【金融のキホン②】金利って何?変動・固定金利、グレーゾーン金利とは

こんにちは、インテク事務局です。

今回の特集記事では、全5回にわたって「金融のキホン」について解説します。

【金融のキホン①】金融って何?金融の仕組みとは

【金融のキホン②】金利って何?変動・固定金利、グレーゾーン金利とは

【金融のキホン③】単利と複利の違いって?72の法則も解説

【金融のキホン④】利率と利回りって何?株式投資や不動産投資の利回りも解説

【金融のキホン⑤】マイナス金利って何?生活への影は

こんにちは、インテク事務局です。

今回の特集記事では、全5回にわたって「金融のキホン」について解説します。

「金利ってどういうこと?」

「住宅ローンの金利って色々あるみたいだけど、どう違うの?」

「テレビでよく聞くグレーゾーン金利とか過払い金って何?」

「金利」という言葉は、みなさん耳にしたことがあるでしょう。

特にマイホームの購入を考えている人や、クレジットカード会社や消費者金融でお金を借りたことがある人などは、金利を意識する機会も少なくないでしょう。

今回は金利とは何か、詳しく解説します。

まず「金利」とは、いったい何なのでしょうか。

目次

金利は1年間の利息の割合

お金を借りたときには、その対価として「利息」を支払う必要があります。

利息とは、お金のレンタル料のようなものです。

お金を貸す側からすると、お金を貸すと全額返ってこないかもしれないリスクがあります。

そこでお金を借りる人は、貸してくれる人にレンタル料として利息を払うのです

そして借りている金額に対して、支払う利息の割合のことを「金利」といいます。

つまり金利は「借りたお金(元金)のレンタル料」として、上乗せして支払うお金の割合なのです。

「利息」は基本的には「利子」と同じ意味で使われ、金融機関は、貸したお金に利息を付けて返してもらうことで利益を得ています。

金利は利息を算出するときの基本になるもので、通常は元本に対する1年間の利息の割合が「%」であらわされます。

つまり「年利」ですね。

「日利」や「月利」も存在しますが、現在ではほとんど使われていません。

金利と利息の関係は、以下の式であらわすことができます。

利息=元金×金利

例えば金利1%で100万円を借りると、利息は1万円となります。

金利の動き

金利は変動する場合があります。

お金を借りたい人がたくさんいればお金の価値は上がり、「高い金利を払ってでもお金を借りたい!」という人がいるので金利は上昇します。

逆にお金を必要とする人が少なければ、金利は下がる可能性があります。

資金の供給が少なかったり、資金の需要が多ければ金利は上昇し、資金の供給が多かったり、資金の需要が少なければ金利は下がるというわけです。

また物価との関係にも注意する必要があり、たとえば年間の物価上昇率が1%のときに、年2%の金利でお金を借りると、実質1%で借りていることになります。

物価の上昇によって1年後のお金の価値は1%減少するためです。

物価の上昇が大きければ、金利も上昇して高金利となり、逆に物価の上昇がそれほど大きくなければ低金利となります。

金利の変動要因には、物価以外にも「景気」や「為替」、「海外金利」なども影響してきます。

住宅ローンの金利

続いて金利にはどのような種類があるのか、整理してみましょう。

住宅ローンなどでよく使われる金利が、固定金利と変動金利です。

固定金利

固定金利では、一度借りたら金利の見直しは行われず、原則として最後まで同じ金利が適用されます。

金利が変わらないため、毎月の返済額も変わりません。

固定金利の代表的な住宅ローンが、「フラット35」です。

住宅金融支援機構と民間金融機関が提携しており、公的機関が関わっているために比較的低い金利で借りられるとして人気を集めています。

変動金利

変動金利は、金利が変動するタイプで、多くの金融機関が扱っています。

半年ごとに金利が見直されることが一般的で、半年後に基準となる金利が上下していれば、それに変動して変動金利も上下するというわけです。

金利が変動するため、それに応じて支払う利息も変動します。

ただしローンの返済額がひんぱんに変わると家計が不安定になってしまうため、毎月返済額の見直しは5年に1回というケースが一般的です。

借金の金利

住宅ローンだけでなく、クレジットカード会社や消費者金融で借金をする際にも金利が設定されます。

借金の金利にはどのような特徴があるか解説します。

借金の金利の上限

借金の金利は「出資法」と「利息制限法」という2つの法律によって、厳しく制限されています。

銀行やクレジットカード会社、消費者金融が融資する際に設定できる金利には、下記のように上限が定められています。

・出資法の上限金利:年20%

・利息制限法の上限金利

 10万円未満の貸付:年20%

 10万円~100万円未満の貸付:年18%

 100万円以上の貸付:年15%

違法業者、いわゆる「ヤミ金」はこの上限を無視して融資を行うことがあります。

例えばドラマや漫画で耳にする「トイチ」は10日で10%(年3,650%)と上限を大幅に超えています。

法律で定められている上限と比較すると、違法な金利がいかに暴利かよく分かりますね。

グレーゾーン金利とは

テレビCMなどで「過払い金」や「グレーゾーン金利」という言葉を聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

グレーゾーン金利とは、先述した利息制限法の上限利率と、出資法の上限利率との間の利率のことです。

利息制限法には違反しているため違法金利となるのですが、出資法には違反していないため刑事罰には問われないというものです。

グレーゾーン金利は、2006年に最高裁の判決で無効となり、2010年の貸金業法改正で撤廃されました。

ただし2008年ごろまで、多くの貸金業者がグレーゾーン金利を適用していました。

出資法の上限金利は、現在は年20%ですが、2000年代は年29.2%となっていました。

そのため利息制限法の上限金利(15%〜20%)より高く、当時の出資法の上限金利(29.2%)よりも低い金利がグレーゾーン金利となっていたのです。

グレーゾーン金利で返済した人は「過払い金」としてお金を取り戻すことができます。

そのため2007年ごろから、過払い金の返還を求める訴えが全国で起きるようになったのです。

まとめ

今回は「金利」について詳しく解説しました。

お金を借りると、借りた分だけ「利息」を支払う必要があり、金利はその利息を決定するものです。

金利について正しい知識を持っておくことで、自分に合った金利の種類を選ぶことができ、上手にお金を借り入れることができるでしょう。

また借金の金利は法律で上限が定められていることを知っておくことも、トラブルに巻き込まれないためには大切なことです。

住宅ローンを利用したマイホームの購入や、お金の借り入れを検討している人は、金利については特に理解しておくようにしたいですね。

 

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この記事を書いた人

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