【金融のキホン③】単利と複利の違いって?72の法則も解説

こんにちは、インテク事務局です。

今回の特集記事では、全5回にわたって「金融のキホン」について解説します。

【金融のキホン①】金融って何?金融の仕組みとは

【金融のキホン②】金利って何?変動・固定金利、グレーゾーン金利とは

【金融のキホン③】単利と複利の違いって?72の法則も解説

【金融のキホン④】利率と利回りって何?株式投資や不動産投資の利回りも解説

【金融のキホン⑤】マイナス金利って何?生活への影響は

前回は金利の意味と役割について解説しました。

金利には「単利」と「複利」というものがあります。

「単利と複利の違いって何?」

「72の法則って聞いたことがあるけど、どういうこと?」

特に資産運用や投資に興味がある人にとって、単利と複利は必ず知っておきたい知識です。

今回は単利と複利の違い、そして知っておくと便利な「72の法則」について解説します。

目次

単利と複利の違い

金融商品の金利の説明では、「単利」と「複利」という言葉がよく登場します。

それぞれどのような意味なのか、解説します。

単利とは

単利とは、毎回当初元金に対してのみ、同額の利息が付くことです。

英語では「Simple Interest」といい、計算式は以下のようになります。

・単利の計算式:元本×(1+年利率×n) (n=運用年数)

元本100万円を年利5%で運用する場合、1年間の利息は5万円となり、翌年も変わらず5万円となります。

これは計算式に当てはめると以下のようになります。

100万円×(1+0.05×1)=105万円 (1年目)

100万円×(1+0.05×2)=110万円 (2年目)

主な単利式の金融商品としては、元金自動継続の定期預金や国債、社債などが挙げられます。

複利とは

複利とは、元本に付いた利息に対して、さらに利息が付くことです。

英語では「Compound Interest」といい、compoundには「複合の、複式の」といった意味があります。

計算式は以下のようになります。

・複利の計算式:元本×(1+年利率)^n (n=運用年数)

元本100万円を年利5%で運用する場合、2年目以降からは1年目に発生した利息5万円も元本に組み入れられる形で再投資されます。

これは計算式に当てはめると以下のようになります。

100万円×(1+0.05)^1=105万円(1年目)

さらに翌年この105万円を元本として複利で運用すると、2年目には110.25万円となるのです。

100万円×(1+0.05)^2=110.25万円(2年目)

主な複利式の金融商品としては、元利自動継続の定期預金や、積立預金、分配金再投資型の投資信託などが挙げられます。

複利効果とは

複利で運用すると、利息にまた利息が付いていくため、そのお金の増え方は「雪だるま」に例えられることが少なくありません。

利息が利息を生みお金がふくらんでいく効果は「複利効果」と呼ばれます。

元本100万円を年利5%で運用し続けた場合、単利では元本の100万円の2倍になるのは20年後ですが、複利では15年後と、5年も早く到達してしまいます。

複利では25年後に300万円、30年後には400万円とどんどん増えていき、最終的に30年間運用するとその金額は単利と複利で「182万1,942」円もの差になるのです。

複利効果がいかに大きいものか、お分かりいただけるでしょう。

72の法則とは

複利の効果は理解できても「複利の計算ってちょっと大変…」と感じる人もいらっしゃるかもしれません。

そこで複利で運用して資産を倍にするための期間を、より簡単に計算できる「72の法則」をご紹介します。

「72の法則」は、お金が2倍になる期間を簡単に計算できる便利な式です。

72÷金利=お金が2倍になる期間(年)

たとえば100万円のお金を複利で運用した場合で計算してみましょう。

1%で運用した場合:72÷1=72 

3%で運用した場合:72÷3=24 

6%で運用した場合:72÷6=12

どうでしょうか、とても簡単ですね。

1%で運用すると、資産が倍になるのに72年もかかりますが、6%で運用すれば12年で倍になるのです。

運用のパフォーマンスにより、資産の増え方が大きく変わってくることがよく分かると思います。

複利運用の際にはとても便利な式なので、ぜひ覚えてみてくださいね。

なおこの公式を発見したのは、かの有名なアインシュタイン博士だとされています。

まとめ

今回は単利と複利の違い、そして72の法則について解説しました。

単利は、毎回当初元金に対してのみ同額の利息が付きます。

いっぽう複利は元本に付いた利息に対して、さらに利息が付くため、雪だるま式にお金が増えていき、利息が利息を生むその増え方は「複利効果」とも呼ばれます。

「72の法則」を使えば、複利運用により資産を倍にするための期間を簡単に計算できます。

資産を大きく増やしたい人は、単利ではなく複利での資産運用を検討してみてはいかがでしょうか。

次回は「利率と利回り」について解説します。

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この記事を書いた人

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