【特集記事】先物取引④先物取引の始め方

こんにちは、インテク事務局です。

4月の特集記事では、全5回にわたって「先物取引」について解説します。

前回は先物取引のメリットとデメリットについて解説しました。

先物取引は少額資金で大きな利益を見込める可能性がある一方で、想定外の損失が生じることもあり、ハイリスク・ハイリターンな投資といえます。

適切なトレードを行えば資産を大きく増やせるため、先物取引を始めたいと考えている人も多いのではないでしょうか。

「先物取引を始めてみたいけど、まず何をすればいいの?」
「先物取引を始める時に注意すべきことはある?」

第4回となる今回の記事では、先物取引の始め方について解説します。

先物取引の始め方

先物取引を始めたいと思ったら、まず何をすればよいのでしょうか。

先物取引の始め方について、3ステップで順番にご説明していきます。

1.先物口座を開設する

先物取引を始めるためには、まず「先物口座」を開設する必要があります。

株式投資や投資信託の購入などのために、すでに証券会社で証券口座を開設している人も多いと思います。

すでに証券口座を開設している人でも、先物取引では別途「先物口座」の開設が必要となるため、開設の手続きを行いましょう。

ネット証券であればオンライン上で開設手続きが完結し、最短で申し込み完了と同時に口座開設が完了し即日取引を始められる場合もあります。

証券会社によってサービスや取扱銘柄に違いがあるため、希望する銘柄の取扱いがあるか事前に確認しておくと良いでしょう。

初めての取引では、初心者向けのサポートサービスが充実していたり、手数料が良心的な価格の証券会社を選ぶとスムーズではないでしょうか。

2.投資資金を入金する

先物口座を開設できたら、取引のための資金を口座に入金しましょう。

先物取引を始めるには、最初にどのくらいの資金が必要なのか気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。

先物取引の銘柄にはさまざまな種類があるため、必要な資金量はそれぞれの取引によって異なります。

例えば初心者からも人気の高い株式指数先物取引では、「日経225先物ミニ」という商品なら、取引単位が「日経225先物取引」の10分の1のため必要資金が少額ですみます。

2021年4月14日時点で「日経225先物ミニ」の最低証拠金は20万円以下となっており、比較的チャレンジしやすい価格といえるのではないでしょうか。

他の銘柄では最低証拠金が増えるため、さらに資金を用意できれば投資機会はいっそう広がるでしょう。

3.取引を行う

入金が反映されれば、いよいよ先物取引のトレードを行うことができるようになります。

トレードする際は、以下の事項を決めて注文を出します。

・銘柄
・「売り」「買い」
・数量
・注文の種類
・注文の条件

先物取引の注文方法は、「指値(さしね)」と「成行(なりゆき)」に大きく分けて考えると良いでしょう。

指値は指定した価格で購入する方法で、想定外の価格での約定を防げますが、慎重すぎると売買のチャンスを逃してしまうこともあります。

成行は価格を指定せずに購入する方法で、売買チャンスを逃しにくい一方、想定外の高い価格で買い注文が成立してしまうこともあります。

また注文の条件として、以下の執行条件を選択することができますので、覚えておきましょう。

執行条件

・FAS(フィル・アンド・ストア):発注数量の一部が約定して未執行数量が残った場合、残数量が有効になる。指値注文で選択できる。

・FAK(フィル・アンド・キル):発注数量の一部が約定して未執行数量が残った場合、残数量が失効する。指値注文・成行注文両方で選択できる。

・FOK(フィル・オア・キル):発注数量がすべて約定しない場合、全数量が執行する。指値注文・成行注文両方で選択できる。

さらに先物取引では、注文の有効期間として「日中」「当日」「週末まで」を指定することができます。

まとめ

今回は先物取引の始め方について解説しました。

証券会社で先物口座を開設し必要資金を入金することで、先物取引を開始することができます。

ネット証券であればオンライン上で口座開設することもできるので、気になったらまずは開設の申し込みをしてみてはいかがでしょうか。

注文の仕方などで株式投資とは異なる点もあるため、慣れないうちは戸惑うこともあるかもしれません。

しかし慌てず丁寧に覚えていけば、決して難しくはありません。

そしてせっかく先物取引を始めるのであれば、効率的に資産を増やしていきたいですよね。

最終回となる次回は、先物取引で効率的に稼ぐ方法について解説します。

インテク監修 株式投資歴36年以上のプロトレーダー 相場師朗の最新情報をお届け!