ドルコスト平均法って本当にいいの? 知っておきたい弊害とは

こんにちは、インテク事務局です。

「ドルコスト平均法」という言葉を聞いたことがありますか?

株などを買う時に、定期的に一定金額分を買っていく方法です。

一定金額分だけ買うことによって高値のときは少しだけ、安値のときは多く買い付けることができるのがメリットとされていて、リスクを分散できる投資方法として特に初心者におすすめとされています。

しかし実はドルコスト平均法には注意すべき弊害もあり、すすめられるまま安易に手を出してしまうと大きな損を出してしまうこともあるので注意が必要です。

なぜ、ドルコスト平均法には大きな損をしてしまうリスクもあるのか、その注意点について詳しく解説します。

ドルコスト平均法の弊害について理解した上で、株取引でより大きな利益を上げる方法について考えてみましょう。

この記事でわかること

  • ドルコスト平均法の仕組み
  • ドルコスト平均法の注意点
  • 株取引でより大きな利益を上げる方法

ドルコスト平均法の仕組み

ドルコスト平均法は定期的に一定額を買っていく方法ですが、どのような仕組みなのか具体例を挙げて考えてみましょう。

例えば投資信託の基準価額は毎日変動しますが、ある投資信託の1口当たりの基準価額が1月は100円、2月は90円、3月は80円と変動していったとします。

投資用の資金が3万円あったとして、1月から3月までの間に毎月一定量を購入する場合と、毎月一定額を購入するドルコスト平均法の場合で比較してみましょう。

毎月一定量を購入する場合、毎月100口ずつ購入すると300口購入でき、平均購入価格は90円です。

一方、毎月一定額を購入するドルコスト平均法の場合は毎月1万円ずつ購入することにすると1月100口、2月111口、3月125口購入でき、計算すると平均購入価格89.2円で合計336口購入したことになります。

ドルコスト平均法で購入する方が、結果的により低い購入価格でたくさん購入することができていますね。

ドルコスト平均法は価格が安い時にはたくさん買うことができ、価格が高い時には少ししか買えないので高値掴みを避けることができるのです。

価格を見ながらどのくらい購入するかをいちいち考える必要がないため、ドルコスト平均法は特に投資信託などの積立投資で初心者におすすめされることが少なくありません。

ドルコスト平均法の注意点

一見お得な方法に見えるドルコスト平均法ですが、注意すべき点もあります。

価格が上昇傾向にあれば利益を期待することができますが、下降傾向にあるときは注意が必要です。

下降トレンドでは購入できる数は増えるものの損失は拡大し、損失確定を延々先延ばしすることになってしまうのです。

定期的に購入する額だけ決めればよいドルコスト平均法の場合、たまに買い付け状況を確認するだけの「ほったらかし投資」も可能になるため、価格の変動に鈍感になってしまうことも少なくありません。

仕事や家事で忙しくしばらくチェックしていない間にマーケットが下降トレンドに突入し、取り返しのつかない損失を被ってしまうこともあるのです。

下降トレンドに突入し回復の見込みがない場合は、速やかに売却して損失を最小限に食い止める「損切り」が重要になりますが、ドルコスト平均法でほったらかし投資をしていると損切りのタイミングを逃してしまうこともあるでしょう。

損切りについては損切り(ロスカット)の意味とは? 初心者の方にわかりやすく解説しますの記事に詳しくまとめてあるので、合わせてをご覧ください。

株取引でより大きな利益を上げる方法

 

ドルコスト平均法で注意すべきことは、下降トレンドで損失が拡大する可能性があること、損切りのタイミングを逃してしまう可能性があることだとお伝えしました。

株取引で利益を上げるために重要なことは「マーケットのトレンドを見極める」ことです。

株式投資では買いで玉を建てる場合は株価が下がったタイミングで株を購入し、株価が上がったタイミングで売却すれば利益を出すことができるので、それぞれの売買のタイミングを見極めることが重要になります。

特に初心者にはこの売買タイミングを見極めるのは至難の業です。

「株価が下がりきっただろう」と思って購入してもさらに株価が下がってしまったり、「株価が上がりきった今が売り時だ!」と思って売却してもさらに株価が上がり続け悔しい思いをすることも少なくありません。

そこで売買のタイミングを見極めるために有効なのが、株価のチャートを分析して値動きを予測する「テクニカル分析」という手法です。

テクニカル分析を体系的に学び地道な練習を重ねれば、株価のチャートを分析するだけで適切な売買タイミングを見極め利益を上げることができるようになるでしょう。

テクニカル分析で株価チャートをしっかりと分析して、精度の高い売買シグナルをもとにトレードをすることができれば、自然と利益額は増えていくようになるでしょう。

しかし、いきなり株式投資で利益を得られるようになるわけではありません。

まずは、しっかりと勉強をしてトレード技術を磨くことが大切です。

株の勉強方法については、初心者向け 株式投資の勉強の「正しい」やり方の記事をご覧ください。

まとめ

  • ドルコスト平均法は、投資信託の積立投資などでおすすめされることが多い
  • マーケットが下降トレンドにあると損失が拡大してしまう可能性がある
  • 株取引で利益を上げるためには株価のトレンドを見極めて売買タイミングを図ることが重要

いかがだったでしょうか?

投資に興味を持つとドルコスト平均法をおすすめされることもあると思いますが、想定外の損失を避けるためにも今回ご紹介した弊害についてしっかり把握しておくようにしましょう。

株取引でマーケットのトレンドをつかみ大きな利益を上げるには、テクニカル分析が強い味方となってくれるはずです。

当サイトではテクニカル分析を中心に株取引に役立つ情報をたくさんご紹介しています。

株式投資について興味を持たれた方は、ぜひ当サイトの記事をチェックしてみてください。

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