金の支払いですが、米国ではなんと年4回の支払いが主流です。

日本の2倍以上の頻度で支払われることになります。

四半期ごとにインカムゲインを得ることができるというのも米国株の魅力です。

連続増配銘柄が多い

配当金の支払い額が年々増額することを「連続増配」といいます。

日本企業では花王が連続増配年数30年でトップを誇っていますが、米国企業の連続増配トップを誇っているアメリカン・ステイツ・ウォーターの連続増配年数は、なんと65年です。

花王の2倍以上の年数の間、増配を続けているということになります。

そのほか米国株では連続増配銘柄として、プロクター・アンド・ギャンブル(P&G:63年)、コカ・コーラ(58年)、ジョンソン&ジョンソン(57年)などがあり、有名企業が名を連ねています。

連続増配銘柄は、配当金をたくさんもらえるというだけではなく、配当金を増やせるだけの安定した経営基盤が実現できているということになるため企業としても優良です。

よって、配当金目的で保有されることが多くても、実は投資対象としても非常に有効だといえます。

総還元性向が日本企業の2倍以上

配当金以外の株主還元策として、もう1つ自社株買いがあります。

米国企業は自社株買いにも非常に積極的です。

その結果、株主還元の度合いを示す指標である総還元性向が日本企業の2倍以上になっています。

自社株買いをおこなって、1株あたり利益(EPS)や自己資本利益率(ROE)が増加すると、株主は好意的に感じるため株価が上昇しやすくなります。

米国企業はこういった目的でも、自社株買いに積極的であることがわかります。

米国株の配当利回りランキング

購入した銘柄の株価に対して、1年間でどれだけの配当金を受け取ることができるのかが分かるのが配当利回りです。

米国株投資で安定的にインカムゲインを得ていくためには、配当利回りにも着目しましょう。

配当利回りが高い株、いわゆる「高配当株」「配当貴族株」は配当金をたくさんもらえるというだけではなく、なんらかの影響でマーケット状況が悪くなっても株価が下落しにくいというメリットもあります。

そこで以下では、NYダウ構成銘柄における米国株の配当利回りランキングをご紹介します(2020年7月17日時点)。

聞いたことがある企業名も多いかと思うので、安心して投資することができるでしょう。

ぜひ参考にしてみてください。

1.エクソン・モービル:7.86%
2.シェブロン:5.84%
3.ボーイング:5.53%
4.IBM:5.30%
5.ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス:4.52%
6.ベライゾン・コミュニケーションズ:4.41%
7.ファイザー:4.27%
8.スリーエム:3.66%
9.JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー:3.60%
10.コカ・コーラ:3.55%

比較対象として、日経平均株価の平均配当利回りは予想値1.95%です。

いかに上記10社の配当利回りが高いのかがお分かりいただけるのではないでしょうか?

配当利回りトップのエクソン・モービルは、みなさんご存知の石油大手企業です。

新型コロナウイルスの感染拡大による影響で原油需要が減少したことに伴い、原油価格が下落したことを受け、設備投資を30%縮小することを発表した同社ですが、その際配当金についての措置は取られなかったようです。

企業が追い込まれた状況になったとしても、手厚い株主還元は突き通すという姿勢が見られますね。

連続増配年数は37年に達しているので、こちらのプライドに賭けた可能性も十分にあるのではないでしょうか。

このように、米国株の配当の手厚さは数値や企業の行動にしっかりと表れています。

投資対象を選ぶ際は1つの参考にしてみてください。

まとめ

  • 米国株の配当金は年に4回支払われるのが主流で、配当利回りも高い
  • 連続増配年数トップ企業はアメリカン・ステイツ・ウォーターで、65年
  • マーケット状況の悪化や減収見込みの可能性があっても、配当金支払いの姿勢を変えない企業が多い

いかがでしたでしょうか?

本記事では、米国株の株主還元について詳しく解説しました。

いかに米国株でインカムゲインを狙いやすいかが、お分かりいただけたのではないでしょうか。

気を付けなければならないのは、単にこの大手企業なら安心して業績を期待できると思い投資をした場合、業績悪化によって配当利回りだけではなく株価の下落にも巻き込まれて大きな損失を抱えてしまう可能性もあるということです。

また、通常のトレード並みに利益を狙うためには、かなりの資金が必要となるので注意が必要です。

そのため初心者の内は無理に難しい投資に手を出すよりも、自分のテクニカル分析などの技術を磨きながらトレードで利益を狙った方が良いでしょう。

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